講座詳細情報
申し込み締切日:2013-09-30 / 世界史 / 学内講座コード:13220019
イラン・トルコ史における遷都と王都の繁栄 ー明大アジア史講座No.18ー
- 開催日
- 10月 8日、10月22日、11月 5日、11月19日、12月 3日(火)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 13,000円
- 定員
- 40
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
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【講座趣旨】
移動生活を常態とする遊牧民にとって、都を定めるということにはどのような意味があるのでしょうか。イランのサファヴィー朝とトルコのオスマン朝の都を事例に、遷都とその都の機能、さらにはそこに花開いた王都文化を解説します。
【講義概要】
第1回 10月 8日(火) 遊牧民が都を定めるということ
移動生活を常態とする遊牧民が都を定める意味を考え、オスマン朝の三回の遷都をあとづけます。
第2回 10月22日(火) サファヴィー朝のガズヴィーン遷都
遊牧民支配下のイランで長らく王都でありつづけたタブリーズが、ついに見限られた理由について考察します。
第3回 11月 5日(火) イスファハーン遷都と王都としての繁栄
遷都が都市文化を飛躍的に発展させた典型例として、王都イスファハーンの繁栄ぶりを紹介します。
第4回 11月19日(火) イスタンブルの1582年祝祭に集う人びと
王都イスタンブルで開催された王子の割礼祭に集った綱渡りなどの技芸者や商工業者に関して解説します。
第5回 12月 3日(火) 1582年祝祭における贈答慣習
祝祭に招待された外国使節や国内の要職者がスルタンおよび王子へ贈った贈物とその作法を明らかにします。
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【講座趣旨】
移動生活を常態とする遊牧民にとって、都を定めるということにはどのような意味があるのでしょうか。イランのサファヴィー朝とトルコのオスマン朝の都を事例に、遷都とその都の機能、さらにはそこに花開いた王都文化を解説します。
【講義概要】
第1回 10月 8日(火) 遊牧民が都を定めるということ
移動生活を常態とする遊牧民が都を定める意味を考え、オスマン朝の三回の遷都をあとづけます。
第2回 10月22日(火) サファヴィー朝のガズヴィーン遷都
遊牧民支配下のイランで長らく王都でありつづけたタブリーズが、ついに見限られた理由について考察します。
第3回 11月 5日(火) イスファハーン遷都と王都としての繁栄
遷都が都市文化を飛躍的に発展させた典型例として、王都イスファハーンの繁栄ぶりを紹介します。
第4回 11月19日(火) イスタンブルの1582年祝祭に集う人びと
王都イスタンブルで開催された王子の割礼祭に集った綱渡りなどの技芸者や商工業者に関して解説します。
第5回 12月 3日(火) 1582年祝祭における贈答慣習
祝祭に招待された外国使節や国内の要職者がスルタンおよび王子へ贈った贈物とその作法を明らかにします。
講師陣
名前 | 江川 ひかり |
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肩書き | 明治大学文学部教授 |
プロフィール | 早稲田大学文学部卒業、お茶の水女子大学大学院修了後、立命館大学を経て、2009年より現職。専門は、トルコ近代史、19世紀オスマン帝国社会経済史。主著に『ワードマップ・イスラーム:社会生活・思想・歴史』(新曜社 共編著)、共著Yagci Bedir Yorukleri(2007『ヤージュ・ベディル遊牧民)、『19 世紀オスマン帝国北部中央ブルガリアの農村社会―タルノヴォ郡三村における農業経営と土地「売買」』『明大アジア史論集』13号(2009)など。 |
名前 | 平野 豊 |
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肩書き | 明治大学文学部兼任講師 |
プロフィール | 明治大学文学部卒業。同大学大学院修了。専門は、サファヴィー朝時代イラン史。主に文化活動の場としての観点から、宮廷とイラン諸都市との関係を研究中。あわせて、詩人伝や書家・画家伝などの列伝史料を読んでいる。主著に「エスマーイール1世の遺言と母后タージルーの政治的判断 -サファヴィー朝初の王位継承を支えた二本の柱-」『明大アジア史論集』13号(2009)など。 |
名前 | 奥 美穂子 |
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肩書き | 東都リハビリテーション学院非常勤講師 |
プロフィール | 女子美術大学付属高等学校・中学校専任教諭を経て、2013年明治大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(史学)。専門は、前近代オスマン帝国社会史。特に、国家行事としての祝祭を主題に研究を進める。主論文に「オスマン帝国における『王の祝祭』の再構築に向けて」『明大アジア史論集』13号(2009)、「オスマン帝国の『王の祝祭』にみる政治文化:1530年と1582年の割礼祭の比較」『比較都市史研究』29-1号(2010)など。 |