講座詳細情報
申し込み締切日:2019-04-10 / 文学 / 学内講座コード:19120020
『万葉集』の世界 巻三を読む
- 開催日
- 4月18日(木)、5月16日(木)、5月30日(木)、6月 6日(木)、6月20日(木)、7月 4日(木)
- 講座回数
- 6回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 13,000円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
巻三・四は、巻一・二に採録されなかった白鳳期の歌群(拾遺歌巻)に、奈良朝の歌群(今歌群)を増補した古今構造の歌巻で、記名の歌からなっています。そのうちの巻三は、三大部立である雑歌と挽歌に譬喩歌加えた構成になっており、天平五(七三三)年頃に成立したと考えられています。それは天平文化が花開き、宮廷歌人笠金村や山部赤人が活躍した万葉第三期にあたり、巻三には柿本人麻呂や山部赤人の羈旅歌、大伴旅人や山上憶良の宴歌が収録されています。この講座では、巻三の歌を一首ずつ取り上げ、その作歌事情や当時の都人の生活や美意識について講述します。
【講義概要】
第1回 4月18日(木) 雑歌(1) 二三五~二五六番歌
柿本人麻呂の羈旅歌など、一首ずつ丁寧に解説します。
第2回 5月16日(木) 雑歌(2) 二五七~二八一番歌
高市黒人の羈旅歌など、一首ずつ丁寧に解説します。
第3回 5月30日(木) 雑歌(3) 二八二~三〇五番歌
春日老の歌など、一首ずつ丁寧に解説します。
第4回 6月 6日(木) 雑歌(4) 三〇六~三二五番歌
山部赤人の富士の山を望る歌など、一首ずつ丁寧に解説します。
第5回 6月20日(木) 雑歌(5) 三二六~三五六番歌
大伴旅人の酒を讃むる歌など、一首ずつ丁寧に解説します。
第6回 7月 4日(木) 雑歌(6) 三五七~三七八番歌
笠金村の塩津山にして作る歌など、一首ずつ丁寧に解説します。
巻三・四は、巻一・二に採録されなかった白鳳期の歌群(拾遺歌巻)に、奈良朝の歌群(今歌群)を増補した古今構造の歌巻で、記名の歌からなっています。そのうちの巻三は、三大部立である雑歌と挽歌に譬喩歌加えた構成になっており、天平五(七三三)年頃に成立したと考えられています。それは天平文化が花開き、宮廷歌人笠金村や山部赤人が活躍した万葉第三期にあたり、巻三には柿本人麻呂や山部赤人の羈旅歌、大伴旅人や山上憶良の宴歌が収録されています。この講座では、巻三の歌を一首ずつ取り上げ、その作歌事情や当時の都人の生活や美意識について講述します。
【講義概要】
第1回 4月18日(木) 雑歌(1) 二三五~二五六番歌
柿本人麻呂の羈旅歌など、一首ずつ丁寧に解説します。
第2回 5月16日(木) 雑歌(2) 二五七~二八一番歌
高市黒人の羈旅歌など、一首ずつ丁寧に解説します。
第3回 5月30日(木) 雑歌(3) 二八二~三〇五番歌
春日老の歌など、一首ずつ丁寧に解説します。
第4回 6月 6日(木) 雑歌(4) 三〇六~三二五番歌
山部赤人の富士の山を望る歌など、一首ずつ丁寧に解説します。
第5回 6月20日(木) 雑歌(5) 三二六~三五六番歌
大伴旅人の酒を讃むる歌など、一首ずつ丁寧に解説します。
第6回 7月 4日(木) 雑歌(6) 三五七~三七八番歌
笠金村の塩津山にして作る歌など、一首ずつ丁寧に解説します。
備考
【教材】
・配付資料
・中西進『万葉集』全訳注・原文付(一)(講談社、1978年)690円+税
※教材は、各自購入願います。
※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。 お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
・配付資料
・中西進『万葉集』全訳注・原文付(一)(講談社、1978年)690円+税
※教材は、各自購入願います。
※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。 お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 堂野前 彰子 |
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肩書き | 明治大学経営学部兼任講師 |
プロフィール | 明治大学大学院修了、博士(文学)。日本古代文学専攻。古代日本文学における「交換・交易」についての研究を行う一方、琉球文学『遺老説伝』や韓国文学『三国遺事』の研究も行う。著書に『日本神話の男と女―「性」という視点』(三弥井書店)、『古代日本神話と水上交流』(三弥井書店)主な論文に「神話としての「一夜孕み」」、「『古事記』と交易の道」、「『常陸国風土記』に描かれた倭武天皇」、「『遠野物語』の中の蝦夷」などがある。 |