講座詳細情報
申し込み締切日:2014-04-10 / 文学 / 学内講座コード:14120068
万葉集の世界
- 開催日
- 4月18日(金)、 5月 9日(金)、 5月30日(金)、 6月20日(金)、 7月11日(金)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 17:00~18:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 10,000円
- 定員
- 40
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
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【講座趣旨】
巻九は、巻七・巻八・巻十に同じく、白鳳期の歌と奈良朝期の歌を対比させた古今構造を持ち、人麻呂歌集、虫麻呂歌集、福麻呂歌集など私家集から出た作を、「雑歌」「相聞」「挽歌」の三大部立の中に年代順に織り込んだ歌巻です。この巻には真間の手児奈や菟原娘子、水江の浦嶋子など伝説の人物を詠んだ歌が多く含まれ、伝説歌人と呼ばれる高橋虫麻呂の歌の多くがこの巻に収められているという特徴があります。本年度はそのような伝説歌を、それらを生んだ地域にスポットを当てて解釈してみたいと思います。
【講義概要】
第1回 4月18日(金) 巻九の雑歌(1)紀伊
第2回 5月 9日(金) 巻九の雑歌(2)宇治
第3回 5月30日(金) 水江の浦嶋子伝承
第4回 6月20日(金) 上総の珠名娘子
第5回 7月11日(金) 河内大橋の娘
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【講座趣旨】
巻九は、巻七・巻八・巻十に同じく、白鳳期の歌と奈良朝期の歌を対比させた古今構造を持ち、人麻呂歌集、虫麻呂歌集、福麻呂歌集など私家集から出た作を、「雑歌」「相聞」「挽歌」の三大部立の中に年代順に織り込んだ歌巻です。この巻には真間の手児奈や菟原娘子、水江の浦嶋子など伝説の人物を詠んだ歌が多く含まれ、伝説歌人と呼ばれる高橋虫麻呂の歌の多くがこの巻に収められているという特徴があります。本年度はそのような伝説歌を、それらを生んだ地域にスポットを当てて解釈してみたいと思います。
【講義概要】
第1回 4月18日(金) 巻九の雑歌(1)紀伊
第2回 5月 9日(金) 巻九の雑歌(2)宇治
第3回 5月30日(金) 水江の浦嶋子伝承
第4回 6月20日(金) 上総の珠名娘子
第5回 7月11日(金) 河内大橋の娘
講師陣
名前 | 堂野前 彰子 |
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肩書き | 明治大学兼任講師 |
プロフィール | 明治大学大学院修了、博士(文学)。日本古代文学専攻。古代日本文学における「性」及び「交易」についての研究を行う一方、琉球文学『遺老説伝』や韓国文学『三国遺事』の研究も行う。主な論文に「遠野のはじめの物語」、『神話としての「一夜孕み」』、「移動する神と人」、「境界を越えていく女」、「『古事記』と交易の道」、「『遺老説伝』と貨幣」などがある。 |