講座詳細情報
申し込み締切日:2017-09-11 / 文学 / 学内講座コード:17220012
『遠野物語』とその周辺
- 開催日
- 9月19日(火)、10月 3日(火)、10月17日(火)、11月 7日(火)、11月21日(火)、12月 5日(火)
- 講座回数
- 6回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 13,000円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
『遠野物語』の世界を考える時、忘れてならないのは東北における「異界」の近さです。東北において「異界」は、日常のくらしのすぐそばに存在しています。この講座ではそのような世界観を理解するために、東北地方に伝わる昔話や伝説、民俗や信仰などを取り上げ、半期ごとに共通テーマを設定して講述していきます。今期は「遠野のはじまり」についてです。時に佐々木喜善や宮沢賢治、伊能嘉矩などの著書にも言及し、『遠野物語』解釈のさらなる深化を目指します。
【講義概要】
第1回 9月19日(火) 神話と夢
神話における夢とは何か、記紀神話などと比較しながら講述します。
第2回 10月 3日(火) 峠の上で考える(1)
遠野郷を取り囲むいくつもの峠に立ち尽くし、人間、いかに生きるかを問い直します。
第3回 10月17日(火) 遠野の天女伝承
各地に伝わる天女伝承との比較をしながら、遠野の天女伝承の特徴について講述します。
第4回 11月 7日(火) 鮭に乗ってきた人々
はじめて遠野に来た人々は何故鮭に乗ってきたのか、その理由について考えます。
第5回 11月21日(火) 峠の上で考える(2)
遠野郷を取り囲むいくつもの峠に立ち尽くし、人間、いかに生きるかを問い直します。
第6回 12月 5日(火) 大同の家
遠野の始祖が「大同」という平安時代の年号を名乗ることについて、考えます。
『遠野物語』の世界を考える時、忘れてならないのは東北における「異界」の近さです。東北において「異界」は、日常のくらしのすぐそばに存在しています。この講座ではそのような世界観を理解するために、東北地方に伝わる昔話や伝説、民俗や信仰などを取り上げ、半期ごとに共通テーマを設定して講述していきます。今期は「遠野のはじまり」についてです。時に佐々木喜善や宮沢賢治、伊能嘉矩などの著書にも言及し、『遠野物語』解釈のさらなる深化を目指します。
【講義概要】
第1回 9月19日(火) 神話と夢
神話における夢とは何か、記紀神話などと比較しながら講述します。
第2回 10月 3日(火) 峠の上で考える(1)
遠野郷を取り囲むいくつもの峠に立ち尽くし、人間、いかに生きるかを問い直します。
第3回 10月17日(火) 遠野の天女伝承
各地に伝わる天女伝承との比較をしながら、遠野の天女伝承の特徴について講述します。
第4回 11月 7日(火) 鮭に乗ってきた人々
はじめて遠野に来た人々は何故鮭に乗ってきたのか、その理由について考えます。
第5回 11月21日(火) 峠の上で考える(2)
遠野郷を取り囲むいくつもの峠に立ち尽くし、人間、いかに生きるかを問い直します。
第6回 12月 5日(火) 大同の家
遠野の始祖が「大同」という平安時代の年号を名乗ることについて、考えます。
備考
【教材】
レジュメ資料
柳田国男著『新版遠野物語』(角川ソフィア文庫、2004年)520円+税
※教材は、各自購入願います。
※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
レジュメ資料
柳田国男著『新版遠野物語』(角川ソフィア文庫、2004年)520円+税
※教材は、各自購入願います。
※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 立野 正裕 |
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肩書き | 明治大学名誉教授 |
プロフィール | 福岡県生まれ。岩手県立遠野高校卒業後、明治大学文学部に入学。同大学文学部教員として英米文学と西洋文化史を研究。「道の精神史」を構想し、ヨーロッパへの旅を重ね続ける。著書に『精神のたたかい――非暴力主義の思想と文学』、『黄金の枝を求めて――ヨーロッパ思索の旅』、『世界文学の扉をひらく』(現在三巻まで刊行中)、『日本文学の扉をひらく』(第一巻刊行中)『紀行 失われたものの伝説』、『紀行 星の時間を旅して』、『洞窟の反響』、『未完なるものへの情熱』など。 |
名前 | 堂野前 彰子 |
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肩書き | 明治大学経営学部兼任講師 |
プロフィール | 明治大学大学院修了、博士(文学)。日本古代文学専攻。古代日本文学における「交換・交易」についての研究を行う一方、琉球文学『遺老説伝』や韓国文学『三国遺事』の研究も行う。著書に『古代日本神話と水上交流』(三弥井書店)、『日本神話の男と女』(三弥井書店)、主な論文に「神話としての「一夜孕み」」、「『古事記』と交易の道」、「『常陸国風土記』に描かれた倭武天皇」、「『遠野物語』の中の蝦夷」などがある。 |