講座詳細情報
申し込み締切日:2014-04-14 / 文学 / 学内講座コード:14120007
旅路に歌う西行
- 開催日
- 4月22日(火)、 5月13日(火)、 5月27日(火)、 6月 3日(火)、 6月17日(火)、 7月 1日(火)
- 講座回数
- 6回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 13,000円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
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【講座趣旨】
桜の花と月をこよなく愛でた西行は、日本文学史上の数多くの歌人の中で現代人によく知られていると同時に、一番親しまれている歌人であると言えます。よい家柄に生まれながらも、23歳という若さで出家を遂げた西行は、73歳を一期に河内国弘川寺で入寂するまで人生の大半を旅から旅の中で送るようになります。本講座では、西行の旅の歌を中心に読み解きながら、西行の歌の魅力に触れていきたいと思います。
【特記事項】
◆入会金無料◆
【リバティアカデミー講座「中野キャンパス」「生田キャンパス」開設記念】
・2014年度に「中野キャンパス」「生田キャンパス」で実施する講座にお申込の方に限り、入会金3,000円(3年度間有効)が無料になります。
※既に他講座で入会手続をされた方には適用できませんので、ご了承下さい。
※オープン講座は対象外になりますのでご了承下さい。
【講義概要】
第1回 4月22日(火) 鳥辺山の哀傷歌
京都の清水寺の裏に鳥辺野・鳥辺山があり、昔から葬送の地であったが、西行は鳥辺野での光景を実際に見て、それを歌に詠み込んだと思います。
第2回 5月13日(火) 西行の六道の歌
山家集の中・雑部の中に所載する六道(地獄・餓鬼・畜生・修羅・人・天)の歌六首について、六道の思想と時代的背景などと結びつけて解説します。
第3回 5月27日(火) 伊勢での草案生活
西行は伊勢在住の時、伊勢神宮に参拝して「何事のおわしますを知らねどもかたじけなさに涙にこぼるる」と歌っています。
第4回 6月 3日(火) 再度みちのくへの旅
西行は69歳の時、東大寺復興に力を注いだ重源に頼まれて、砂金勧進のために平泉の藤原秀衡を訪ねていくことになります。
第5回 6月17日(火) 晩年の一首「にほてるや」の歌
慈円の拾玉集第四冊に、西行がその晩年に比叡山無動寺を訪れ、西行が「和歌起請」をみずから破って、生涯の結句とも言うべき「にほてるや」の歌を詠んでいます。
第6回 7月 1日(火) 西行の和歌観
明恵上人伝に語られている西行歌論について、西行の内面を形成する仏教思想が、いかなる意味合いをもって彼の歌に関わっているのか検討します。
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【講座趣旨】
桜の花と月をこよなく愛でた西行は、日本文学史上の数多くの歌人の中で現代人によく知られていると同時に、一番親しまれている歌人であると言えます。よい家柄に生まれながらも、23歳という若さで出家を遂げた西行は、73歳を一期に河内国弘川寺で入寂するまで人生の大半を旅から旅の中で送るようになります。本講座では、西行の旅の歌を中心に読み解きながら、西行の歌の魅力に触れていきたいと思います。
【特記事項】
◆入会金無料◆
【リバティアカデミー講座「中野キャンパス」「生田キャンパス」開設記念】
・2014年度に「中野キャンパス」「生田キャンパス」で実施する講座にお申込の方に限り、入会金3,000円(3年度間有効)が無料になります。
※既に他講座で入会手続をされた方には適用できませんので、ご了承下さい。
※オープン講座は対象外になりますのでご了承下さい。
【講義概要】
第1回 4月22日(火) 鳥辺山の哀傷歌
京都の清水寺の裏に鳥辺野・鳥辺山があり、昔から葬送の地であったが、西行は鳥辺野での光景を実際に見て、それを歌に詠み込んだと思います。
第2回 5月13日(火) 西行の六道の歌
山家集の中・雑部の中に所載する六道(地獄・餓鬼・畜生・修羅・人・天)の歌六首について、六道の思想と時代的背景などと結びつけて解説します。
第3回 5月27日(火) 伊勢での草案生活
西行は伊勢在住の時、伊勢神宮に参拝して「何事のおわしますを知らねどもかたじけなさに涙にこぼるる」と歌っています。
第4回 6月 3日(火) 再度みちのくへの旅
西行は69歳の時、東大寺復興に力を注いだ重源に頼まれて、砂金勧進のために平泉の藤原秀衡を訪ねていくことになります。
第5回 6月17日(火) 晩年の一首「にほてるや」の歌
慈円の拾玉集第四冊に、西行がその晩年に比叡山無動寺を訪れ、西行が「和歌起請」をみずから破って、生涯の結句とも言うべき「にほてるや」の歌を詠んでいます。
第6回 7月 1日(火) 西行の和歌観
明恵上人伝に語られている西行歌論について、西行の内面を形成する仏教思想が、いかなる意味合いをもって彼の歌に関わっているのか検討します。
講師陣
名前 | 金 任仲 |
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肩書き | 明治大学研究知財戦略機構研究員・前中国烟台大学招聘教授 |
プロフィール | 明治大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。主な著書・論文に『西行和歌と仏教思想』(笠間書院)、『日本文芸思潮史論叢』(ぺりかん社、共著)、「中世説話の和歌―和歌から説話へ」(『国文学解釈と鑑賞』72巻5号、2007)、「新羅僧元暁と義湘伝―『華厳縁起』を中心に」」(『文芸研究』106号、2008)「古代日本と朝鮮渡来文化-高麗神社と聖天院をめぐって」(『文芸研究』109号、2009)、「西行における華厳思想と和歌」(『文芸研究』115号、2011)、「新羅僧義湘と善妙の説話」(『文芸研究』118号、2012)など。 |