大学公開講座のセカンドアカデミー

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【講座趣旨】
現在、日本は東南アジア諸国・地域と深く関わっています。留学生・旅行者の行き来など「人の関与」、石油や木材など伝統的な商品から、冷凍エビ、衣類といった工業製品など「モノの関与」、日系企業やコンビニエンスストアに代表される「企業やお金の関与」など、さまざまな局面と深く関わってきています。このような深い、幅広い関係はどのようにつくられてきたのでしょうか。歴史をさかのぼって、日本人、日本社会と東南アジア諸国・地域の関係をアジア太平洋戦争までを対象に見ていくことにします。

【講義概要】
第1回 4月12日(土) 日本と東南アジア世界の結びつき-大きく捉えてみようー

第2回 4月19日(土) 日本社会の「東南アジア世界認識」-人々はいつ頃まとまって捉えたか-

第3回 4月26日(土) 戦国時代の日本と東南アジアー日本人町、朱印船、フロイスー

第4回 5月10日(土) アジア・太平洋戦争前の日本社会と東南アジア Part1-経済活動を中心にー

第5回 5月17日(土) アジア・太平洋戦争前の日本社会と東南アジア Part2-人々の行き来を中心にー

第6回 5月31日(土) もう1つの「12月8日」Part1 -マレー半島・シンガポールを中心にー

第7回 6月 7日(土) もう1つの「12月8日」Part2 ─マレー半島・シンガポールを中心に─

第8回 7月 5日(土) アジア・太平洋戦争と東南アジア ─フィリピンを中心に─

第9回 7月12日(土) アジア・太平洋戦争と終戦

名前	鳥居 高
肩書き	明治大学商学部教授、大学院・教養デザイン研究科担当
プロフィール	東南アジアの政治経済と近現代史を専門にしています。地域的には、海に浮かぶイスラーム世界・島嶼部東南アジアです。