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講座詳細情報

申し込み締切日:2016-05-27 / 自然科学・環境 / 学内講座コード:16120089

身近な数学と情報技術について楽しく学ぶ・PartVI 折紙工学と折紙の手法を取り込んだ折紙式3次元プリンターについて学ぶ

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 中野キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
6月 4日(土)、 6月11日(土)、 6月18日(土)、 6月25日(土)、 7月 2日(土)
講座回数
5回
時間
10:30~12:00
講座区分
前期 
入学金
3,000円
受講料
5,000円
定員
30
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

【講座趣旨】
オバマ大統領も革命を起こすとしている3次元積層型プリンターは、1980年ころ、日本人によって発明されましたが、当時は反響がなく、結局今日の形にしたのは米国人です。これは先を読む努力が如何に重要であるかの警鐘でもあります。まず、日本古来の折紙の、軽くて剛い、展開収縮性能を活かす折紙工学を創始したことと、その産業応用の現状と課題について紹介します。更に見たものの実物モデルを、山線・谷線付の2次元パターンを求めて組立てて作る折紙式プリンターを発明しましたが、それはそれ自体、積層型プリンターに引けを取らないくらい価値あるものであること、積層型プリンターを取り込むことにより、さらに大きな貢献をするものであることを述べます。そしてこれらの技術が、今後10年どのような形で利用され、どのような革命を起こすのかについて予測します。


◆入会金無料講座◆
2016年度に「中野キャンパス」「生田キャンパス」で実施する講座にお申込の方に限り、入会金3,000円(3年度間有効)が無料になります。
※既に他講座で入会手続をされた方には適用できませんので、ご了承下さい。
※オープン講座は対象外になりますのでご了承下さい。
※講座が不開講となった場合、講座をキャンセルされた場合は、入会いただけません。

【講義概要】
第1回 6月 4日(土) 国際語となったOrigami
Origami はどうして国際語となったのか、折紙の変遷について紹介する。

第2回 6月11日(土) 世界が注目する日本の折紙工学
折紙の産業応用の現状について述べ折紙工学の可能性について考察する。

第3回 6月18日(土) 折紙の展開収縮機能を用いた産業応用
部材の弾性変形を活かした折りたたみ式防振機構などを紹介する。

第4回 6月25日(土) 実物模型を作る折紙式3次元プリンター
積層型プリンターと折紙式プリンターを比較し新しい製造法を理解する。

第5回 7月 2日(土) 作って知ろう! 世界が注目する折紙工学
写真で撮ったもの、帽子やヘルメット、衣服まで自分の好きなもの何でも作ってみよう!

講師陣

名前 萩原 一郎
肩書き 明治大学 研究・知財戦略機構 特任教授/先端数理科学インスティテュート所長 工学博士
プロフィール 1972年3月京都大学大学院工学研究科数理工学専攻修了.同年4月~1996年3月日産自動車(株).1996年4月~1999年3月東京工業大学工学部機械科学科教授.1999年4月~2012年3月,同大学大学院理工学研究科機械物理工学専攻教授.2012年4月~現在,明治大学研究・知財戦略機構特任教授.先端数理科学インスティテュート所長.東京大学工学博士(機械工学).日本学術会議会員.東京工業大学名誉教授。
名前 石田 祥子
肩書き 明治大学理工学部機械工学科助教 博士(工学)
プロフィール 2004年京都大学大学院工学研究科航空宇宙工学専攻修士課程修了。民間企業にて勤務の後,東京工業大学研究員,明治大学先端数理科学インスティテュート研究員を経て,2014年4月より現職。折紙の数理に基づいた構造設計と展開収縮構造の工学応用を研究。博士(工学)。
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