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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-04-19 / 文学 / 学内講座コード:18120017

地域から見た古代文学XIV 『風土記』逸文を読む

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
4月27日(金)、 5月11日(金)、 5月25日(金)、 6月 8日(金)、 6月22日(金)、 7月13日(金)
講座回数
6回
時間
15:00~16:30
講座区分
前期 
入学金
3,000円
受講料
13,000円
定員
40
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
本年は『風土記』逸文を取り上げます。逸文という断片ではありますが、それら伝承から様々な問題やテーマが浮き彫りになってくることでしょう。古代日本の地域とその風土について考える時、忘れてはならないのは地域を取り巻く環境です。古代での主な交通手段は船であったことからすると、風土形成において最も重要であったのは水上交通でした。この講座ではそのような水上交通に注目し、「地域」について考えてみたいと思います。

【講義概要】
第1回 4月27日(金) 『山城国風土記』逸文
賀茂伝承を中心に取り上げ、琵琶湖水系について講述します。

第2回 5月11日(金) 『摂津国風土記』逸文
夢野伝承や美奴売松原伝承などを取り上げ、瀬戸内海の海上交通について講述します。

第3回 5月25日(金) 『伊勢国風土記』逸文
伊勢国号起源譚などを取り上げ、東国への出港地としての伊勢について講述します。

第4回 6月 8日(金) 『尾張国風土記』逸文
熱田神宮に祀られる建稲種命について講述します。

第5回 6月22日(金) 古代東海道諸国の伝承
『風土記』逸文の参考資料などを取り上げ、古代東海道について考えます。

第6回 7月13日(金) 『常陸国風土記』逸文
信太郡の伝承などを取り上げ、「日高見国」について考えます。

備考

【教材】
配付資料

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 永藤 靖
肩書き コーディネータ,元明治大学文学部教授
プロフィール 明治大学卒業。博士(文学)。著書に『古代日本文学と時間意識』(未来社)、『時間の思想』(教育社)、『中世日本文学と時間意識』(未来社)、『風土記の世界と日本の古代』(大和書房)、『古代説話の変容』(勉誠社)、『日本霊異記の新研究』(新典社)、『琉球神話と古代ヤマト文学』(三弥井書店)、『古代仏教説話の方法』(三弥井書店)、『日本神話と風土記の時空』(三弥井書店)など。
名前 堂野前 彰子
肩書き 明治大学経営学部兼任講師
プロフィール 明治大学大学院修了、博士(文学)。日本古代文学専攻。古代日本文学における「交換・交易」についての研究を行う一方、琉球文学『遺老説伝』や韓国文学『三国遺事』の研究も行う。著書に『古代日本神話と水上交流』(三弥井書店)、『日本神話の男と女』(三弥井書店)、主な論文に「神話としての「一夜孕み」」、「『古事記』と交易の道」、「『常陸国風土記』に描かれた倭武天皇」、「『遠野物語』の中の蝦夷」などがある。
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