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講座詳細情報

申し込み締切日:2014-04-16 / 世界史 / 学内講座コード:14120037

隋唐帝国の社会と文化 ─中国の歴史4─

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
4月24日(木)、 5月 8日(木)、 5月22日(木)、 6月 5日(木)、 6月19日(木)、 7月 3日(木)
講座回数
6回
時間
15:00~16:30
講座区分
前期 
入学金
3,000円
受講料
14,000円
定員
50
補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

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【講座趣旨】
数千年におよぶ中国悠久の歴史のなかで、ひときわ高くそびえるのが隋唐300年(581-907年)です。当時の世界においても比肩するものはなく、そこに東アジア文化圏が成立しました。日本は遣隋使や遣唐使を通じて大陸文化を摂取し、国の基と国家の形を整えました。隋唐国家はどう形成され、どのような歴史をたどったのでしょうか。体制や社会の仕組み、人々の暮らしや文化の様態は?そのような関心のもと、時代の内側に踏み込み、新たな時代像の構築を目指します。授業では図像(映像)や史料、時には新発見の資料や一線の研究動向、歴史の裏側のエピソードなどを交えながら進めたいと思います。今期は日本の奈良時代にあたる8世紀前半(唐玄宗・開元天宝期)の政治と社会の動向、東アジア情勢を取り上げます。

【講義概要】
第1回 4月24日(木) 玄宗の登場と開元の治――玄宗期政治史概観

第2回 5月 8日(木) 唐代律令体制の構造とその行き詰まり

第3回 5月22日(木) 東北満州に成立した渤海国と東アジア動静

第4回 6月 5日(木) 「長安の春」の表と裏――当時の人々の暮らしから

第5回 6月19日(木) 玄宗をとりまく女たち――武恵妃と楊貴妃

第6回 7月 3日(木) 遣唐留学生阿倍仲麻呂の活躍と「井真成墓誌」

講師陣

名前 氣賀澤 保規
肩書き 明治大学文学部教授(アジア史専攻)
プロフィール 博士(文学)。京都大学文学部卒業。同大学院修了。1995年より現職。専門は、中国魏晋南北朝から隋唐時代にかけての政治社会文化史。主著に『府兵制の研究』(同朋舎、明治大学学術奨励賞受賞)、『則天武后』(白帝社)、『中国の歴史12、絢爛たる世界帝国 隋唐時代』(講談社)、『遣隋使がみた風景』(八木書店)「中国中世仏教石刻の研究」(勉誠出版)など。本講座で隋唐時代の魅力にあふれた歴史像に迫りたい。
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