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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-10-07 / 政治 / 学内講座コード:18220061

政治的教養としての憲法 憲法の歴史・比較と最先端

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
10月15日(月)、10月22日(月)、10月29日(月)、11月 7日(水)、11月12日(月)、11月26日(月)、12月 3日(月)、12月10日(月)
講座回数
8回
時間
15:00~16:30
講座区分
後期 
入学金
3,000円
受講料
19,000円
定員
20
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

【講座趣旨】
講座は誰でもわかる内容[のはず]です。憲法は小学校以来学校で習っていますから。国家を形成する最も大切な土台は憲法。それゆえ憲法の知識は国民の有すべき政治的な教養であり、国民主権とは、憲法を知っている[はずの]一人一人から成立っています。憲法の大きな内容は、個人が持つ人権と戦争で死ぬことのない平和。これらは世界の人々が有史以来努力してきた目標ですから、日本国憲法は世界に通じる普遍的な性格をもっています。現在は衆参に憲法調査会がおかれ、憲法改正草案が存在。私たちの生活の根本が問われている[はずな]のです。
3つの[はず]は大丈夫でしょうか?本講座で憲法の歴史や理論、外国との比較を学びつつ憲法議論の最前線に触れ、「はず」をしっかりした「知識」として身につけ、憲法とは何かについて深く考える機会としてみませんか。今年度も、現代の憲法議論の多様化・専門化に対し、国際平和の専門家、個人情報保護の専門家、弁護士を授業パートナーとして迎えるなどして、皆さんのさらに知りたいこと、議論したいことに応えます。

【特記事項】
※ 第7回11月7日のみ水曜日

※ 第7回(フィールドワーク)は、東京地裁(刑事部)の裁判傍聴を予定しています。
傍聴後、地裁隣の弁護士会館内で、裁判について講義・質疑を行います。

※ フィールドワークに関わる費用は、東京地裁までの交通費のみ

【講義概要】
第1回 10月15日(月) 総論 憲法の歴史(世界)と日本国憲法
憲法の歴史?近代憲法の3つの原理? 基本的人権とは?立憲主義とは?

第2回 10月22日(月) 国民主権と象徴天皇制
象徴天皇制とは? 天皇はいつでも退位できるか?象徴天皇制と国民主権との関係は?

第3回 10月29日(月) 平和主義と憲法
9条の内容は? 9条と日米安保? 9条の「歴史」? 自衛隊のPKO派遣とは? 駆けつけ警護は?

第4回 11月 7日(水) 個人の尊重とプライバシー
個人の尊重、幸福追求権とは? プライバシーとは? グーグル削除事件とは? GPSは?

第5回 11月12日(月) 表現の自由
表現の自由とは?言論自由と萎縮効果とは?表現の自由の「歴史」? 共謀罪は? 差別的表現とは?

第6回 11月26日(月) 私人間と憲法
私人同士に憲法は適用される? 就職時、企業内、家族関係、ゴルフクラブ入会と憲法問題?

第7回 12月 3日(月) 【フィールドワーク】東京地方裁判所(刑事部)
裁判を受ける権利:裁判を受けるのは権利? 裁判員裁判? 東京地裁で裁判は実際どのように行われているか?

第8回 12月10日(月) まとめ: 憲法改正と立憲主義
憲法改正草案の内容は? トランプ大統領と憲法?違憲審査制、再び立憲主義とは?

備考

【教材】
配付資料

講師陣

名前 清野 幾久子
肩書き コーディネータ、明治大学専門職大学院法務研究科教授、弁護士
プロフィール 単著『戦争はなくせないの?』(あかね書房、2001年初版)、共著『憲法の国際協調主義の展開ードイツとヨーロッパ・・』(敬文堂、2012年)、Der Wienerwald und Tokyo als ?Stadt ohne Wald“ in den 90er Jahren(Wien,2013)、単著「大規模災害と生命・生存・健康―三・一一福島第一原発事故後の環境権論」(公法研究76,2014)、編著書『復興経済の原理及若干問題』(福田徳三著作集17巻(信山社、2016年)など。
名前 城 秀孝
肩書き 神田外語大学講師
プロフィール 共編著『18歳からわかる 平和と安全保障のえらび方』大月書店、 2016年)、共著・広島市立大学広島平和研究所編『平和と安全保障を考える事典』(法律文化社、2016年)、論文「『PKO等協力法』改定案」(森英樹編『安保関連法総批判 ― 憲法学からの「平和安全」法制分析』(別冊法学セミナー、新・総合特集シリーズ7、2015年)所収など。
名前 大谷 和子
肩書き 株式会社日本総合研究所執行役員・法務部長
プロフィール 東北大学法学部卒業。現在株式会社日本総合研究所・法務部長。専攻民法、情報法。主要著書『インターネットと法』(高橋・松井編、第4章担当、有斐閣、1999年)ほか多数。
名前 由岐 和広
肩書き 弁護士、東京ブライト法律事務所所長
プロフィール 早稲田大学法学部卒業、昭和56年司法試験合格、弁護士。平成9年由岐・豊崎・榎本法律事務所(現・東京ブライト法律事務所)設立。明治大学法科大学院、明治大学法学部にてゲスト講師(憲法)。弁護士会関係では、日弁連常務理事、 東京弁護士会副会長(平成21年度)などを歴任。 新宿簡易裁判所設立に貢献。
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