講座詳細情報
申し込み締切日:2013-05-06 / 文学 / 学内講座コード:13120037
古代学研究の最前線 Ⅸ―時代の転換とその社会・人物像―
- 開催日
- 5月14日(火)、 5月28日(火)、 6月 4日(火)、 6月18日(火)、 7月 2日(火)、 7月16日(火)、 7月30日(火)、 9月17日(火)、10月 1日(火)、10月15日(火)、10月29日(火)、11月 5日(火)、11月19日(火)、12月 3日(火)、12月17日(火)
- 講座回数
- 15回
- 時間
- 18:30~20:00
- 講座区分
- 通年
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 35,500円
- 定員
- 60
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
この1年間、世界各国でリーダーが新任ないし再任しましたが、なかなか次の時代の見通しがきかない状況が続いています。しかし、あらためて考古学・歴史学・文学ジャンルをふり返ってみると、人物の描き方は異なっています。「もの」から復元する考古学では、困難でしょう。
今年度は、無理を承知で、転換期における人間のあり方を、その社会的背景と史・資料を通じて迫りたいと思います。新しい日本古代学の構築に向けて、皆さんと考えたいと思います。
【講義概要】
第1回 5月14日(火) 歴史における社会と人間―問題提起―
第2回 5月28日(火) 弥生時代の首長
第3回 6月 4日(火) 考古学と卑弥呼
第4回 6月18日(火) 天皇陵古墳(今城塚古墳)
第5回 7月 2日(火) 群集墳と有力家長
第6回 7月16日(火) ヤマト王権の首長
第7回 7月30日(火) 印波国造大生部氏三代
第8回 9月17日(火) 聖武天皇と国分寺
第9回 10月 1日(火) 『古事記』『日本書紀』の天皇を読む―雄略天皇の場合
第10回 10月15日(火) 『万葉集』と「歌人」―歌人論の虚妄
第11回 10月29日(火) 受領
第12回 11月 5日(火) 平安時代の東国社会
第13回 11月19日(火) 地方豪族と郡司
第14回 12月 3日(火) 平安時代の天皇と摂政・関白
第15回 12月17日(火) 藤原道長の栄華
この1年間、世界各国でリーダーが新任ないし再任しましたが、なかなか次の時代の見通しがきかない状況が続いています。しかし、あらためて考古学・歴史学・文学ジャンルをふり返ってみると、人物の描き方は異なっています。「もの」から復元する考古学では、困難でしょう。
今年度は、無理を承知で、転換期における人間のあり方を、その社会的背景と史・資料を通じて迫りたいと思います。新しい日本古代学の構築に向けて、皆さんと考えたいと思います。
【講義概要】
第1回 5月14日(火) 歴史における社会と人間―問題提起―
第2回 5月28日(火) 弥生時代の首長
第3回 6月 4日(火) 考古学と卑弥呼
第4回 6月18日(火) 天皇陵古墳(今城塚古墳)
第5回 7月 2日(火) 群集墳と有力家長
第6回 7月16日(火) ヤマト王権の首長
第7回 7月30日(火) 印波国造大生部氏三代
第8回 9月17日(火) 聖武天皇と国分寺
第9回 10月 1日(火) 『古事記』『日本書紀』の天皇を読む―雄略天皇の場合
第10回 10月15日(火) 『万葉集』と「歌人」―歌人論の虚妄
第11回 10月29日(火) 受領
第12回 11月 5日(火) 平安時代の東国社会
第13回 11月19日(火) 地方豪族と郡司
第14回 12月 3日(火) 平安時代の天皇と摂政・関白
第15回 12月17日(火) 藤原道長の栄華
備考
【教材】
レジュメ資料
レジュメ資料
講師陣
名前 | 吉村 武彦 |
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肩書き | 明治大学文学部教授 |
プロフィール | 1945年朝鮮生まれ。京都・大阪育ち。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。博士(文学)。専攻は、日本古代史。主な著書に、『日本の歴史3 古代王権の展開』(集英社)、『日本古代の社会と国家』(岩波書店)、『古代天皇の誕生』(角川選書)、『日本社会の誕生』(岩波ジュニア新書)、『聖徳太子』(岩波新書)、『ヤマト王権』(岩波新書)他多数。 |
名前 | 石川 日出志 |
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肩書き | 明治大学文学部教授 |
プロフィール | 1954年新潟県生まれ。専門は日本考古学・弥生時代。弥生時代併行期に日本列島各地で展開した文化の多様性と相互の関係性を読み解くことが現在の課題。主な著書に、『農耕社会の成立』(岩波書店)、『「弥生時代」の発見 弥生町遺跡』(新泉社:以上単著、以下共著)、『図解・日本の人類遺跡』(東京大学出版会)、『シンポジウム弥生時代の考古学』(学生社)、『考古資料大観1 弥生・古墳時代 土器1』(小学館)など。 |
名前 | 佐々木 憲一 |
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肩書き | 明治大学文学部教授 |
プロフィール | 1962年東京生まれ、京都育ち。ハーヴァード大学人類学研究科大学院博士課程修了。2009年より現職。専門は国家形成期の考古学(古墳時代)。主な著書に、『雪野山古墳』(新泉社2004)、『関東の後期古墳群』(共編著、六一書房2010)など。 |
名前 | 山路 直充 |
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肩書き | 市立市川考古博物館学芸員・明治大学兼任講師 |
プロフィール | 日本考古学。国分寺とその瓦研究の牽引者。近年では、文字瓦から墨の研究に重心を移す。『国分寺における寺院地と伽藍地』『古代』(110、2001)、共著『日本古代道路事典』(八木書店、2004) |
名前 | 神野志 隆光 |
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肩書き | 明治大学大学院特任教授 |
プロフィール | 1946年和歌山県生まれ。東京大学人文科学研究科博士課程中退。博士(文学)。専攻は日本古代文学。主要な著著に、『古事記の達成』(東京大学出版会)、『古事記の世界観』(吉川弘文館)、『古事記』(NHKブックス)、『漢字テキストとしての古事記』(東京大学出版会)他多数。 |
名前 | 川尻 秋生 |
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肩書き | 早稲田大学文化構想学部准教授 |
プロフィール | 日本古代史。飛鳥時代から、平安時代までの政治形態を総合的に研究。寺院史・東国地域史も専門家。『古代東国史の基礎的研究』(塙書房、2003)、『日本古代の格と資財帳』(吉川弘文館、2003)、『日本の歴史4 揺れ動く貴族社会』(小学館、2008)、『平安京遷都』(岩波新書)他多数。 |
名前 | 黒済 玉恵 |
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肩書き | 東村山市遺跡調査会副主任 |
プロフィール | 東京都生まれ。國學院大學文学部史学科卒業。東京都北区・東村山市等で埋蔵文化財調査に従事。『東村山市史資料編(考古)』(共著、2001)、『狭山丘陵における遺跡の動向と東の上遺跡』(『埼玉考古』43、2008) |
名前 | 加藤 友康 |
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肩書き | 明治大学大学院特任教授 |
プロフィール | 1948年東京都生まれ。東京大学文学部卒。同大学院人文科学研究科博士課程中退。専攻は日本古代史。東京大学史料編纂所において『大日本史料』の編纂と正倉院文書の調査研究に従事。編著『古代文書論―正倉院文書と木簡・漆紙文書』(東京大学出版会)、『日本の時代史 6』(吉川弘文館)他多数。 |