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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-07-13 / 文学 / 学内講座コード:18170008

源氏物語と歴史の接点

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
7月21日(土)、 7月21日(土)、 7月21日(土)、 7月21日(土)
講座回数
4回
時間
10:30~17:00
講座区分
前期 
入学金
3,000円
受講料
4,000円
定員
130
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
源氏物語の作者・紫式部は、物語を読んで感心した一条天皇の評価を契機とし「日本紀の御局」と渾名(あだな)されます。実際、源氏物語には、「日本紀」(史書)を意識した内容が随所に見られます。また、中世の古注釈書は、それらを物語の「准拠」として指摘してきました。一方で、そのように各時代に編まれた注釈書は、その時代の物の捉え方を示す指標となります。さらに、再び物語の時代に注目してみますと、当時の貴族たちが編んでいた日記類があります。このように、様々な角度から、源氏物語と歴史との接点を探っていく予定です。今回は、特別企画として、研究者四人の講演の後、質疑応答とディスカッションを行います。源氏物語に興味がある方はもちろん、歴史や文化に興味がある方もぜひお気軽にお越し下さい。

【特記事項】
【後援】千代田区

【申込方法】 事前予約制です(全席自由、先着130名)
「お電話」か「右上(もしくは右下)の赤いボタン」からお申し込みください。
TEL 03-3296-4423(平日10:30~19:00、土曜10:30~15:30)

■ この講座は「オープン講座」であり、会員以外の方でもご受講いただけ
ます。※ただし、会員になることはできません。

■受講料は、事前にお支払いが必要です。受付の際に『受講のご案内』をご提示ください。

■会場:明治大学 駿河台キャンパス
※駿河台キャンパスは、JR「御茶ノ水」徒歩3分、丸の内線「御茶ノ水」徒歩3分、千代田線「新御茶ノ水」徒歩5分、新宿線・半蔵門線・三田線「神保町」徒歩5分です。

■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。

【講義概要】
第1回 7月21日(土) 源氏物語と日本紀(10:30~11:30)
源氏物語と紫式部日記中に見える「日本紀」の記述を中心にお話しします

第2回 7月21日(土) 源氏物語と准拠(11:40~12:40)
物語に描かれる三代の治世(桐壺帝・朱雀帝・冷泉帝)と史上の治世との重なりを中心にお話しします

第3回 7月21日(土) 源氏物語の注釈書と歴史(13:40~14:40)
中世の古注釈書に見える源氏物語三箇の秘事の一つ「揚名介」の事を中心にお話しします

第4回 7月21日(土) 源氏物語と平安貴族の日記(14:50~15:50)
男性貴族の日記と物語との接点を中心にお話しします
その後、担当者全員にて質疑・討論(16:00~17:00)

備考

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 湯淺 幸代
肩書き コーディネータ・明治大学文学部准教授
プロフィール 1975年福岡県生まれ。明治大学大学院博士後期課程修了。 博士(文学)。主な論文に「光源氏の六条院─源融と宇多上皇の河原院から─」(日向一雅編『源氏物語の礎』青簡舎、2012年)「朱雀院行幸の舞人・光源氏の菊の「かざし」─紅葉と菊の「かざし」の特性、及び対照性から─」(『日本文学』第56巻第9号、2007年9月)、「嵯峨天皇と「花宴」巻の桐壺帝―仁明朝に見る嵯峨朝復古の萩花宴を媒介として―」(『中古文学』第76号、2005年10月)がある。
名前 袴田 光康
肩書き 静岡大学人文社会科学学部言語文化学科准教授
プロフィール 1964年仙台市生まれ。明治大学大学院博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。著作に『源氏物語の史的回路―皇統回帰の物語と宇多天皇の時代―』(2009年・おうふう)ほか論文多数。仏教説話、『白氏文集』の受容、東国の文学など、幅広く平安文学を研究している。
名前 渡辺 滋
肩書き 山口県立大学国際文化学部准教授
プロフィール 1973年横浜生まれ。上智大学文学部史学科卒業、明治大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程修了。博士(史学)(明治大学)。専攻は日本古代史。著書に『古代・中世の情報伝達―文字と音声・記憶の機能論』(八木書店、2010年)、論文に「 平安期の古文書研究における現物調査の意義」(湯山賢一 編『古文書料紙論叢 』勉誠出版、2017年6月)、「揚名国司論 : 中世的身分表象の創出過程 」(『史学雑誌』123-1、2014年1月)などがある。?
名前 加藤 友康
肩書き 明治大学大学院文学研究科特任教授
プロフィール 1948年東京都生まれ。東京大学文学部卒。同大学院人文科学研究科博士課程中退。専攻は日本古代史。東京大学史料編纂所において『大日本史料』の編纂と正倉院文書の調査研究に従事。編著『古代文書論―正倉院文書と木簡・漆紙文書』(東京大学出版会)、『日本の時代史 6』(吉川弘文館)他多数。
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