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講座詳細情報

申し込み締切日:2016-11-17 / 世界史 / 学内講座コード:16220049

Wikileaks以前 秘録・史録から読み解く日本政治 80年代の日本と中曽根康弘の思想と政治

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
11月25日(金)、12月 9日(金)、12月16日(金)、 1月20日(金)、 1月27日(金)
講座回数
5回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
3,000円
受講料
14,000円
定員
40
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

【講座趣旨】
明治生まれ、社会党出身で漁協・水産業界を背景とした鈴木善幸から大正生まれで海軍将校だった中曽根康弘への権力のバトンタッチは、80年代の日本の様々な転換点を象徴するものであった。70年代、激化するばかりの派閥対立とロッキード事件により自民党はついに単独過半数を下回る。自民党危機の時代を切り抜けたのは保守亜流の中曽根であった。世界は熱核戦争の危機に直面し、先進自由民主主義諸国は高度成長の限界を打破しようと新保守主義による改革が行われる中、日本は経済大国化していった。歴代総理の中にあって自らの世界観、歴史観を語ることが多かった中曽根康弘の思想と政治を80年代の日本と世界と対比させつつ見ていくことにする。

【講義概要】
第1回 11月25日(金) 鈴木善幸
社会党時代からの鈴木の思想と行動と自民党入党後の政局遊泳を見る

第2回 12月 9日(金) 中曽根康弘 反吉田・青年将校時代
占領期の保守野党時代と独立後の保守合同時代に形成されていた中曽根政治の基本構想を見る

第3回 12月16日(金) 中曽根康弘 風見鶏の70年代から政権誕生まで
保守亜流の政局遊泳と「塀の上」と称された政治資金の周辺を見る

第4回 1月20日(金) 中曽根康弘 第二次内閣以降
先進国における新保守主義の世界的潮流と80年代、日本の経済社会を中曽根政治との対比で見る

第5回 1月27日(金) 中曽根政治からみる80年代の日本
中曽根政治の可能性と限界は80年代先進諸国に共通したものであり、これについて考えることとする

備考

【教材】
レジュメ資料

講師陣

名前 川島 高峰
肩書き 明治大学情報コミュニケーション学部准教授(政治学博士)
プロフィール 主著『流言投書の太平洋戦争』講談社学術文庫、訳書『昭和天皇』講談社学術文庫(2001年米国ピュリッツァ賞受賞作品)。
編集・解説『敗戦時全国治安情報』(全7巻)、監修・解説『占領軍治安諜報月報』(全14巻)、監修・解説『米軍占領下の反戦平和運動』等、これまで多くの治安情報史料の収集・編纂を行ってきた。
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