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講座詳細情報

申し込み締切日:2016-09-12 / 文学 / 学内講座コード:16220069

新古今集の歌人たち ―慈円・式子内親王―

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 中野キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
9月20日(火)、10月 4日(火)、10月18日(火)、11月 8日(火)、11月29日(火)、12月13日(火)
講座回数
6回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
3,000円
受講料
15,000円
定員
30
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
新古今和歌集は、鎌倉初期の建仁元年(1201)に後鳥羽院の院宣により、藤原定家を中心として編纂された有名な勅撰和歌集であります。新古今集には、西行・慈円・良経・俊成・定家・家隆らの錚々たる歌人たちの歌が並んでいます。その中で慈円は、西行に次いで92首を入手しており、和歌に単なる愛好の域を脱して自由奔放な技巧を駆使する風潮が目立ちます。式子内親王は、藤原俊成に和歌の手ほどきを受け、内親王という高貴な身分ながら応制百首を詠進するなど、和歌に心を傾けていたようすが見てとれます。本講座では、慈円・式子内親王という二人の歌人の全生涯を対象にするのではなく、それぞれの歌人としての生き方、歌への取り組み方、文学活動などを中心に理解を深めて行きたいと思います。

【特記事項】
◆入会金無料講座◆
2016年度に「中野キャンパス」「生田キャンパス」で実施する講座にお申込の方に限り、入会金3,000円(3年度間有効)が無料になります。
※既に他講座で入会手続をされた方には適用できませんので、ご了承下さい。
※オープン講座は対象外になりますのでご了承下さい。
※講座が不開講となった場合、講座をキャンセルされた場合は、入会いただけません。

【講義概要】
第1回 9月20日(火) 慈円の隠遁への願望

第2回 10月 4日(火) 慈円の信仰と速詠

第3回 10月18日(火) 慈円の新風和歌への試み

第4回 11月 8日(火) 慈円と西行との交流

第5回 11月29日(火) 式子内親王と和歌活動

第6回 12月13日(火) 式子内親王の百首歌

備考

【教材】
レジュメ資料

講師陣

名前 牧野 淳司
肩書き 明治大学文学部教授
プロフィール 名古屋大学大学院博士後期課程修了。博士(文学)。専門は日本中世文学、平家物語と寺院資料の研究。業績として、『延慶本平家物語全注釈(巻一~巻六)』(共著 汲古書院)、『真福寺善本叢刊 東大寺本末相論史料』(共著 臨川書店)などがある。
名前 金 任仲
肩書き 明治大学文学部兼任講師
プロフィール 明治大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。主な著書・論文に『西行和歌と仏教思想』(笠間書院)、『放浪、遍歴、乞食行脚』(創元社、共著)、『日本文芸思潮史論叢』(ぺりかん社、共著)、「古代日本と朝鮮渡来文化―高麗神社と聖天院をめぐって」(『文芸研究』109号、2009)、「西行における華厳思想と和歌」(『文芸研究』115号、2011)、「新羅僧義湘と善妙の説話」(『文芸研究』118号、2012)、「『唐法蔵致新羅義湘書』の書簡をめぐって」(『淵民学志』19輯、2013)など。
名前 大野 順子
肩書き 明治大学文学部兼任講師
プロフィール 明治大学文学部卒。総合研究大学院大学文化科学研究科博士課程修了。博士(文学)。主に、新古今時代の和歌表現の形成と展開についての研究を行う。著書に『新古今前夜の和歌表現研究』(青簡舎・近刊)、論文に「藤原良経『六百番歌合』について――先行作品摂取を中心に」(『国文学研究資料館紀要 文学研究篇』、2013年)、「『三百六十番歌合』について――撰者再考」(『明月記研究』、2012年)などがある。
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