講座詳細情報
申し込み締切日:2015-04-16 / 文学 / 学内講座コード:15120070
「万葉集」の世界
- 開催日
- 4月24日(金)、 5月 8日(金)、 5月22日(金)、 6月12日(金)、 6月26日(金)、 7月 3日(金)
- 講座回数
- 6回
- 時間
- 17:00~18:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 13,000円
- 定員
- 40
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
巻十一と巻十二は、それぞれ「古今相聞往来歌類」上・下という目録名を持っており、姉妹編ともいうべき関係にあります。ともに『柿本人麻呂歌集』を規範に仰ぐ古今構造を持っていて、そのような古今構造を持つ歌巻(巻三・四、七~十)の最後を飾るものとなっています。また、「相聞往来」という目録名が示しているように、古代近畿の津々浦々を舞台とした、名もない男女の恋の物語がここに脈々と語り継がれています。そのような二巻を比較しながら、万葉人の恋に思いを馳せたいと思います。
【講義概要】
第1回 4月24日(金) 人麻呂歌集の旋頭歌・正述心緒
第2回 5月 8日(金) 人麻呂歌集の寄物陳思(1)
第3回 5月22日(金) 人麻呂歌集の寄物陳思(2)
第4回 6月12日(金) 出典不明の寄物陳思(1)
第5回 6月26日(金) 出典不明の寄物陳思(2)
第6回 7月 3日(金) 出典不明の問答・譬喩
巻十一と巻十二は、それぞれ「古今相聞往来歌類」上・下という目録名を持っており、姉妹編ともいうべき関係にあります。ともに『柿本人麻呂歌集』を規範に仰ぐ古今構造を持っていて、そのような古今構造を持つ歌巻(巻三・四、七~十)の最後を飾るものとなっています。また、「相聞往来」という目録名が示しているように、古代近畿の津々浦々を舞台とした、名もない男女の恋の物語がここに脈々と語り継がれています。そのような二巻を比較しながら、万葉人の恋に思いを馳せたいと思います。
【講義概要】
第1回 4月24日(金) 人麻呂歌集の旋頭歌・正述心緒
第2回 5月 8日(金) 人麻呂歌集の寄物陳思(1)
第3回 5月22日(金) 人麻呂歌集の寄物陳思(2)
第4回 6月12日(金) 出典不明の寄物陳思(1)
第5回 6月26日(金) 出典不明の寄物陳思(2)
第6回 7月 3日(金) 出典不明の問答・譬喩
備考
【教材】
レジュメ資料、
『万葉集』全訳注原文付(三)中西進・講談社文庫 660円
※書籍は各自で用意ください。
レジュメ資料、
『万葉集』全訳注原文付(三)中西進・講談社文庫 660円
※書籍は各自で用意ください。
講師陣
名前 | 堂野前 彰子 |
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肩書き | 明治大学兼任講師 |
プロフィール | 明治大学大学院修了、博士(文学)。日本古代文学専攻。古代日本文学における「性」及び「交易」についての研究を行う一方、琉球文学『遺老説伝』や韓国文学『三国遺事』の研究も行う。主な論文に「遠野のはじめの物語」、『神話としての「一夜孕み」』、「移動する神と人」、「境界を越えていく女」、「『古事記』と交易の道」、「『遺老説伝』と貨幣」などがある。 |