大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座趣旨】
日中英では文学作品や文学作品の翻訳を発表し、そのほかにも四つの言語の学習歴を持ち、15歳から英語を教えているおりまり(こと織世万里江)先生が、長年の語学歴と教育歴の経験を生かして、語学学習の極意を伝授する講座です。先生が100分間一方的にお話しする講義ではなく、英語アクティビティ、プチ言語実験、朗読や寸劇の発表(希望者のみ)を通して、みんなで一緒に言語習得のさまざまな側面を考えていくようなインターアクティブな(交流のある)講座です。本講座では英語学習に焦点を当てますが、英語以外の言語の学習にももちろん通用するでしょう。英語力が伸び悩んでいる方、英語力に磨きをかけたい方、バイリンガル・マルチリンガルになりたい方……教室でお会いして、語学学習について語らい合いましょう。

【特記事項】
【英語レベル:3】
レベルの詳細は「英語講座レベル選択の目安」をご参照ください。

■申込締切日:4月20日(金)

■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。

【講義概要】
第1回 4月28日(土) 言葉とは何か、言葉を覚えることとは何か
コミュニケーションの原点に戻り、言葉のありがたみを再認識し、言語習得の本質を考えなおそう

第2回 5月12日(土) 語学はコトバだけではない
日本語で言えることが英語でも言えたら、英語話者と問題なくコミュニケーションができる?モノリンガルの勘違いを考えなおそう

第3回 5月26日(土) 音と形のインプット:耳と目の感度を上げよう
簡単な単語が聞き取れない・読むのが遅いのはなぜ?言葉の再認を考えなおそう

第4回 6月 9日(土) 発音・語彙の身につけ方
発音は通じればいい?語彙は暗記するもの?発音と語彙にまつわる誤解を考えなおそう

第5回 6月23日(土) 文法・表現の覚え方
「文法問題を解く=数式を解く」という図式を考えなおそう

第6回 7月 7日(土) 「ポリ」の憂鬱+発表(希望者のみ)
バイリンガル・マルチリンガルになりたいと思うなら、ボードレールの「パリの憂鬱」を知らなくても、ポリグロット(複数言語話者)の日常的な悩みを知ろう/(希望者のみ)英語朗読・英語寸劇を発表しよう

【ガイダンス・デモレッスン】
■4月14日(土)13:00～13:30
■4月16日(月)18:00～18:30
※会場:駿河台キャンパス(アカデミーコモン11階)

※受講後のレベル不一致を避けるため、ガイダンスへの参加を強くお勧めします。
※無料・予約不要

【教材】
配付資料

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	織世 万里江
肩書き	明治大学経営学部准教授
プロフィール	北京生まれ。東京大学・[英]ノッティンガム大学にて英文学を学ぶ。博士号取得。東京大学助教を務めたのち明治大学に就任、現在、准教授(英語)。17歳でTOEFL640点(677点満点中)取得。院生時代、ジャパンタイムズ主催英語レシテーションコンテスト「一般の部」優勝、英文短編小説がパフィン出版社(ペンギン社支社)の小説集に収録される。2009年に伊豆文学賞入賞。マルチリンガルで、地球のあちこちで通訳なしのぶらり旅をしている。