講座詳細情報
申し込み締切日:2016-05-02 / 文学 / 学内講座コード:16120068
日本の古典・漢文 名詩・名文 論語の世界10
- 開催日
- 5月10日(火)、 5月17日(火)、 5月24日(火)、 5月31日(火)、 6月 7日(火)、 6月21日(火)、 6月28日(火)、 7月 5日(火)、 7月12日(火)、 7月19日(火)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 24,000円
- 定員
- 40
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
『論語』は、言うまでもなく中国の古典であります。それが「日本の古典」であるということはどういうことなのでしょうか。その謎を解く鍵は、日本の古典文法に則して日本語として読める、すなわち「訓読」という方法を用いることによって、紀元前五世紀頃の孔子とその弟子たちとの対話を日本語で読めるという点にあります。『論語』は中国古典ではありますが、「日本の古典」にもなっているということをこの講座によって確認したいと思います。さらに、今回はよく知られている漢詩や漢文を、江戸時代の版本をコピーして、日本の古典として鑑賞することにします。
【講義概要】
第1回 5月10日(火) 詩経の世界
周南・桃夭の歌
第2回 5月17日(火) 楚辞の世界
愛国詩人屈原の歌
第3回 5月24日(火) 高祖の大風
天下統一の英雄の歌
第4回 5月31日(火) 項羽垓下の歌
悲劇の英雄の歌
第5回 6月 7日(火) 矛盾
つじつまの合わぬ話
第6回 6月21日(火) 守株
古い習慣を守って自滅すること
第7回 6月28日(火) 千里之馬
名馬はいかにして出現するか
第8回 7月 5日(火) 論語「雍也」
「子見南子」
第9回 7月12日(火) 論語「雍也」
「中庸為徳也」
第10回 7月19日(火) 論語「雍也」
「如能博施於民」
『論語』は、言うまでもなく中国の古典であります。それが「日本の古典」であるということはどういうことなのでしょうか。その謎を解く鍵は、日本の古典文法に則して日本語として読める、すなわち「訓読」という方法を用いることによって、紀元前五世紀頃の孔子とその弟子たちとの対話を日本語で読めるという点にあります。『論語』は中国古典ではありますが、「日本の古典」にもなっているということをこの講座によって確認したいと思います。さらに、今回はよく知られている漢詩や漢文を、江戸時代の版本をコピーして、日本の古典として鑑賞することにします。
【講義概要】
第1回 5月10日(火) 詩経の世界
周南・桃夭の歌
第2回 5月17日(火) 楚辞の世界
愛国詩人屈原の歌
第3回 5月24日(火) 高祖の大風
天下統一の英雄の歌
第4回 5月31日(火) 項羽垓下の歌
悲劇の英雄の歌
第5回 6月 7日(火) 矛盾
つじつまの合わぬ話
第6回 6月21日(火) 守株
古い習慣を守って自滅すること
第7回 6月28日(火) 千里之馬
名馬はいかにして出現するか
第8回 7月 5日(火) 論語「雍也」
「子見南子」
第9回 7月12日(火) 論語「雍也」
「中庸為徳也」
第10回 7月19日(火) 論語「雍也」
「如能博施於民」
備考
【教材】
レジュメ資料
(参考文献)傍訓論語(遊学社)
※講座の中で指示します。
レジュメ資料
(参考文献)傍訓論語(遊学社)
※講座の中で指示します。
講師陣
名前 | 神鷹 徳治 |
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肩書き | 明治大学文学部教授 |
プロフィール | 専門は中唐文学、とりわけ白楽天の『白氏文集』の文献調査。日本には中国より将来した原本を書き写した資料(旧鈔本)があり、これは宋刊本に勝るとも劣らないものである。それらを逐一研究し、中国文献学の資料を集めている。旧鈔本資料としては『白氏文集』の他に『文選』、『史記』および『論語』等があるので、今回の講座でこれらの資料も活用したい。 |