講座詳細情報
申し込み締切日:2016-09-26 / 文学 / 学内講座コード:16220018
日本の古典・漢文 名詩・名文 論語の世界11 漢文の世界
- 開催日
- 10月 4日(火)、10月11日(火)、10月18日(火)、10月25日(火)、11月 8日(火)、11月15日(火)、11月22日(火)、11月29日(火)、12月 6日(火)、12月13日(火)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 24,000円
- 定員
- 40
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
『論語』は、言うまでもなく中国の古典であります。それが「日本の古典」であるということはどういうことなのでしょうか。その謎を解く鍵は、日本の古典文法に則して日本語として読める、すなわち「訓読」という方法を用いることによって、紀元前五世紀頃の孔子とその弟子たちとの対話を日本語で読めるという点にあります。『論語』は中国古典ではありますが、「日本の古典」にもなっているということをこの講座によって確認したいと思います。さらに、今回はよく知られている漢詩や漢文を、江戸時代の版本をコピーして、日本の古典として鑑賞することにします。
【講義概要】
第1回 10月 4日(火) 不忍人之心
孟子の性善説の展開
第2回 10月11日(火) 学不可以已
荀子の性悪説の根拠
第3回 10月18日(火) 史記〈伯夷列伝〉
天道は、あるのか、無いのか
第4回 10月25日(火) 司馬遷〈報任安書〉
歴史家司馬遷の人間像
第5回 11月 8日(火) 韓愈〈女?の壙銘〉
亡くなった娘を悼む名文
第6回 11月15日(火) 柳宗元〈捕蛇者説〉
重税に苦しむ農民の実情
第7回 11月22日(火) 王羲之〈蘭亭の序〉
書聖王羲之の人生観
第8回 11月29日(火) 論語〈述而〉
述而不作
第9回 12月 6日(火) 論語〈述而〉
黙而識之
第10回 12月13日(火) 論語〈述而〉
徳之不脩
『論語』は、言うまでもなく中国の古典であります。それが「日本の古典」であるということはどういうことなのでしょうか。その謎を解く鍵は、日本の古典文法に則して日本語として読める、すなわち「訓読」という方法を用いることによって、紀元前五世紀頃の孔子とその弟子たちとの対話を日本語で読めるという点にあります。『論語』は中国古典ではありますが、「日本の古典」にもなっているということをこの講座によって確認したいと思います。さらに、今回はよく知られている漢詩や漢文を、江戸時代の版本をコピーして、日本の古典として鑑賞することにします。
【講義概要】
第1回 10月 4日(火) 不忍人之心
孟子の性善説の展開
第2回 10月11日(火) 学不可以已
荀子の性悪説の根拠
第3回 10月18日(火) 史記〈伯夷列伝〉
天道は、あるのか、無いのか
第4回 10月25日(火) 司馬遷〈報任安書〉
歴史家司馬遷の人間像
第5回 11月 8日(火) 韓愈〈女?の壙銘〉
亡くなった娘を悼む名文
第6回 11月15日(火) 柳宗元〈捕蛇者説〉
重税に苦しむ農民の実情
第7回 11月22日(火) 王羲之〈蘭亭の序〉
書聖王羲之の人生観
第8回 11月29日(火) 論語〈述而〉
述而不作
第9回 12月 6日(火) 論語〈述而〉
黙而識之
第10回 12月13日(火) 論語〈述而〉
徳之不脩
備考
【教材】
レジュメ資料
※講座の中で指示します。
レジュメ資料
※講座の中で指示します。
講師陣
名前 | 神鷹 徳治 |
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肩書き | 明治大学文学部教授 |
プロフィール | 専門は中唐文学、とりわけ白楽天の『白氏文集』の文献調査。日本には中国より将来した原本を書き写した資料(旧鈔本)があり、これは宋刊本に勝るとも劣らないものである。それらを逐一研究し、中国文献学の資料を集めている。旧鈔本資料としては『白氏文集』の他に『文選』、『史記』および『論語』等があるので、今回の講座でこれらの資料も活用したい。 |