講座詳細情報
申し込み締切日:2017-04-06 / 政治 / 学内講座コード:17120065
Wikileaks以前 秘録・史録から読み解く日本政治 日本政界再編史 冷戦崩壊前後
- 開催日
- 4月14日(金)、 4月28日(金)、 5月12日(金)、 5月26日(金)、 6月 9日(金)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 14,000円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
【講座趣旨】
戦後日本政治に新保守主義という一時代を画した中曽根政治後、自民党政治は竹下―宇野―海部―宮澤の4内閣により崩壊期をむかえることになる。角栄型政治の嫡流となる竹下内閣は内紛と腐敗で混乱に陥り、臨時交代をした宇野内閣はさらに混迷を深めることとなった。構造汚職による政権危機に対応した海部内閣は、戦後の日本人材育成を象徴したサラリーマン総理であり、リーダーシップを発揮することなく、55年体制の最後を安保の生き証人・宮澤が担当することとなる。冷戦とバブルの崩壊と天皇崩御という戦後政治の3つの主旋律の崩壊期における政局を通観し、冷戦崩壊とは日本戦後政治にとって何だったのかを振り返る。
【講義概要】
第1回 4月14日(金) 嫡流たちの紛擾 竹下登
80年代末から90年代にかけて政局の軸となった旧田中派の内紛と竹下内閣をみていく。
第2回 4月28日(金) 自民党政治の闇
皇民党事件、東京佐川急便事件、暴力団等、竹下政治は旧田中政治の闇の嫡流でもあった。
第3回 5月12日(金) 閉ざされた政治改革 海部俊樹
サラリーマン的総理、海部俊樹は良くも悪くも戦後日本人の象徴であった。
第4回 5月26日(金) 崩壊と問題の噴出 宮澤喜一
親米護憲ハト派で清濁を合わせ飲んできた戦後政治の生証人が55年体制の最後の総理となった。
第5回 6月 9日(金) 激変期の世界の中の日本
激動の始まった世界の中の日本と日本政治を改めて検証・再考してみる。
戦後日本政治に新保守主義という一時代を画した中曽根政治後、自民党政治は竹下―宇野―海部―宮澤の4内閣により崩壊期をむかえることになる。角栄型政治の嫡流となる竹下内閣は内紛と腐敗で混乱に陥り、臨時交代をした宇野内閣はさらに混迷を深めることとなった。構造汚職による政権危機に対応した海部内閣は、戦後の日本人材育成を象徴したサラリーマン総理であり、リーダーシップを発揮することなく、55年体制の最後を安保の生き証人・宮澤が担当することとなる。冷戦とバブルの崩壊と天皇崩御という戦後政治の3つの主旋律の崩壊期における政局を通観し、冷戦崩壊とは日本戦後政治にとって何だったのかを振り返る。
【講義概要】
第1回 4月14日(金) 嫡流たちの紛擾 竹下登
80年代末から90年代にかけて政局の軸となった旧田中派の内紛と竹下内閣をみていく。
第2回 4月28日(金) 自民党政治の闇
皇民党事件、東京佐川急便事件、暴力団等、竹下政治は旧田中政治の闇の嫡流でもあった。
第3回 5月12日(金) 閉ざされた政治改革 海部俊樹
サラリーマン的総理、海部俊樹は良くも悪くも戦後日本人の象徴であった。
第4回 5月26日(金) 崩壊と問題の噴出 宮澤喜一
親米護憲ハト派で清濁を合わせ飲んできた戦後政治の生証人が55年体制の最後の総理となった。
第5回 6月 9日(金) 激変期の世界の中の日本
激動の始まった世界の中の日本と日本政治を改めて検証・再考してみる。
備考
【教材】
レジュメ資料
レジュメ資料
講師陣
名前 | 川島 高峰 |
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肩書き | 明治大学情報コミュニケーション学部准教授(政治学博士) |
プロフィール | 主著『流言投書の太平洋戦争』講談社学術文庫、訳書『昭和天皇』講談社学術文庫(2001年米国ピュリッツァ賞受賞作品)。 編集・解説『敗戦時全国治安情報』(全7巻)、監修・解説『占領軍治安諜報月報』(全14巻)、監修・解説『米軍占領下の反戦平和運動』等、これまで多くの治安情報史料の収集・編纂を行ってきた。 |