講座詳細情報
申し込み締切日:2014-09-29 / 文学 / 学内講座コード:14220054
遠野物語を読む
- 開催日
- 10月 7日(火)、10月21日(火)、11月18日(火)、12月 2日(火)、12月16日(火)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 11,000円
- 定員
- 40
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
「願はくはこれを語りて平地人を戦慄せしめよ」とその序文で高らかに宣言されたそのままに、今なお私たちを感銘させてやまない『遠野物語』。その民俗学の記念碑的書物である『遠野物語』をテキストに取り上げ、遠野の民俗、風習、習慣などについて考えます。初回と最終回は物語の全体像について講述し、それ以外の三回はテーマごとにテキストを読み進め、時に他地域との比較を行いながら、『遠野物語』の世界を明らかにしたいと思います。神話と物語の間に成り立つその世界像を知ることは、東北文化の再認識にも繋がることでしょう。
【講義概要】
第1回 10月 7日(火) 遠野物語のカミとホトケ
第2回 10月21日(火) いろいろの鳥(50話~53話)
第3回 11月18日(火) 機織淵・河童の伝承(54話~59話)
第4回 12月 2日(火) 山の霊異・天狗(60話~62話)
第5回 12月16日(火) 辺境からの発想―山女老の物語・柳田国男と泉鏡花
「願はくはこれを語りて平地人を戦慄せしめよ」とその序文で高らかに宣言されたそのままに、今なお私たちを感銘させてやまない『遠野物語』。その民俗学の記念碑的書物である『遠野物語』をテキストに取り上げ、遠野の民俗、風習、習慣などについて考えます。初回と最終回は物語の全体像について講述し、それ以外の三回はテーマごとにテキストを読み進め、時に他地域との比較を行いながら、『遠野物語』の世界を明らかにしたいと思います。神話と物語の間に成り立つその世界像を知ることは、東北文化の再認識にも繋がることでしょう。
【講義概要】
第1回 10月 7日(火) 遠野物語のカミとホトケ
第2回 10月21日(火) いろいろの鳥(50話~53話)
第3回 11月18日(火) 機織淵・河童の伝承(54話~59話)
第4回 12月 2日(火) 山の霊異・天狗(60話~62話)
第5回 12月16日(火) 辺境からの発想―山女老の物語・柳田国男と泉鏡花
備考
【教材】
新版『遠野物語』角川ソフィア文庫 500円
※各自でご購入ください。
新版『遠野物語』角川ソフィア文庫 500円
※各自でご購入ください。
講師陣
名前 | 永藤 靖 |
---|---|
肩書き | 元明治大学文学部教授 |
プロフィール | 明治大学卒業。博士(文学)。著書に『古代日本文学と時間意識』(未来社)、『時間の思想』(教育社)、『中世日本文学と時間意識』(未来社)、『風土記の世界と日本の古代』(大和書房)、『古代説話の変容』(勉誠社)、『日本霊異記の新研究』(新典社)、『琉球神話と古代ヤマト文学』(三弥井書店)、『古代仏教説話の方法』(三弥井書店)、『日本神話と風土記の時空』(三弥井書店)など。 |
名前 | 堂野前 彰子 |
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肩書き | 明治大学兼任講師 |
プロフィール | 明治大学大学院修了、博士(文学)。日本古代文学専攻。古代日本文学における「性」及び「交易」についての研究を行う一方、琉球文学『遺老説伝』や韓国文学『三国遺事』の研究も行う。主な論文に「遠野のはじめの物語」、『神話としての「一夜孕み」』、「移動する神と人」、「境界を越えていく女」、「『古事記』と交易の道」、「『遺老説伝』と貨幣」などがある。 |
名前 | 立野 正裕 |
---|---|
肩書き | 明治大学文学部教授 |
プロフィール | 福岡県生まれ。岩手県立遠野高校卒業後、明治大学文学部に入学。同大学文学部教員として英米文学と西洋文化史を研究。「道の精神史」を構想し、ヨーロッパへの旅を重ね続ける。 著書に『精神のたたかい――非暴力主義の思想と文学』、『黄金の枝を求めて――ヨーロッパ思索の旅』、『世界文学の扉をひらく』(現在三巻まで刊行中)、『日本文学の扉をひらく』(第一巻刊行中)など。 |