講座詳細情報
申し込み締切日:2014-10-12 / 華道:その他趣味 / 学内講座コード:14220026
ランの世界 ―その魅力・希少種の保護・鑑賞と栽培―
- 開催日
- 10月20日(月)、10月27日(月)、11月10日(月)、11月17日(月)、12月 1日(月)、12月 8日(月)、12月15日(月)
- 講座回数
- 7回
- 時間
- 18:30~20:00
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 10,000円
- 定員
- 40
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
【講座趣旨】
ランは魅力と不思議さにあふれた植物です。ラン科植物は、高等植物の中でも最も遅く進化した植物とされており、その生態にもきわだった特徴があります。樹木に着生するラン、高山の岩場に生きるラン、湿地の中で花を咲かせるラン、都会の芝生に生えてくるランなど生育環境も多岐にわたっており、特殊な環境適応能力をもっています。
この講座では、日本に自生している野生ランだけではなく世界各地のランを題材に、その魅力と不思議な生態について解説します。また、絶滅の危機に瀕している希少な野生ランを保護するためのフィールドワークの現状と問題点についても触れます。それと同時に、江戸時代から続いてきた古典園芸としてのランの鑑賞法やラン鉢の魅力を紹介し、また、既に栽培方法や増殖方法等が確立されている野生ランの上手な育て方を解説します。
日本の素晴らしい野生ランの重要性を認識し、植物学、生態学、遺伝子工学等の基本理論を正しく理解すると同時に、野生ランの自生環境について考え、ランの栽培に関する合理的な方法を会得し、かつ、ランをめぐる様々な法律問題について考えた上で、これらを総合してよりよい保護の方法を模索することが大事です。
この講座では、ランの研究、保護、栽培等に長年取り組んできた専門家講師から、これらの事項についてわかりやすい講義をします。
ランの生態や栽培に興味・関心のある方、これから山野草や野生ランと親しもうと考えている方、植物学や自然環境保護等に興味をもつ学生など、初心者の方も歓迎です。
【講義概要】
第1回 10月20日(月) 世界の不思議なラン
第2回 10月27日(月) 希少種種子の冷凍保存
第3回 11月10日(月) クモキリソウ属のランとその栽培
第4回 11月17日(月) 欧州のラン
第5回 12月 1日(月) デンドロビウム属のラン及び近縁種とその栽培
第6回 12月 8日(月) アツモリソウ属のランとその栽培
第7回 12月15日(月) ランの栽培と法律
ランは魅力と不思議さにあふれた植物です。ラン科植物は、高等植物の中でも最も遅く進化した植物とされており、その生態にもきわだった特徴があります。樹木に着生するラン、高山の岩場に生きるラン、湿地の中で花を咲かせるラン、都会の芝生に生えてくるランなど生育環境も多岐にわたっており、特殊な環境適応能力をもっています。
この講座では、日本に自生している野生ランだけではなく世界各地のランを題材に、その魅力と不思議な生態について解説します。また、絶滅の危機に瀕している希少な野生ランを保護するためのフィールドワークの現状と問題点についても触れます。それと同時に、江戸時代から続いてきた古典園芸としてのランの鑑賞法やラン鉢の魅力を紹介し、また、既に栽培方法や増殖方法等が確立されている野生ランの上手な育て方を解説します。
日本の素晴らしい野生ランの重要性を認識し、植物学、生態学、遺伝子工学等の基本理論を正しく理解すると同時に、野生ランの自生環境について考え、ランの栽培に関する合理的な方法を会得し、かつ、ランをめぐる様々な法律問題について考えた上で、これらを総合してよりよい保護の方法を模索することが大事です。
この講座では、ランの研究、保護、栽培等に長年取り組んできた専門家講師から、これらの事項についてわかりやすい講義をします。
ランの生態や栽培に興味・関心のある方、これから山野草や野生ランと親しもうと考えている方、植物学や自然環境保護等に興味をもつ学生など、初心者の方も歓迎です。
【講義概要】
第1回 10月20日(月) 世界の不思議なラン
第2回 10月27日(月) 希少種種子の冷凍保存
第3回 11月10日(月) クモキリソウ属のランとその栽培
第4回 11月17日(月) 欧州のラン
第5回 12月 1日(月) デンドロビウム属のラン及び近縁種とその栽培
第6回 12月 8日(月) アツモリソウ属のランとその栽培
第7回 12月15日(月) ランの栽培と法律
備考
【教材】
リバティアカデミーブックレット22『ランの世界』(受講料に含まれています)
リバティアカデミーブックレット22『ランの世界』(受講料に含まれています)
講師陣
名前 | 夏井 高人 |
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肩書き | コーディネータ・明治大学法学部教授・弁護士 |
プロフィール | 「植物分類体系の変化が法制度に与える影響-大麻規制法令を中心とする考察」、「狸狢事件判決再考」、「ランと法律」などの著書・論文がある。明治大学法学部「法と情報コース」の主任教授として関連科目を担当するほか、「植物と法」という講義科目も担当。 |
名前 | 山本 伸一 |
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肩書き | 農業生物資源研究所主任研究員 |
プロフィール | 日本国の希少植物の種子冷凍保存による遺伝子保存研究を担当している。内外の野生ランの栽培及び実生フラスコ苗増殖等にも造詣が深い。日本のジーンバンクで植物の凍結保存による資源保存研究を担当している。 |
名前 | 齊藤 亀三 |
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肩書き | 斉藤倉庫株式会社代表取締役・(財)服部植物研究所(理学博士) |
プロフィール | ラン科植物及び、コケ類の専門家であり、IUCNラン部会日本代表、ラン懇話会会長。『世界の珍蘭奇蘭大図鑑 ミステリアスオーキッド』(誠文堂新光社,2006年),『世界の野生ランカタログ』(成美堂出版,1992年)など多数の著書・論文がある。 |
名前 | 小田倉 正圀 |
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肩書き | 東京山草会会長 |
プロフィール | 朝日カルチャーセンター講師、NHK趣味の園芸講師、世界蘭展日本大賞(東京ドーム蘭展)キャプテン審査員、日草展実行委員長などを歴任。『日本の野生ラン』(主婦と生活社、1979)、『野生蘭の栽培と増殖』(池田書店、1988)、『野生ランを楽しむ』(朝日新聞社、1990)、『ふやして楽しむ野生ラン』(農文協、2000)など多数の著書がある。 |
名前 | 大貫 一夫 |
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肩書き | ラン・ネットワーク幹事(井の頭公園担当) |
プロフィール | 内外の野生ランについて詳しく、自らラン科植物を栽培しつつ、絶滅に瀕している野生ランの保護活動に積極的にとりくみ、とりわけ井の頭公園における野生ランの保護増殖活動の中心的な役割を担ってきた。 |
名前 | 望月 信和 |
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肩書き | 望月蘭園代表 |
プロフィール | 日本洋蘭農業協同組合理事、正審査員、世界蘭展日本大賞(東京ドーム蘭展)組織員及び審査員、「パフィオフォーラム・ひぬま」主宰。ランの専門誌にランの生態及び栽培に関する多数の論文・講演等がある。 |
名前 | 石井 佑基 |
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肩書き | 東京山草会ラン・ユリ部会幹事 |
プロフィール | 「赤色ならびに青色発光ダイオード下において栽培したペチュニアとシロイヌナズナの花成関連遺伝子発現に関する解析」(共著)などの論文のほか、「ワインセラー栽培」などの著述が多数ある。ランの生理学に関する研究成果をもとに、マンションなど本来はランの栽培に適しない場所でのラン栽培の実験に取り組んでいる。 |