講座詳細情報
申し込み締切日:2018-09-28 / 文学 / 学内講座コード:18270029
「恋愛」の日本近代文学(3) 和泉・近代文学講座
- 開催日
- 10月 6日(土)、10月13日(土)、10月20日(土)、10月27日(土)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 4,000円
- 定員
- 60
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【講座趣旨】
日本の近代文学は恋愛や恋、あるいは男女の関わりをどのように描いてきたのでしょうか。代表的な名作を鑑賞しながら、その意味を考えてみましょう。
今回は明治期末に書かれた小説、田山花袋『蒲団』、島崎藤村『春』、永井荷風『ふらんす物語』、谷崎潤一郎『秘密』の4作品を取りあげます。
テキストは田山花袋『蒲団・重右衛門の最後』(新潮文庫)、島崎藤村『春』(新潮文庫)、永井荷風『ふらんす物語』(新潮文庫)、谷崎潤一郎『刺青・秘密』(新潮文庫)などがありますので、各自でご用意ください。
【特記事項】
【共催】杉並区教育委員会
■この講座は「オープン講座」であり、会員以外の方でもご受講いただけます。
※ただし、会員になることはできません。
■受講料は事前にお支払が必要です。
■会場: 和泉キャンパスは、京王線「明大前駅」徒歩5分です。
○【杉並区在住、在学、在勤の方】
・本講座を受講される18歳以上の杉並区在住、在学、在勤者の方は、受講料は2,000円です。
・杉並区在住、在学、在勤者の方のお申込は、「電話」「FAX」での受付となります。
(ホームページからの「オンライン申込」では割引特典が受けられせん。)
電 話:03-3296-4423(平日10:30~19:00、土曜10:30~15:30)
FAX:03-3296-4542
○【杉並区在住、在学、在勤の方以外】
「お電話」か「右上(もしくは右下)の赤いボタン」からお申し込みください。
TEL 03-3296-4423(平日10:30~19:00、土曜10:30~15:30)
■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。
(会場となる和泉キャンパス)
【講義概要】
第1回 10月 6日(土) 永井荷風『ふらんす物語』――都市と女性を見る眼
荷風のフランスでの足取りを追いながら、発表当時、発禁
処分となった本作の世界観を考察します。
第2回 10月13日(土) 田山花袋『蒲団』
――セクシュアリティとアイデンティティをめぐって
赤裸々な告白と大胆な筆致によって、文壇と世間に大きな衝撃をもたらした本作品のもつ意味について考察します。
第3回 10月20日(土) 谷崎潤一郎『秘密』――「不思議な別世界」は存在するか
「秘密」に魅せられる男の特異性について、モダニズム黎明期
の風俗・文化を手掛かりに考えていきたいと思います。
第4回 10月27日(土) 島崎藤村『春』
――明治期の文学青年 青春と恋愛、そして挫折
北村透谷が当時の文学青年たちに与えた衝撃、〈恋愛〉に対する憧れについて考察します。
日本の近代文学は恋愛や恋、あるいは男女の関わりをどのように描いてきたのでしょうか。代表的な名作を鑑賞しながら、その意味を考えてみましょう。
今回は明治期末に書かれた小説、田山花袋『蒲団』、島崎藤村『春』、永井荷風『ふらんす物語』、谷崎潤一郎『秘密』の4作品を取りあげます。
テキストは田山花袋『蒲団・重右衛門の最後』(新潮文庫)、島崎藤村『春』(新潮文庫)、永井荷風『ふらんす物語』(新潮文庫)、谷崎潤一郎『刺青・秘密』(新潮文庫)などがありますので、各自でご用意ください。
【特記事項】
【共催】杉並区教育委員会
■この講座は「オープン講座」であり、会員以外の方でもご受講いただけます。
※ただし、会員になることはできません。
■受講料は事前にお支払が必要です。
■会場: 和泉キャンパスは、京王線「明大前駅」徒歩5分です。
○【杉並区在住、在学、在勤の方】
・本講座を受講される18歳以上の杉並区在住、在学、在勤者の方は、受講料は2,000円です。
・杉並区在住、在学、在勤者の方のお申込は、「電話」「FAX」での受付となります。
(ホームページからの「オンライン申込」では割引特典が受けられせん。)
電 話:03-3296-4423(平日10:30~19:00、土曜10:30~15:30)
FAX:03-3296-4542
○【杉並区在住、在学、在勤の方以外】
「お電話」か「右上(もしくは右下)の赤いボタン」からお申し込みください。
TEL 03-3296-4423(平日10:30~19:00、土曜10:30~15:30)
■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。
(会場となる和泉キャンパス)
【講義概要】
第1回 10月 6日(土) 永井荷風『ふらんす物語』――都市と女性を見る眼
荷風のフランスでの足取りを追いながら、発表当時、発禁
処分となった本作の世界観を考察します。
第2回 10月13日(土) 田山花袋『蒲団』
――セクシュアリティとアイデンティティをめぐって
赤裸々な告白と大胆な筆致によって、文壇と世間に大きな衝撃をもたらした本作品のもつ意味について考察します。
第3回 10月20日(土) 谷崎潤一郎『秘密』――「不思議な別世界」は存在するか
「秘密」に魅せられる男の特異性について、モダニズム黎明期
の風俗・文化を手掛かりに考えていきたいと思います。
第4回 10月27日(土) 島崎藤村『春』
――明治期の文学青年 青春と恋愛、そして挫折
北村透谷が当時の文学青年たちに与えた衝撃、〈恋愛〉に対する憧れについて考察します。
備考
【教材】
配付資料
配付資料
講師陣
名前 | 冨澤 成實 |
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肩書き | コーディネータ、明治大学政治経済学部教授・明治大学史資料センター運営委員 |
プロフィール | 埼玉県生まれ。立命館大学大学院文学研究科博士課程後期課程単位取得。専攻は日本近代文学、おもに志賀直哉。共著書に『アジア学への誘い 国際地域の社会科学III』、『作家の世界体験――近代日本文学の憧憬と模索』などがある。 |
名前 | 松下 浩幸 |
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肩書き | 明治大学農学部教授 |
プロフィール | 大阪府出身。明治大学大学院修了。日本近代文学専攻。〈都市〉〈独身者〉〈ジェンダー〉をキーワードに、近代化と文学表象の関係を考察している。著書に『夏目漱石-Xなる人生-』共著書に『異文化体験としての大都市―ロンドンそして東京』『モダニズム・コレクション叢書 サラリーマン』などがある。 |
名前 | 西連寺 成子 |
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肩書き | 明治大学政治経済学部兼任講師 |
プロフィール | 神奈川県出身。明治大学大学院博士後期課程単位取得。日本近代文学専攻。ジェンダーやモダニズムの観点から石川啄木の研究をしている。著書に『啄木「ローマ字日記」を読む』(教育評論社)がある。 |
名前 | 田中 絵美利 |
---|---|
肩書き | 明治大学政治経済学部兼任講師 |
プロフィール | 明治大学大学院文学研究科博士前期課程修了後、明治大学文学部・政治経済学部・農学部・国際日本学部で兼任講師を務め、日本文学、日本語表現の授業を担当。専門は明治・大正期の日本文学におけるジェンダー表象。 |