講座詳細情報
申し込み締切日:2017-09-21 / 文学 / 学内講座コード:17220011
地域から見た古代文学XIII 『肥前国風土記』を読む
- 開催日
- 9月29日(金)、10月13日(金)、10月27日(金)、11月10日(金)、11月24日(金)、12月 1日(金)
- 講座回数
- 6回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 13,000円
- 定員
- 40
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
今期は『肥前国風土記』を講読形式で丁寧に読みます。講読によって様々な問題やテーマが浮き彫りになってくることでしょう。地誌でもある『風土記』は、当然のことながらその風土を濃厚に描いています。『肥前国風土記』において特徴的なのはその地理感覚で、海は二つの地域を隔てるものではなく、むしろ繋ぐものでした。そのような古代肥前国の風土と人々の生活について考えてみたいと思います。
【講義概要】
第1回 9月29日(金) 総記・基肄郡
「肥国」の起源やヒメコソの神について講述します。
第2回 10月13日(金) 養父郡・三根郡
古代人にとって犬や鳥が何を意味するのか考えます
第3回 10月27日(金) 神崎郡・佐嘉郡
肥前国における交通妨害の神について講述します。
第4回 11月10日(金) 小城郡・松浦郡(1)
松浦郡の弟日姫子伝承を三輪山型伝承と比較して講述します。
第5回 11月24日(金) 松浦郡(2)・杵島郡・藤津郡
松浦郡の土蜘蛛について講述します。
第6回 12月 1日(金) 彼杵郡・高来郡
古代の「玉」が何を象徴するのか考えます。
今期は『肥前国風土記』を講読形式で丁寧に読みます。講読によって様々な問題やテーマが浮き彫りになってくることでしょう。地誌でもある『風土記』は、当然のことながらその風土を濃厚に描いています。『肥前国風土記』において特徴的なのはその地理感覚で、海は二つの地域を隔てるものではなく、むしろ繋ぐものでした。そのような古代肥前国の風土と人々の生活について考えてみたいと思います。
【講義概要】
第1回 9月29日(金) 総記・基肄郡
「肥国」の起源やヒメコソの神について講述します。
第2回 10月13日(金) 養父郡・三根郡
古代人にとって犬や鳥が何を意味するのか考えます
第3回 10月27日(金) 神崎郡・佐嘉郡
肥前国における交通妨害の神について講述します。
第4回 11月10日(金) 小城郡・松浦郡(1)
松浦郡の弟日姫子伝承を三輪山型伝承と比較して講述します。
第5回 11月24日(金) 松浦郡(2)・杵島郡・藤津郡
松浦郡の土蜘蛛について講述します。
第6回 12月 1日(金) 彼杵郡・高来郡
古代の「玉」が何を象徴するのか考えます。
備考
【教材】
レジュメ資料
※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
レジュメ資料
※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 堂野前 彰子 |
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肩書き | 明治大学経営学部兼任講師 |
プロフィール | 明治大学大学院修了、博士(文学)。日本古代文学専攻。古代日本文学における「交換・交易」についての研究を行う一方、琉球文学『遺老説伝』や韓国文学『三国遺事』の研究も行う。著書に『古代日本神話と水上交流』(三弥井書店)、『日本神話の男と女』(三弥井書店)、主な論文に「神話としての「一夜孕み」」、「『古事記』と交易の道」、「『常陸国風土記』に描かれた倭武天皇」、「『遠野物語』の中の蝦夷」などがある。 |
名前 | 永藤 靖 |
---|---|
肩書き | コーディネータ,元明治大学文学部教授 |
プロフィール | 明治大学卒業。博士(文学)。著書に『古代日本文学と時間意識』(未来社)、『時間の思想』(教育社)、『中世日本文学と時間意識』(未来社)、『風土記の世界と日本の古代』(大和書房)、『古代説話の変容』(勉誠社)、『日本霊異記の新研究』(新典社)、『琉球神話と古代ヤマト文学』(三弥井書店)、『古代仏教説話の方法』(三弥井書店)、『日本神話と風土記の時空』(三弥井書店)など。 |