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講座詳細情報

申し込み締切日:2016-07-15 / 文学 / 学内講座コード:16170006

源氏物語の空間─建物と調度─

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
7月23日(土)、 7月23日(土)、 7月25日(月)、 7月25日(月)
講座回数
4回
時間
10:30~14:45
講座区分
前期 
入学金
 - 
受講料
4,000円
定員
200
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
源氏物語には、多くの魅力的な人物が登場しますが、その人物たちの生活の場である住まいや道具類について、私たちはどれほどの理解をもって物語を読み進められているでしょうか。物語の舞台は、およそ千年以上前の平安貴族社会。当時の人々には容易に理解されていたことも、現代の私たちには、なかなか想像することが難しい空間となっていることも確かです。そこで、今回は「源氏物語の空間─建物と調度─」と題し、物語の空間を、描かれる建物と調度の観点から理解し、物語を読み解く上での方途とすることを目指します。
今回も講義時間の間に、質問用紙をとおしてフロアーとの交流を図りながら、テーマについて深めていく予定です。源氏物語に興味がある方はもちろん、当時の社会や文化に興味がある方もぜひお気軽にご参加ください。


【申込方法】事前予約制となります(全席自由、先着150名)。
「お電話」か「右上(もしくは右下)の赤いボタン」からお申し込みください。
TEL 03-3296-4423

■この講座は「オープン講座」であり、会員以外の方でもご受講いただけます。
※ただし、会員になることはできません。

■会場: 駿河台キャンパスは、JR「御茶ノ水駅」徒歩3分、丸ノ内線「御茶ノ水駅」徒歩3分、千代田線「新御茶ノ水駅」徒歩5分、新宿線・半蔵門線・三田線「神保町駅」徒歩5分です。

【後援】千代田区

【講義概要】
第1回 7月23日(土) 源氏物語の後宮殿舎
帝の后妃たちの住まいである後宮殿舎の描かれ方について

第2回 7月23日(土) 源氏物語の調度
源氏物語に描かれる調度のありようについて

第3回 7月25日(月) 平安時代の建築空間
平安時代の建物のあり方について(歴史的視点から)

第4回 7月25日(月) 源氏物語の後院
帝の退位後の住まいである後院(朱雀院、冷泉院など)の描かれ方について

講師陣

名前 湯淺 幸代
肩書き 明治大学文学部専任講師
プロフィール 1975年福岡県生まれ。明治大学大学院博士後期課程修了。 博士(文学)。主な論文に「光源氏の六条院─源融と宇多上皇の河原院から─」(日向一雅編『源氏物語の礎』青簡舎、2012年)「朱雀院行幸の舞人・光源氏の菊の「かざし」─紅葉と菊の「かざし」の特性、及び対照性から─」(『日本文学』第56巻第9号、2007年9月)、「嵯峨天皇と「花宴」巻の桐壺帝―仁明朝に見る嵯峨朝復古の萩花宴を媒介として―」(『中古文学』第76号、2005年10月)がある。
名前 栗本 賀世子
肩書き 白百合女子大学非常勤講師
プロフィール 白百合女子大学非常勤講師。東京大学文学部卒業。同大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。著書に『平安朝物語の後宮空間―宇津保物語から源氏物語へ―』(武蔵野書院、2014年、第十六回紫式部学術賞受賞)がある。
名前 倉田 実
肩書き 大妻女子大学文学部教授
プロフィール 1950年生まれ。明治大学大学院博士後期課程退学。博士(文学。大阪大学)。著書『王朝摂関期の養女たち』(翰林書房2004年 紫式部学術賞受賞)、『蜻蛉日記の養女迎え』(新典社2006年)、『王朝の恋と別れ』(森話社2014年)他。編著『王朝文学と建築・庭園』(竹林舎2007年)、『王朝文学文化歴史大事典』(笠間書院2011年)、『ビジュアルワイド平安大事典』(朝日新聞出版2015年)他。
名前 有富 純也
肩書き 成蹊大学文学部准教授
プロフィール 1974年生まれ。成蹊大学准教授。東京大学文学部卒業。同大学院博士課程満期退学。博士(文学)。日本古代史専攻。著書に『日本古代国家と支配理念』(東京大学出版会)、論文に「平安時代における清涼殿の出入方法」(武光誠 編 『古代国家と天皇』同成社、2010年) などがある。
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