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講座詳細情報

申し込み締切日:2013-09-23 / 文学 / 学内講座コード:13220025

日本におけるイソップ寓話の受容と変容 『イソポのハブラス』と『伊曾保物語』を中心に

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
10月 1日、10月 8日、10月15日、10月22日、10月29日、11月 5日、11月12日、11月19日、11月26日、12月 3日(火)
講座回数
10回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
3,000円
受講料
21,000円
定員
30
補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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【講座趣旨】
世界中で読まれている古代ギリシャ起源のイソップ寓話は、日本にはイエズス会の宣教師によって16世紀末頃にもたらされ、その後キリシタン版『イソポのハブラス』と仮名草子『伊曾保物語』の二種の邦訳が刊行されました。本講座では、代表的な話で両書に共通する話をいくつか取り上げ、それらを西洋に伝わる同じ話や近現代の日本で読まれている同じ話と比較しながら読むことで、イソップ寓話の日本における受容や変容の様子を確かめ、そのあり方について考えてみたいと思います。

【講義概要】
第1回 10月 1日(火) イソップ寓話とその日本への伝来
イソップ寓話とは何かについての概説と、それがどのように伝承され、流布し、日本にどのように伝来したかについての概説。

第2回 10月 8日(火) 『イソポのハブラス』と『伊曾保物語』
『イソポのハブラス』と『伊曾保物語』についての基本的な解説。

第3回 10月15日(火) アリとキリギリス
さまざまな文献に見える「アリとキリギリス」の話を比較しながらの講読。

第4回 10月22日(火) 肉を運ぶイヌ
さまざまな文献に見える「肉を運ぶイヌ」の話を比較しながらの講読。

第5回 10月29日(火) ライオンとロバ
さまざまな文献に見える「ライオンとロバ」の話を比較しながらの講読。

第6回 11月 5日(火) 王様を欲しがるカエル
さまざまな文献に見える「王様を欲しがるカエル」の話を比較しながらの講読。

第7回 11月12日(火) カラスとキツネ
さまざまな文献に見える「カラスとキツネ」の話を比較しながらの講読。

第8回 11月19日(火) オオカミとサギ
さまざまな文献に見える「オオカミとサギ」の話を比較しながらの講読。

第9回 11月26日(火) 田舎のネズミと町のネズミ
さまざまな文献に見える「田舎のネズミと町のネズミ」の話を比較しながらの講読。

第10回 12月 3日(火) 胃袋と足
さまざまな文献に見える「胃袋と足」の話を比較しながらの講読。

講師陣

名前 渡 浩一
肩書き 明治大学国際日本学部教授・明治大学博物館副館長
プロフィール 埼玉大学教養学部卒、東京都立大学大学院人文科学研究科史学専攻修士課程修了、東洋大学大学院文学研究科国文学専攻博士後期課程単位取得退学。専攻は日本文化史。主な研究テーマは、「地蔵信仰史」「日本人の冥界思想」「説話と説話画」および「外国人の見た日本」。著書に『延命地蔵菩薩経直談鈔』(編著、勉誠社)、『日本文学と仏教第7巻・霊地』(共著、岩波書店)、『一四巻本地蔵菩薩霊験記』(共編、校注・解説、三弥井書店)、『室町物語草子集』(共編著、校注・訳・解説、小学館新編日本古典文学全集63)、『お地蔵さんの世界―救いの説話・歴史・民俗―』(慶友社)など。

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