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講座詳細情報

申し込み締切日:2013-04-23 / 文学 / 学内講座コード:13120003

「歎異抄」を読む

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
5月 1日(水)、 5月15日(水)、 5月29日(水)、 6月12日(水)、 6月26日(水)、 7月10日(水)、10月 2日(水)、10月16日(水)、10月30日(水)、11月13日(水)、11月27日(水)、12月11日(水)
講座回数
12回
時間
15:00~16:30
講座区分
通年 
入学金
3,000円
受講料
28,000円
定員
40
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
インドに生まれ、中国を通し日本に伝えられた大乗仏教は、浄土教において限りなく、真の悉皆成仏に近づいていきますが、その極点に親鸞の思想があるといってよいでしょう。そもそもカースト制が根強いインドに仏教が根を下ろすことは土台無理で、また儒教を基盤に展開してきた中国では「人の道」すなわち道徳や倫理が、いのちの絶対平等・循環の思想への障害となってきたといってよいでしょう。今、社会内部で、あるいは民族間で深まる格差とそれに発する不満、憎しみ、犯罪、そして戦争。鎌倉仏教で一旦救済策が呈示されたかにみえる末法の世は、今まさに世界的規模で再び私たちを襲ってきたのです。親鸞の弟子、唯円坊によって書かれた『歎異抄』を通して、益々混迷を深める現代の来世打開の糸口を探りたいと思います。

【講義概要】
第1回 5月 1日(水) 「歎異抄」を読む(1)
浄土教とは

第2回 5月15日(水) 「歎異抄」を読む(2)
前序1章2章

第3回 5月29日(水) 「歎異抄」を読む(3)
3章4章

第4回 6月12日(水) 「歎異抄」を読む(4)
5章6章

第5回 6月26日(水) 「歎異抄」を読む(5)
とても地獄は一定すみかぞかし

第6回 7月10日(水) 「歎異抄」を読む(6)
7章8章

第7回 10月 2日(水) 「歎異抄」を読む(7)
9章10章

第8回 10月16日(水) 「歎異抄」を読む(8)
11章12章

第9回 10月30日(水) 「歎異抄」を読む(9)
14章15章16章

第10回 11月13日(水) 「歎異抄」を読む(10)
17章18章後序

第11回 11月27日(水) 「歎異抄」を読む(11)
無碍の一道

第12回 12月11日(水) 「歎異抄」を読む(12)
総論

備考

【教材】
レジュメ資料

講師陣

名前 金山 秋男
肩書き 明治大学法学部教授・明治大学死生学・基層文化研究所
プロフィール 1948年栃木県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。専攻は死生学、宗教民俗学。著書に『「生と死」の図像学』、『巡礼-その世界』、『人はなぜ旅にでるのか』、『生と死の東西文化史』(いずれも共著)など。道元の「正法眼蔵」に関するものを中心に、仏教思想関係論文多数。現在、明治大学野生の科学研究所副所長、明治大学死生学・基層文化研究所所長、国際熊野学会副代表、日本臨床美術協会理事。
名前 林 雅彦
肩書き 明治大学法学部教授・同大学院教養デザイン研究科担当
プロフィール 1944年東京都生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。専攻は説話文学・絵解き、アジアの宗教民俗学。単著・共著・編著に『日本の絵解き―資料と研究』、『絵解きの東漸』、『日本における民衆と宗教』、『「生と死」の東西文化史』『唱導文化の比較研究』など多数。絵解き研究で第6回日本古典文学会賞受賞。現在説話文学会代表委員、国際熊野学会代表委員。新宮市市政功労者。
名前 太田 浩史
肩書き 真宗大谷派高岡教区大福寺住職・日本民藝協会常任理事・となみ民藝協会会長
プロフィール 1955年富山県城端町(現南砺市)生まれ。大谷大学文学部卒。大福寺住職の傍ら2004年からとなみ民藝協会会長。2007年から日本民藝協会常任理事を務める。「土徳」をモットーに、地域の風土やお講を大切にした教化の必要性をうったえる。
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