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講座詳細情報

申し込み締切日:2015-05-21 / 文学 / 学内講座コード:15120062

新・歴史民俗学シリーズ 神社と祭りの精神史6

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
5月29日(金)、 6月12日(金)、 6月26日(金)、 7月10日(金)、 7月24日(金)
講座回数
5回
時間
13:00~14:30
講座区分
前期 
入学金
3,000円
受講料
14,000円
定員
45
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
そろそろ日本在来のカミ信仰の本質に迫る必要が出てきました。ヤシロ、ヒモロギとは何か、幣物・神宝・初穂とは何か、等々。しかし日本のカミ信仰を日本だけで完結させようとしても難しいのが事実です。日本を離れてカミ信仰を解くことはこの講座の目的ではありませんが、少なくともカミ信仰の本質を追及する目を持ちつつ、各地の神社と祭りを、見直していきたいと思います。

【講義概要】
第1回 5月29日(金) 吉備津彦神社(備中国)
吉備国一宮(備中国一宮)。山陽道を代表する神社で、古代の瀬戸内海沿岸地域を考えるためには外せない神社。

第2回 6月12日(金) 宇部神社(因幡国)
因幡国一宮。山陰道にある数少ない名神大社のひとつ。古代氏族伊福部氏の祖神を祀る。『時範記』の国司神拝記事は一宮研究の基本史料として有名。

第3回 6月26日(金) 伊弉諾神宮(淡路国)
淡路国一宮。祭神は、滋賀県多賀神社と同じ伊弉諾命。淡路島は瀬戸内海の中央にあって、国生みの舞台とされていた。

第4回 7月10日(金) 塩釜神社(陸前国)
陸奥国一宮。東北地方太平洋側の大社で、多賀城にも近く、古代王権の前進基地的な神。

第5回 7月24日(金) 伯耆国一宮倭文神社と二宮大神山神社(伯耆大山)
両社を通して、古代日本海側の神々について考える。

備考

【教材】
レジュメ資料

講師陣

名前 水谷 類
肩書き 明治大学文学部兼任講師
プロフィール 日本宗教史・文化史、および民俗学専攻。明治大学大学院博士後期課程修了。博士(史学)。著書:『廟墓ラントウと現世浄土の思想』、『墓前祭祀と聖所のトポロジー』(雄山閣、2009年)、『中世の神社と祭り』(岩田書院、2010年刊)、『墓制・墓標研究の再構築―歴史・考古・民俗学の現場から―』(岩田書院、2010年刊)、『村落・宮座研究の継承と展開』(岩田書院、2011刊)。一宮制、神社と祭り、民間芸能者、遊行の宗教者などを研究対象としながら、日本人の精神世界の形成について考えています。
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