講座詳細情報
申し込み締切日:2014-09-18 / 文学 / 学内講座コード:14220060
「万葉集」の世界 巻九を読む
- 開催日
- 9月26日(金)、10月17日(金)、10月31日(金)、11月14日(金)、11月28日(金)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 17:00~18:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 10,000円
- 定員
- 40
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
巻九は、巻七・巻八・巻十に同じく、白鳳期の歌と奈良朝期の歌を対比させた古今構造を持ち、人麻呂歌集、虫麻呂歌集、福麻呂歌集など私家集から出た作を、「雑歌」「相聞」「挽歌」の三大部立の中に年代順に織り込んだ歌巻です。この巻には真間の手児奈や菟原娘子、水江の浦嶋子など伝説の人物を詠んだ歌が多く含まれ、伝説歌人と呼ばれる高橋虫麻呂の歌の多くがこの巻に収められているという特徴があります。本年度はそのような伝説歌を、それらを生んだ地域にスポットを当てて解釈してみたいと思います。
【講義概要】
第1回 9月26日(金) 巻九の雑歌(3) 異本人麻呂集と虫麻呂集
第2回 10月17日(金) 筑波山の?歌会
第3回 10月31日(金) 巻九の相聞
第4回 11月14日(金) 真間の手児奈
第5回 11月28日(金) 蘆屋の菟原娘子
巻九は、巻七・巻八・巻十に同じく、白鳳期の歌と奈良朝期の歌を対比させた古今構造を持ち、人麻呂歌集、虫麻呂歌集、福麻呂歌集など私家集から出た作を、「雑歌」「相聞」「挽歌」の三大部立の中に年代順に織り込んだ歌巻です。この巻には真間の手児奈や菟原娘子、水江の浦嶋子など伝説の人物を詠んだ歌が多く含まれ、伝説歌人と呼ばれる高橋虫麻呂の歌の多くがこの巻に収められているという特徴があります。本年度はそのような伝説歌を、それらを生んだ地域にスポットを当てて解釈してみたいと思います。
【講義概要】
第1回 9月26日(金) 巻九の雑歌(3) 異本人麻呂集と虫麻呂集
第2回 10月17日(金) 筑波山の?歌会
第3回 10月31日(金) 巻九の相聞
第4回 11月14日(金) 真間の手児奈
第5回 11月28日(金) 蘆屋の菟原娘子
備考
【教材】
レジュメ資料
『万葉集』全訳注原文付(二)中西進・講談社文庫 660円 ※各自で用意ください。
レジュメ資料
『万葉集』全訳注原文付(二)中西進・講談社文庫 660円 ※各自で用意ください。
講師陣
名前 | 堂野前 彰子 |
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肩書き | 明治大学兼任講師 |
プロフィール | 明治大学大学院修了、博士(文学)。日本古代文学専攻。古代日本文学における「性」及び「交易」についての研究を行う一方、琉球文学『遺老説伝』や韓国文学『三国遺事』の研究も行う。主な論文に「遠野のはじめの物語」、『神話としての「一夜孕み」』、「移動する神と人」、「境界を越えていく女」、「『古事記』と交易の道」、「『遺老説伝』と貨幣」などがある。 |