講座詳細情報
申し込み締切日:2016-09-21 / 文学 / 学内講座コード:16220014
源氏物語を読み直す(14)―歴史・文化史・文学史から― 若菜下巻・柏木巻の世界
- 開催日
- 9月29日(木)、10月 6日(木)、10月13日(木)、10月20日(木)、10月27日(木)、11月10日(木)、11月17日(木)、11月24日(木)、12月 1日(木)、12月 8日(木)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 23,000円
- 定員
- 40
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
本講座では源氏物語の歴史的文化史的背景を確かめ、日本文学史のみならず中国の文学作品との関わりも確認しつつ、源氏物語の深く多面的な世界を読み解いていきたいと思います。今期は若菜下巻の後半から柏木巻の物語、すなわち柏木と女三宮の密通が源氏に知られて以降の当事者たちの憂悶、薫の誕生、女三宮の出家、柏木の死など、思いもよらない運命に翻弄される人々の人生模様を読んでいきます。
【講義概要】
第1回 9月29日(木) 紫の上、小康を得る(若菜下巻)
第2回 10月 6日(木) 光源氏、柏木の恋文を発見する(若菜下巻)
第3回 10月13日(木) 朧月夜の尚侍、出家する(若菜下巻)
第4回 10月20日(木) 朱雀院、女三宮の病を心配する(若菜下巻)
第5回 10月27日(木) 朱雀院の御賀の試楽に光源氏、柏木を皮肉る(若菜下巻)
第6回 11月10日(木) 柏木、病に臥す(若菜下巻)
第7回 11月17日(木) 柏木、死を覚悟する(柏木巻)
第8回 11月24日(木) 女三宮、薫を出産し、出家する(柏木巻)
第9回 12月 1日(木) 柏木、夕霧に後事を託して死去する
第10回 12月 8日(木) 薫の五十日の祝儀、光源氏の感慨、夕霧の柏木回想
本講座では源氏物語の歴史的文化史的背景を確かめ、日本文学史のみならず中国の文学作品との関わりも確認しつつ、源氏物語の深く多面的な世界を読み解いていきたいと思います。今期は若菜下巻の後半から柏木巻の物語、すなわち柏木と女三宮の密通が源氏に知られて以降の当事者たちの憂悶、薫の誕生、女三宮の出家、柏木の死など、思いもよらない運命に翻弄される人々の人生模様を読んでいきます。
【講義概要】
第1回 9月29日(木) 紫の上、小康を得る(若菜下巻)
第2回 10月 6日(木) 光源氏、柏木の恋文を発見する(若菜下巻)
第3回 10月13日(木) 朧月夜の尚侍、出家する(若菜下巻)
第4回 10月20日(木) 朱雀院、女三宮の病を心配する(若菜下巻)
第5回 10月27日(木) 朱雀院の御賀の試楽に光源氏、柏木を皮肉る(若菜下巻)
第6回 11月10日(木) 柏木、病に臥す(若菜下巻)
第7回 11月17日(木) 柏木、死を覚悟する(柏木巻)
第8回 11月24日(木) 女三宮、薫を出産し、出家する(柏木巻)
第9回 12月 1日(木) 柏木、夕霧に後事を託して死去する
第10回 12月 8日(木) 薫の五十日の祝儀、光源氏の感慨、夕霧の柏木回想
備考
【教材】
レジュメ資料
レジュメ資料
講師陣
名前 | 日向 一雅 |
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肩書き | 元明治大学文学部教授 |
プロフィール | 東京大学大学院博士課程修了。博士(文学)。主要著書『源氏物語の準拠と話型』至文堂、『源氏物語その生活と文化』中央公論美術出版、『源氏物語 東アジア文化の 受容から創造へ』笠間書院、岩波新書『源氏物語の世界』など。 |
名前 | 高橋 麻織 |
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肩書き | 明治大学文学部兼任講師 |
プロフィール | 1980年岐阜県生まれ。明治大学文学部卒。同大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。主な論文に、「『源氏物語』冷泉朝始発における光源氏の政治構想―冷泉帝の元服と後宮政策から―」(『中古文学』第81号、2008年)、「『源氏物語』桐壺院の〈院政〉確立―後三条朝における後宮と皇位継承の問題から―」(『日本文学』第58巻第9号、2009年)、「「帝の御妻をも過つたぐひ」―『源氏物語』から歴史物語へ」(日向一雅編『源氏物語の礎』青簡社、2012年)などがある。 |