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講座詳細情報

申し込み締切日:2016-09-29 / 文学 / 学内講座コード:16220017

『大和物語』を楽しむ 住の江の松ならなくに

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
10月 7日(金)、10月21日(金)、11月 4日(金)、11月18日(金)、12月 2日(金)、12月16日(金)、 1月13日(金)、 1月27日(金)、 2月 3日(金)
講座回数
9回
時間
10:30~12:00
講座区分
後期 
入学金
3,000円
受講料
20,000円
定員
28
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
歌物語として『伊勢物語』と並び称される『大和物語』は、平安時代の貴族社会で語られていた恋愛譚や古伝説を紹介する作品です。これを読むことによって我々は、平安貴族の興味が何に注がれていたか、また彼らが築いた文化がどのようなものであったかを、如実に知ることができます。ただし、この作品は有名である割に注釈書が少なく、内容が十分には理解できていないのが現状です。この講座では、その各章段を丁寧に読み解きながら、表現の真意を突き止め、文章の魅力を楽しみたいと思います。古典をゆっくり、じっくり読んでみたいと思っている方にお勧めします。なお、一回一回読み切りの形をとりますので、『大和物語』を初めて読む方も気軽にご参加ください。

【講義概要】
第1回 10月 7日(金) 『大和物語』を読むために(第九段「秋の果て」)

第2回 10月21日(金) 第一〇段「昨日の淵」・第一一段「住の江の松」

第3回 11月 4日(金) 第一二段「春の夜の夢」・第一三段「泣く泣くしのぶ」

第4回 11月18日(金) 第一四段「池の玉藻」・第一五段「夜の白玉」

第5回 12月 2日(金) 第一六段「忘れ草」・第一七段「なびく尾花」

第6回 12月16日(金) 第一八段「若菜」・第一九段「夕ぐれの時雨」

第7回 1月13日(金) 第二〇段「月の桂」・第二一段「もりの下草」

第8回 1月27日(金) 第一四二段「命待つ間」

第9回 2月 3日(金) 第一四三段「在次の君」

備考

【教材】
レジュメ資料

講師陣

名前 山口 佳紀
肩書き 聖心女子大学名誉教授
プロフィール 1940年千葉県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。文学博士。専攻は日本語史研究。古代日本語の文法、文体、語彙などの研究を進めるかたわら、『古事記』『万葉集』『古今集』『伊勢物語』などの注釈的研究や表現分析に取り組んでいる。著書に『古代日本語文法の成立の研究』(有精堂出版、1985年、新村出賞受賞)、『古事記の表現と解釈』(風間書房、2005年)、『万葉集字余りの研究』(塙書房、2008年)、『古代日本語史論究』(風間書房、2011年)など。
名前 田中 牧郎
肩書き (コーディネータ)・明治大学国際日本学部教授
プロフィール 1985年東北大学文学部卒業。1989年同大学大学院文学研究科博士後期課程退学。博士。専攻は「国文学国語学日本思想史学」。
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