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講座詳細情報

申し込み締切日:2016-09-23 / 文学 / 学内講座コード:16270029

「恋愛」の日本近代文学 和泉・近代文学講座

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 和泉キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
10月 1日(土)、10月 8日(土)、10月15日(土)、10月22日(土)
講座回数
4回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
3,000円
受講料
4,000円
定員
60
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
日本の近代文学は恋愛や恋を、どのように扱い描いてきたのでしょうか。明治期の代表作や名作を読み鑑賞しながら考えてみましょう。
精神性を重視する、神聖で高尚な恋愛観の形成と普及に貢献した北村透谷の評論「厭世詩家と女性」。将来、遊女になる美登利と僧侶になる信如との、淡い恋と別離のさまを美しく描き出した樋口一葉の小説「たけくらべ」。友人の妻か、兄嫁か、義理の妹か、作家の恋人をめぐる謎を読み解くことができる夏目漱石の小説「夢十夜」。のちに夫となる鉄幹への情熱的な恋愛感情を、清新な調べで大胆に歌った与謝野晶子の歌集「みだれ髪」。以上の4作品を取り上げます。

テキストは勝本清一郎校訂『北村透谷選集』(岩波文庫)、樋口一葉『にごりえ・たけくらべ』(新潮文庫)、夏目漱石『文鳥・夢十夜』(新潮文庫)、与謝野晶子『みだれ髪』(新潮文庫)などがありますので、各自でご用意ください(なお、「たけくらべ」を現代語訳した『一葉の「たけくらべ」』(角川ソフィア文庫)『たけくらべ 現代語訳・樋口一葉』(河出文庫)があります。また「厭世詩家と女性」は『明治文学全集29 北村透谷集』(筑摩書房)にも収録されていますが、入手が困難な場合もありますので、授業時に本文を配布します)。

【特記事項】
【共催】杉並区教育委員会

■この講座は「オープン講座」であり、会員以外の方でもご受講いただけます。
※ただし、会員になることはできません。

■受講料は事前にお支払が必要です。

■会場: 和泉キャンパスは、京王線「明大前駅」徒歩5分です。

○【杉並区在住、在学、在勤の方】
・本講座を受講される18歳以上の杉並区在住、在学、在勤者の方は、受講料は2,000円です。
・杉並区在住、在学、在勤者の方のお申込は、「電話」「FAX」での受付となります。
(ホームページからの「オンライン申込」では割引特典が受けられせん。)
電 話:03-3296-4423
FAX:03-3296-4542

○【杉並区在住、在学、在勤の方以外】
「お電話」か「右上(もしくは右下)の赤いボタン」からお申し込みください。
TEL 03-3296-4423

■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。

【講義概要】
第1回 10月 1日(土) 北村透谷「厭世詩家と女性」
――恋愛は人世の秘鑰なり――

第2回 10月 8日(土) 樋口一葉「たけくらべ」
――廻れば大門の見返り柳――

第3回 10月15日(土) 夏目漱石「夢十夜」
――百年待っていてください――

第4回 10月22日(土) 与謝野晶子「みだれ髪」
――やは肌のあつき血汐――

備考

【教材】
講座趣旨記載指定教材。※各自購入願います。

講師陣

名前 冨澤 成實
肩書き 明治大学政治経済学部教授・明治大学史資料センター運営委員
プロフィール 埼玉県生まれ。立命館大学大学院文学研究科博士課程後期課程単位取得。専攻は日本近代文学、おもに志賀直哉。共著書に『アジア学への誘い 国際地域の社会科学III』、『作家の世界体験――近代日本文学の憧憬と模索』などがある。
名前 松下 浩幸
肩書き 明治大学農学部教授
プロフィール 大阪府出身。明治大学大学院修了。日本近代文学専攻。〈都市〉〈独身者〉〈ジェンダー〉をキーワードに、近代化と文学表象の関係を考察している。著書に『夏目漱石-Xなる人生-』共著書に『異文化体験としての大都市―ロンドンそして東京』『モダニズム・コレクション叢書 サラリーマン』などがある。
名前 吉田 悦志
肩書き 明治大学副学長、明治大学国際日本学部教授、明治大学史資料センター運営委員
プロフィール 昭和24年岡山県美作生まれ。昭和46年明治大学文学部卒、同大学院博士課程単位取得退学。埼玉大学にて博士(学術)取得。明治大学政治経済学部教授を経て、2008年4月国際日本学部に移籍した。
名前 池田 功
肩書き 明治大学政治経済学部教授
プロフィール 1957年生まれ。文学博士。専門は日本近代文学文化。韓国とドイツでそれぞれ2年間の在外体験あり。主な著書に『若き日本文学研究者の韓国』、『石川啄木 国際性への視座』、『新版 こころの病の文化史』、『啄木日記を読む』、『石川啄木 その散文と思想』、『啄木 新しき明日の考察』などがある。
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