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講座詳細情報

申し込み締切日:2017-09-20 / その他資格 / 学内講座コード:17230005

図書館員のためのブラッシュアップ講座 X VI すべての人に開かれた図書館サービスを目指して

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
9月28日(木)、10月12日(木)、10月26日(木)、11月 9日(木)、11月21日(火)、11月30日(木)、12月14日(木)、 1月11日(木)、 1月16日(火)、 1月25日(木)、 2月 8日(木)、 2月22日(木)、 3月 8日(木)
講座回数
13回
時間
19:00~20:30 ※12月14日(木)は19:30~21:00
講座区分
後期 
入学金
3,000円
受講料
19,500円
定員
35
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

【講座趣旨】
ランガナタンの「図書館は成長する有機体である」(森耕一訳)をモットーとして、開始した本講座も第16回を迎えることとなりました。わが国のみならず、世界中に取り組むべき課題が山積している今日です。多様な関心を抱き、また、さまざまな問題を抱えておられる利用者に対応するためには、広く深い知識と技術を駆使することが肝要であると思われます。今秋も12名の専門家を講師として迎え、今日の社会が抱える問題について、原因の解明、取り組むべき方向などを解説していただきます。私どもは、講師の解説を咀嚼し、それぞれの持ち場で、何ができるかを考え、可能なことからとりくむことが望まれます。2016年10月、 日本弁護士連合会(日弁連)は「2020年までに死刑制度の廃止を目指す」との宣言を採択しました。これを機に、諸外国の死刑制度についてお話しをいただく機会を設けました。また、数年来、難民の問題がヨーロッパ諸国をはじめ、世界中に大きな問題を投げかけています。今秋は、シリアの状況について、学ぶ機会もつくりました。みなさまのご参加をお待ちしております。

*なお、受講対象は、原則として司書有資格者および司書資格修得中の方とさせていただきます。
*本講座は日本図書館協会認定司書資格申請をする際、研修のポイントになります。

【特記事項】
■申込締切日:9月20日(水)

◎講義内容、フィールドワーク先は変更になる場合がございます。
◎交通費などフィールドワークに関わる費用は受講生自身のご負担となります。
◎フィールドワークに伴う書類を別途ご提出いただきます(初回講義でご案内いたします)。
◎フィールドワークは、15:00~17:00を予定しています。通常の講座時間と異なりますのでご注意下さい。
◎本講座は、割引対象外です。

■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。

【後援】日本図書館協会

【講義概要】
第1回 9月28日(木) ウエブ/IoT社会のなかの図書館
その役割と可能性、そして解明。

第2回 10月12日(木) 知と情報へのアクセスを阻むもの(予定)
貧困と障害の問題を中心に。

第3回 10月26日(木) ヒューマン ライブラリー(予定)
障害者やセクシュアルマイノリティなど誤解や偏見を受けやすい人々に本になっていただき、利用者に貸し出す試み。

第4回 11月 9日(木) 死刑という刑罰を考える
諸外国の制度から見えてくるもの

第5回 11月21日(火) 刑罰制度を考える(予定)
作家と映像製作活動を通じて、考えた刑罰の問題について話す。

第6回 11月30日(木) 北タイ農村部で図書館を運営するということ
図書館司書の知識が全くない全盲女性として、7年間活動を続けてきた中で感じる図書館の意義をシェアします。

第7回 12月14日(木) 難民として異国で生きる(予定)
トルコにおけるシリア難民の現状と難民として異国で生きるシリア人のライフストーリー

第8回 1月11日(木) 障害者の権利と図書館サービス(予定)
アジア諸国における実践について紹介し、わが国のあり方を考えたい。

第9回 1月16日(火) コンテンツは民主化をめざす 表現のためのメディア技術
メディアと現実はいまや相互に浸透しつつある。インターネットの普及やメディア技術の発達を背景とした先端的な表現が、社会にもたらすイノベーションとは?

第10回 1月25日(木) 高齢者の健康医療情報
図書館における高齢者への医療情報提供のありようについて考える。

第11回 2月 8日(木) こっそりごっそりまちをかえよう
つくる時代からつかう時代へ。これからの社会に本当に必要な場所、新しい公共空間とは。

第12回 2月22日(木) 利用状況から図書館デザインのヒントを掴む
建築とは変えていけるもの。何気ない日常利用の観察から改善へのヒントは多く見つかるはず。魅力アップに向け大きな力となるデザイン感覚は、これからの図書館運営に必須のスキルといえる。

第13回 3月 8日(木) 【フィールドワーク】防災図書館(予定)
※15:00 ~17:00

備考

【ガイダンス・デモレッスン】
■9月7日(木)19:00~20:00

※会場:駿河台キャンパス(アカデミーコモン11階)
※ガイダンスへの参加を強くお勧めします。
※無料・予約不要

※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。
 お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 阪田 蓉子
肩書き 元明治大学文学部教授、日本図書館文化史研究会元代表
プロフィール 講座コーディネータ
図書の文化史および地域情報サービスが研究課題。国際基督教大学教養学部卒、東京大学大学院教育学研究科修士課程修了。教材用DVD監修「多様な図書館サービス-現場からのルポルタージュ」。明治大学図書館情報学研究会会長。
名前 岡本 真
肩書き アカデミック・リソース・ガイド株式会社代表取締役/プロデューサー
プロフィール 1973年生まれ。1997年、国際基督教大学(ICU)卒業。編集者等を経て、1999年、ヤフー株式会社に入社。Yahoo!知恵袋等の企画・設計を担当。2009年に同社を退職し、1998年に創刊したメールマガジンACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)を母体に、アカデミック・リソース・ガイド株式会社を設立。
名前 みわ よしこ
肩書き フリーランス・ライター
プロフィール 1963年、福岡県生まれ。根深い貧困・格差・差別の存在する地域で生育。東京理科大学大学院修士課程修了後、電気メーカーの企業内研修者を経て、科学・技術ライターに。2005年、中途障害者となり、日本の福祉政策に直面する。2011年の東日本大震災以後、社会保障削減が本格化したことから、生活保護を中心に社会保障に執筆活動を展開。著書は『生活保護リアル』(日本評論社)・『おしゃべりなコンピュータ』(丸善出版)など。
名前 横田 雅弘
肩書き 明治大学国際日本学部教授
プロフィール 1953年東京生まれ。1977年上智大学文学部(心理学専攻)卒。1977年ポリドールレコード(株)入社。1984年米ハーバード大学大学院修士課程(カウンセリング・心理学専攻)修了。1987年一橋大学商学部専任講師。1992年同助教授。1996年同留学生センター助教授。1999年同教授。2008年より現職。
名前 海渡 双葉
肩書き 弁護士
プロフィール 明治大学法学部卒。日弁連・刑事拘禁制度改革実現本部委員。イギリス、フランス、スペイン、台湾などの刑事施設を視察。監獄人権センター(CPR)、反貧困えっとワーク神奈川、秘密保護法対策弁護団などで活躍。第4次基地爆音訴訟や原発事故情報公開弁護団など、行政を相手方とする弁護団事件にも取り組む。
名前 森 達也
肩書き 映画監督・作家 明治大学情報コミュニケーション学部特任教授
プロフィール 1998年にドキュメンタリー映画『A』を公開。ベルリンなど世界各国の国際映画祭に招待される。2001年、『A2』が、山形国際ドキュメンタリー映画祭で特別賞・市民賞を受賞する。同時期に執筆も始める。2011年に『A3』(集英社)が講談社ノンフィクション賞を受賞。また2012年にはドキュメンタリー映画『311』を発表。
名前 堀内 佳美
肩書き 「アークどこでも本読み隊」代表
プロフィール 1983年高知県吾川郡春野町(現高知市)に生まれる。生まれつきほぼ全盲。小学校から高校にかけて盲学校で教育を受ける。高校3年次、アメリカミネソタ州に留学中、タイ、国際協力、というキーワードに出会う。国際基督教大学2年生にあがる春、初めてタイを訪れる。大学3年次、交換留学生として1年間バンコクに滞在。卒業後、都内証券会社、インドでの1年を経て、2010年より「アークどこでも本読み隊」を立ち上げ、現在に至る。
名前 岸 磨貴子
肩書き 明治大学国際日本学部特任准教授
プロフィール 大学在学中、アフリカから中米まで少数民族や僻地に住む人びとの生活のフィールドワークを行う。2012年から2年間、国際ボランティアとしてシリアの国連機関(UNRWA)にてパレスチナ難民の教育支援に従事。帰国後もシリアで内戦がはじまる2011年までUNRWAと連携し教育開発プロジェクトを実施。他に、ミャンマー、エジプト、インド、中国の教育支援に関わっている。現在、トルコのシリア難民支援のための実践研究中。
名前 河村 宏
肩書き デイジーコンソーシアム理事
プロフィール 東京大学総合図書館、日本障害者リハビリテーション協会情報センター、国立障害者リハビリテーションセンター研究所を経て現職。障害者の完全参加を目標に、DAISYの研究開発を軸に知識共有のありかたを模索。
名前 宮下 芳明
肩書き 明治大学総合数理学部先端メディアサイエンス学科教授・学科長
プロフィール 1976年イタリア国フィレンツェ生まれ。明治大学総合数理学部教授。千葉大学にて画像工学、富山大学大学院にて音楽教育を専攻、北陸先端科学技術大学院大学にて博士号(知識科学)取得、優秀修了者賞受賞。2007年度より明治大学理工学部に着任。2013年度より総合数理学部先端メディアサイエンス学科に移籍、現在に至る。
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