講座詳細情報
申し込み締切日:2014-09-18 / 文学 / 学内講座コード:14220056
平家物語とその時代 巻十一・巻十二・潅頂巻を読む
- 開催日
- 9月26日(金)、10月 3日(金)、10月10日(金)、10月17日(金)、10月24日(金)、10月31日(金)、11月 7日(金)、11月14日(金)、11月21日(金)、11月28日(金)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 18:30~20:00
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 22,000円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
『平家物語』には「木曾最期」や「那須与一」など、多くの名場面があります。ただ、『平家物語』のことは知っていても、原文は難しそうだと敬遠してきた人は多いのではないでしょうか。この講座では、『平家物語』のいくつかの場面を取り上げ、順に読み進めています。その際、物語を生みだし、受け継いできた時代状況に注目し、物語世界の深さを実感したいと思います。
今回は、全十二巻のうち、巻十一・十二・潅頂巻を読みます。屋島合戦・壇ノ浦合戦と、平家一門の滅亡の様が描かれています。
【講義概要】
第1回 9月26日(金) 巻十一「嗣信最期」―主の御命にかはること
第2回 10月 3日(金) 巻十一「那須与一」―弓矢取りの覚悟
第3回 10月10日(金) 巻十一「鶏合 壇浦合戦」―壇浦開戦
第4回 10月17日(金) 巻十一「先帝身投」―平家一門の滅亡
第5回 10月24日(金) 巻十一「腰越」―孤立する義経
第6回 10月31日(金) 巻十一「大臣殿被斬」―宗盛の最期
第7回 11月 7日(金) 巻十二「土佐房被斬」―義経の都落
第8回 11月14日(金) 巻十二「六代被斬」―平家断絶
第9回 11月21日(金) 灌頂巻「大原御幸」―法皇と女院の対面
第10回 11月28日(金) 灌頂巻「女院死去」―物語はどう終わるのか
『平家物語』には「木曾最期」や「那須与一」など、多くの名場面があります。ただ、『平家物語』のことは知っていても、原文は難しそうだと敬遠してきた人は多いのではないでしょうか。この講座では、『平家物語』のいくつかの場面を取り上げ、順に読み進めています。その際、物語を生みだし、受け継いできた時代状況に注目し、物語世界の深さを実感したいと思います。
今回は、全十二巻のうち、巻十一・十二・潅頂巻を読みます。屋島合戦・壇ノ浦合戦と、平家一門の滅亡の様が描かれています。
【講義概要】
第1回 9月26日(金) 巻十一「嗣信最期」―主の御命にかはること
第2回 10月 3日(金) 巻十一「那須与一」―弓矢取りの覚悟
第3回 10月10日(金) 巻十一「鶏合 壇浦合戦」―壇浦開戦
第4回 10月17日(金) 巻十一「先帝身投」―平家一門の滅亡
第5回 10月24日(金) 巻十一「腰越」―孤立する義経
第6回 10月31日(金) 巻十一「大臣殿被斬」―宗盛の最期
第7回 11月 7日(金) 巻十二「土佐房被斬」―義経の都落
第8回 11月14日(金) 巻十二「六代被斬」―平家断絶
第9回 11月21日(金) 灌頂巻「大原御幸」―法皇と女院の対面
第10回 11月28日(金) 灌頂巻「女院死去」―物語はどう終わるのか
備考
【教材】
レジュメ資料
レジュメ資料
講師陣
名前 | 牧野 淳司 |
---|---|
肩書き | 明治大学文学部准教授 |
プロフィール | 名古屋大学大学院博士後期課程修了。博士(文学)。専門は日本中世文学、平家物語と寺院資料の研究。業績として、『延慶本平家物語全注釈(巻一~巻六)』(共著 汲古書院)、『真福寺善本叢刊 東大寺本末相論史料』(共著 臨川書店)などがある。 |
名前 | 佐伯 真一 |
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肩書き | 青山学院大学教授 |
プロフィール | 東京大学大学院博士後期課程修了。博士(文学)。専門は日本中世文学、軍記物語。著書に、『戦場の精神史 武士道という幻影』(NHKブックス)、『建礼門院という悲劇』(角川選書)、共著に『平家物語大事典』(東京書籍)、『延慶本平家物語全注釈』(汲古書院)、『四部合戦状本平家物語全釈』(和泉書院)などがある。 |
名前 | 久保 勇 |
---|---|
肩書き | 千葉大学大学院人文社会科学研究科助教 |
プロフィール | 千葉大学大学院博士後期過程修了。博士(文学)。専門は日本古典文学、軍記物語を軸とした研究。業績として『校訂延慶本平家物語(11)』(共著 汲古書院)、「延慶本『平家物語』の〈狂言綺語〉観―〈物語〉の志向したもの―」(季刊『文学』10-2)などがある。 |