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講座詳細情報

申し込み締切日:2013-09-18 / 文学 / 学内講座コード:13220043

内大臣光源氏の権勢と雅びと愛(2)―薄雲巻から少女巻― 源氏物語を読み直す(8)─歴史・文化史・文学史から─

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
9月26日、10月 3日、10月10日、10月17日、10月24日、10月31日、11月 7日、11月14日、11月21日、11月28日、12月 5日(木)
講座回数
11回
時間
14:00~15:30
講座区分
後期 
入学金
3,000円
受講料
25,000円
定員
50
補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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【講座趣旨】
本講座では源氏物語を歴史・文化史・文学史の観点から読み直してみたいと思います。源氏物語の粗筋をたどりながら、名場面や重要な場面を選んで、源氏物語の歴史的文化史的背景を確かめ、日本や中国の文学作品との関わりを確認し、源氏物語の独自な世界への理解を深め、丁寧に鑑賞します。源氏物語の多面的な面白さを発見したいと思います。今期は前期に引き続き、内大臣光源氏の愛と雅びな暮らし、そこに潜む罪の意識を読み解いていきます。

【講義概要】
第1回 9月26日(木) 天変地異と藤壺の宮の崩御(薄雲巻)

第2回 10月 3日(木) 夜居の僧、冷泉帝に出生の秘密を密奏する(薄雲巻)

第3回 10月10日(木) 光源氏、斎宮女御に恋情を訴えるー春秋優劣論(薄雲巻)

第4回 10月17日(木) 朝顔、斎院を退くー式部卿の宮家の物語(朝顔巻)

第5回 10月24日(木) 光源氏、朝顔に恋する(朝顔巻)

第6回 10月31日(木) 光源氏と源典侍(朝顔巻)

第7回 11月 7日(木) 光源氏と朝顔と紫の上(朝顔巻)

第8回 11月14日(木) 雪の夜の光源氏と紫の上との語らいー藤壺の亡霊(朝顔巻)

第9回 11月21日(木) 夕霧元服と光源氏の教育方針(少女巻)

第10回 11月28日(木) 夕霧、字(あざな)を付ける儀式ー博士の活躍(少女巻)

第11回 12月 5日(木) 大学の栄える時代(少女巻)

講師陣

名前 日向 一雅
肩書き 元明治大学文学部教授
プロフィール 1942年山梨県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。博士(文学)。著書『源氏物語の準拠と話型』至文堂(紫式部学術賞受賞)、『源氏物語の世界』岩波新書、『源氏物語-その生活と文化-』中央公論美術出版(連合駿台会学術賞)、『源氏物語 東アジア文化の受容から創造へ』笹間書院。編著『源氏物語の鑑賞と基礎知識 須磨』至文堂、『同 明石』、『同 澪標』『同 若菜下(後半)』。編著『源氏物語 重層する歴史の諸相』竹林舎。編著『源氏物語と平安京』『源氏物語と漢詩の世界』『源氏物語と仏教』『源氏物語と音楽』『源氏物語の礎』『源氏物語と唐代伝奇』以上、青簡舎。
名前 西野入 篤男
肩書き 桐朋学園大学非常勤講師
プロフィール 1980年生まれ。明治大学大学院博士後期課程修了。博士(文学)。
平安時代の文学作品と漢籍の関わり、及び、近・現代中国における日本古典文学作品の受容をテーマに、日本と中国の文化交流について研究している。主な論文として、「『白氏文集』から見た須磨巻の音楽ー諷諭詩・閑適詩における琴の特徴と差異」『源氏物語と音楽 文学・歴史・音楽の接点』青簡舎、2011年「『懐風藻』の〈琴〉ーその用例と表現の特徴をめぐってー」『アジア遊学』126号、勉誠出版、2009年「玉鬘の流離と『白氏文集』「傳戎人」ー光源氏と内大臣との狭間で漂う玉鬘の物語の仕組み」『源氏物語と漢詩の世界 『白氏文集』を中心に』青簡舎、2009年『平安朝文学作品における采女司・采女』『王朝文学と官職・位階』竹林舎、2008年。

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