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講座詳細情報

申し込み締切日:2016-04-14 / 世界史 / 学内講座コード:16120033

世界の「聖地」を旅する 第十一の旅 平泉、キューバ、イタリア、スコットランド、スイスを訪ねて

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
4月22日(金)、 5月13日(金)、 5月20日(金)、 6月 3日(金)、 6月17日(金)、 7月 1日(金)、 7月 8日(金)
講座回数
7回
時間
15:00~16:30
講座区分
前期 
入学金
3,000円
受講料
15,000円
定員
50
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

【講座趣旨】
世界の「聖地」をめぐるこの旅の講座も、とうとう「第十一の旅」に出立することになりました。この講座で「聖地」と呼ばれるのは、信仰の場所はもちろんですが、そのことばかりではなく、人々の心のなかである特別の意味を与えられた場所のことでもあります。その場所がいつしか「聖性」を帯び、ついに「聖地」とみなされるようになった土地が世界には数多く存在します。現代において「聖なるもの」を経験するとはどういうことでしょうか。この講座ではカリブ海とキューバの文化と歴史と伝統、また「奥の細道」から平泉を交え、日本を含め広く世界の「聖地」を旅してまいりたいと思います。旅、遍歴、聖地巡礼、宗教的儀式に関心をお持ちの方々のご参加をお待ちしております。

【講義概要】
第1回 4月22日(金) 奥の細道から 平泉中尊寺と毛越寺(岩手)
「夏草や兵どもが夢の跡」 衣川のたたかいの跡へ

第2回 5月13日(金) キューバのアフロ信仰の太鼓儀礼(タンボール)
太鼓を使った憑依儀礼。死者とつながるために神がかりになる

第3回 5月20日(金) アシジ再訪(ウンブリア、イタリア中部)
聖フランチェスコと旅人の対話 もしも世界が滅びると分かっていても人参を植えますか?

第4回 6月 3日(金) 司祭ババラウォによるイファ占い
2進法による科学的な「占い」。「占い」というより、占いの神オルーラによる予言

第5回 6月17日(金) アイオナ島とスカイ島再び(スコットランド北部)
アイルランドからやって来た聖人コロンバの島と神秘の湖を訪ねて

第6回 7月 1日(金) 光の記憶を探して(スイス南部)
谷間に眠る静寂の村、多くの文人や画家たちが愛した聖なる風景のなかを歩く

第7回 7月 8日(金) 司祭ババラウォによる厄払い(エボ)
「占い」だけでは完結しない。「占い」に付随する「厄払い」の意義と種類について

備考

【教材】
立野正裕著『紀行 星の時間を旅して』(彩流社、2015 年、1,800円+税)
越川芳明著『7回結婚したら…』(猿江商会、2016年刊行予定)
※教材は各自購入願います。

講師陣

名前 立野 正裕
肩書き 明治大学文学部教授
プロフィール 福岡県生まれ。岩手県立遠野高校卒業後、明治大学文学部に入学。同大学文学部教員として英米文学と西洋文化史を研究。「道の精神史」を構想し、ヨーロッパへの旅を重ね続ける。
著書に『精神のたたかい――非暴力主義の思想と文学』、『黄金の枝を求めて――ヨーロッパ思索の旅』、『世界文学の扉をひらく』(現在三巻まで刊行中)、『日本文学の扉をひらく』(第一巻刊行中)など。
名前 越川 芳明
肩書き 明治大学文学部教授
プロフィール 1952年千葉県生まれ。筑波大学大学院博士課程文芸・言語研究科単位所得退学。専攻は米文学。90年代後半から、米墨国境地帯のボーダー・ピープルの声「声」と「歌」を聴くために、精力的にフィールドワークを行う。著書に『トウガラシのちいさな旅 ボーダー文化論』、『ギターを抱いた渡り鳥 チカーノ詩礼賛』。訳書にエリクソン『エクスタシーの湖』、『世界の作家32人によるワールドカップ教室』など多数。
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