講座詳細情報
申し込み締切日:2014-05-12 / 文学 / 学内講座コード:14120070
『遠野物語』を読む
- 開催日
- 5月20日(火)、 6月 3日(火)、 6月17日(火)、 7月 1日(火)、 7月15日(火)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 11,000円
- 定員
- 60
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
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【講座趣旨】
「願わくはこれを語りて平地人を戦慄せしめよ」とその序文で高らかに宣言されたそのままに、今なお私たちを感銘させてやまない『遠野物語』。その民俗学の記念碑的書物である『遠野物語』をテキストに取り上げ、遠野の民俗、風習、習慣などについて考えます。初回と最終回は物語の全体像について講述し、それ以外の三回はテーマごとにテキストを読み進め、時に他地域との比較を行いながら、『遠野物語』の世界を明らかにしたいと思います。神話と物語の間に成り立つその世界像を知ることは、東北文化の再認識にも繋がることでしょう。
【講義概要】
第1回 5月20日(火) 遠野物語をめぐる動物たち―民話と文学
第2回 6月 3日(火) 遠野物語を読む10―狼・おいぬ(36~41話)
第3回 6月17日(火) 遠野物語を読む11―動物との格闘(42・43話)
第4回 7月 1日(火) 遠野物語を読む12―猿の経立(44~48話)
第5回 7月15日(火) 妖怪物語とはなにか―遠野から考える
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【講座趣旨】
「願わくはこれを語りて平地人を戦慄せしめよ」とその序文で高らかに宣言されたそのままに、今なお私たちを感銘させてやまない『遠野物語』。その民俗学の記念碑的書物である『遠野物語』をテキストに取り上げ、遠野の民俗、風習、習慣などについて考えます。初回と最終回は物語の全体像について講述し、それ以外の三回はテーマごとにテキストを読み進め、時に他地域との比較を行いながら、『遠野物語』の世界を明らかにしたいと思います。神話と物語の間に成り立つその世界像を知ることは、東北文化の再認識にも繋がることでしょう。
【講義概要】
第1回 5月20日(火) 遠野物語をめぐる動物たち―民話と文学
第2回 6月 3日(火) 遠野物語を読む10―狼・おいぬ(36~41話)
第3回 6月17日(火) 遠野物語を読む11―動物との格闘(42・43話)
第4回 7月 1日(火) 遠野物語を読む12―猿の経立(44~48話)
第5回 7月15日(火) 妖怪物語とはなにか―遠野から考える
講師陣
名前 | 永藤 靖 |
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肩書き | 元明治大学文学部教授 |
プロフィール | 明治大学卒業。博士(文学)。著書に『古代日本文学と時間意識』(未来社)、『時間の思想』(教育社)、『中世日本文学と時間意識』(未来社)、『風土記の世界と日本の古代』(大和書房)、『古代説話の変容』(勉誠社)、『日本霊異記の新研究』(新典社)、『琉球神話と古代ヤマト文学』(三弥井書店)、『古代仏教説話の方法』(三弥井書店)、『日本神話と風土記の時空』(三弥井書店)など。 |
名前 | 堂野前 彰子 |
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肩書き | 明治大学兼任講師 |
プロフィール | 明治大学大学院修了、博士(文学)。日本古代文学専攻。古代日本文学における「性」及び「交易」についての研究を行う一方、琉球文学『遺老説伝』や韓国文学『三国遺事』の研究も行う。主な論文に「遠野のはじめの物語」、『神話としての「一夜孕み」』、「移動する神と人」、「境界を越えていく女」、「『古事記』と交易の道」、「『遺老説伝』と貨幣」などがある。 |
名前 | 立野 正裕 |
---|---|
肩書き | 明治大学文学部教授 |
プロフィール | 1947年生まれ。岩手県立遠野高校卒業後、明治大学文学部に入学。同大学院修士課程文学研究科を終了後、文学部教員として英米文学と西洋文化史を研究。反戦の思想に立ち、今日の芸術と文学の非暴力探求の可能性を研究している。また「道の精神史」の実践として主に西欧への旅を重ねる。 主要著書に『精神のたたかい――非暴力主義の思想と文学』『黄金の枝を求めて――ヨーロッパ思索の旅』『世界文学の扉をひらく』(全十巻、現在三巻まで刊行中)などがある(すべてスペース伽耶刊)。 近刊予定として『光の記憶を探して――続ヨーロッパ思索の旅』(仮題)と『日本文学の扉をひらく』(第一巻)がある。 |