検索:

トップ > 講座詳細


講座詳細情報

申し込み締切日:2017-04-05 / 文学 / 学内講座コード:17120013

源氏物語を読み直す(15)―歴史・文化史・文学史から― 光源氏の晩年――紫の上の死と光源氏の出家

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
4月13日(木)、 4月27日(木)、 5月11日(木)、 5月25日(木)、 6月 8日(木)、 6月15日(木)、 6月22日(木)、 7月 6日(木)、 7月13日(木)、 7月20日(木)
講座回数
10回
時間
13:00~14:30
講座区分
前期 
入学金
3,000円
受講料
23,000円
定員
40
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

関連講座

講座詳細

【講座趣旨】
本講座では源氏物語の歴史的文化史的背景を確かめ、日本文学史のみならず中国の文学作品との関わりも確認しつつ、源氏物語の深く多面的な世界を読み解いていきたいと思います。今期は横笛巻から御法・幻巻までの物語を読みます。柏木の死後、女三の宮は出家し、夕霧は柏木未亡人の落葉の宮に恋し、雲居の雁との安穏だった家庭に騒動が起こります。そして紫の上が亡くなり、光源氏は紫の上追悼の一年を送り、出家します。紫の上と光源氏の生涯を語り収める物語です。

【講義概要】
第1回 4月13日(木) 柏木の一周忌と光源氏、朱雀院、夕霧の思い(横笛巻)

第2回 4月27日(木) 夕霧、一条の宮を訪ね、落葉の宮と想夫恋を合奏する(横笛巻)

第3回 5月11日(木) 女三の宮、持仏開眼供養を行う(鈴虫巻)

第4回 5月25日(木) 六条院の鈴虫の宴と冷泉院の観月の宴(鈴虫巻)

第5回 6月 8日(木) 夕霧と雲居の雁――六条院のパロディ(夕霧巻)

第6回 6月15日(木) 一条御息所の死と落葉の宮の悲嘆(夕霧巻)

第7回 6月22日(木) 紫の上、法華経千部供養を行う(御法巻)

第8回 7月 6日(木) 紫の上、死去(御法巻)

第9回 7月13日(木) 光源氏の紫の上追悼と出家(幻巻)

第10回 7月20日(木) 光源氏の出家(幻巻)

備考

【教材】
レジュメ資料

講師陣

名前 日向 一雅
肩書き 元明治大学文学部教授、(一社)紫式部顕彰会理事
プロフィール 東京大学大学院博士課程修了。博士(文学)。主要著書『源氏物語の準拠と話型』至文堂、『源氏物語その生活と文化』中央公論美術出版、『源氏物語 東アジア文化の 受容から創造へ』笠間書院、岩波新書『源氏物語の世界』など。
名前 高橋 麻織
肩書き 明治大学文学部兼任講師
プロフィール 1980年岐阜県生まれ。明治大学文学部卒。同大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。主な論文に、「『源氏物語』冷泉朝始発における光源氏の政治構想―冷泉帝の元服と後宮政策から―」(『中古文学』第81号、2008年)、「『源氏物語』桐壺院の〈院政〉確立―後三条朝における後宮と皇位継承の問題から―」(『日本文学』第58巻第9号、2009年)、「「帝の御妻をも過つたぐひ」―『源氏物語』から歴史物語へ」(日向一雅編『源氏物語の礎』青簡社、2012年)などがある。
資料を請求する

関連講座

質問する

↑ページの先頭へ

© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.