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講座詳細情報

申し込み締切日:2016-09-18 / 文学 / 学内講座コード:16220068

変体がなと絵で読む『浄瑠璃物語』 変体がな・絵物語入門講座 : 精読 奈良絵本『十二段草子』 後半

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 中野キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
9月26日(月)、10月 3日(月)、10月24日(月)、11月 7日(月)、11月14日(月)、11月21日(月)、11月28日(月)、12月 5日(月)
講座回数
8回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
3,000円
受講料
16,000円
定員
20
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
本講座では、古典芸能「浄瑠璃」の語源となった中世の代表的物語『浄瑠璃物語』を室町末期の大型奈良絵本(絵入り冊子本)『十二段草子』の複製版を使って読んでいきますが、変体がなや古典文学に親しんだことがない方でも理解できるよう、様々な解説を加えながらゆっくりと読んでいきたいと思っています。秋期は春期に続き後半を取り上げます。
『浄瑠璃物語』は古浄瑠璃・御伽草子としても知られる判官物の物語で、東下りする義経と三河矢作の宿の遊女浄瑠璃姫との悲恋物語です。近世初期に語り物として流行し、後に十二段に構成されたため『十二段草子』とも呼ばれました。ヒロインの名にちなみ、この節の語り物が浄瑠璃節と呼ばれるようになり、やがて三味線や人形と結び付き、人形芝居として発展しました。中世末から近世にかけて、この物語がいかに人々に親しまれたかがわかります。翻字や釈文、本文・挿絵解釈を示しながらゆっくり精読を進めます。

【特記事項】
◆入会金無料講座◆
2016年度に「中野キャンパス」「生田キャンパス」で実施する講座にお申込の方に限り、入会金3,000円(3年度間有効)が無料になります。
※既に他講座で入会手続をされた方には適用できませんので、ご了承下さい。
※オープン講座は対象外になりますのでご了承下さい。
※講座が不開講となった場合、講座をキャンセルされた場合は、入会いただけません。

【講義概要】
第1回 9月26日(月) 第5段「笛の段」精読

第2回 10月 3日(月) 第6段「使ひの段」精読

第3回 10月24日(月) 第7段「忍びの段」精読

第4回 11月 7日(月) 第8段「枕問答の段」精読

第5回 11月14日(月) 第9段「大和詞の段」精読

第6回 11月21日(月) 第10段「御座移りの段」精読

第7回 11月28日(月) 第11段「吹上の段」精読

第8回 12月 5日(月) 第12段「東下りの段」精読 まとめ

備考

【教材】
レジュメ資料

講師陣

名前 渡 浩一
肩書き 明治大学国際日本学部教授
プロフィール 埼玉大学教養学部卒、東京都立大学大学院人文科学研究科史学専攻修士課程修了、東洋大学大学院文学研究科国文学専攻博士後期課程単位取得退学。専攻は日本文化史。主な研究テーマは、「地蔵信仰史」「日本人の冥界思想」「説話と説話画」および「外国人の見た日本」。著書に『延命地蔵菩薩経直談鈔』(編著、勉誠社)、『日本文学と仏教第7巻・霊地』(共著、岩波書店)、『一四巻本地蔵菩薩霊験記』(共編、校注・解説、三弥井書店)、『室町物語草子集』(共編著、校注・訳・解説、小学館新編日本古典文学全集63)、『お地蔵さんの世界―救いの説話・歴史・民俗―』(慶友社)など。
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