講座詳細情報
申し込み締切日:2013-06-21 / 文学 / 学内講座コード:13170003
太平洋諸島学 事始め―太平洋の島々からみる国際社会と日本― PIC(太平洋諸島センター)後援
- 開催日
- 6月29日(土)
- 講座回数
- 1回
- 時間
- 14:00~15:30
- 講座区分
- 1回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 1,000円
- 定員
- 120
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
観光地として人気のあった太平洋諸島が、近年、海洋資源という意味で世界的に関心を集めるようになっています。2012年5月に沖縄で太平洋・島サミットが政府主催で開催されましたが、これは日本にとって太平洋諸島がいかに重要であるかを反映した『集まり』になりました。ただ、『ここ』でも国際関係が大きな陰を落としました。この会議に政治的理由で欠席した国も出ました。これまで平和で国際的な紛争とは無縁であった太平洋諸島も、大国間の世界的戦略とは無縁でなくなってきた様子です。この講座では太平洋諸島が抱える課題や問題、それに利点などを理論的な側面と実務的な視点から検討しようとしています。太平洋諸島が抱える難問だけをとり上げるのが、この講座の目的ではありません。太平洋諸島にあって日本に乏しい時間的な余裕や文化的な豊かさを分析し、それを起点に「太平洋諸島学」という分野の確立を目指すことが、この講座の目標になっています。(コーディネータ:中邨 章)
21世紀に入り、世界の目は海洋へと向けられております。2012年5月に沖縄で開催された第6回太平洋・島サミットでは、かつてないほどの大きさで国際マスメディアによる報道がなされました。また、このところの日本における、尖閣諸島や竹島などの海洋領土問題への関心も急激な高まりを見せています。これらは、海洋問題や海洋地域への関心度が低かった一般日本人の意識を変化させることにつながっています。海洋大国としての日本を見た時に、広大な太平洋に広がる島嶼国との関係に目を向けることで、日本の外交や経済、あるいは環境問題などの国際的な課題について捉える知見を身につけていけることでしょう。本講義は、「太平洋諸島学」という学問と政策を融合させた新たな研究視点から、日本と太平洋の関係における将来性について太平洋諸島学会会長より論じていただきます。後期の連続講義(予定)につながるスタートラインの位置づけとなる講義です。(講師:小林 泉)
【特記事項】
申込方法:事前予約制です。(全席自由、先着120名)
ホームページ、またはお電話にてお申し込み下さい。
TEL:03-3296-4423 WEB:https://academy.meiji.jp
●リバティアカデミーオープン講座は、会員の方以外も広く受講できます。
●受講料:明大生、リバティアカデミー会員:無料 /一般:1,000円
※受講料は、当日「会場受付」にてお支払いいただきます。
●お申込後、受講のご案内といった郵送物は送付されません。
●会場:明治大学駿河台キャンパス リバティタワー教室
※会場は決定次第HP等でお知らせいたします。
【講義概要】
第1回 6月29日(土) 太平洋諸島学 事始め
ー太平洋の島々からみる国際社会と日本ー
観光地として人気のあった太平洋諸島が、近年、海洋資源という意味で世界的に関心を集めるようになっています。2012年5月に沖縄で太平洋・島サミットが政府主催で開催されましたが、これは日本にとって太平洋諸島がいかに重要であるかを反映した『集まり』になりました。ただ、『ここ』でも国際関係が大きな陰を落としました。この会議に政治的理由で欠席した国も出ました。これまで平和で国際的な紛争とは無縁であった太平洋諸島も、大国間の世界的戦略とは無縁でなくなってきた様子です。この講座では太平洋諸島が抱える課題や問題、それに利点などを理論的な側面と実務的な視点から検討しようとしています。太平洋諸島が抱える難問だけをとり上げるのが、この講座の目的ではありません。太平洋諸島にあって日本に乏しい時間的な余裕や文化的な豊かさを分析し、それを起点に「太平洋諸島学」という分野の確立を目指すことが、この講座の目標になっています。(コーディネータ:中邨 章)
21世紀に入り、世界の目は海洋へと向けられております。2012年5月に沖縄で開催された第6回太平洋・島サミットでは、かつてないほどの大きさで国際マスメディアによる報道がなされました。また、このところの日本における、尖閣諸島や竹島などの海洋領土問題への関心も急激な高まりを見せています。これらは、海洋問題や海洋地域への関心度が低かった一般日本人の意識を変化させることにつながっています。海洋大国としての日本を見た時に、広大な太平洋に広がる島嶼国との関係に目を向けることで、日本の外交や経済、あるいは環境問題などの国際的な課題について捉える知見を身につけていけることでしょう。本講義は、「太平洋諸島学」という学問と政策を融合させた新たな研究視点から、日本と太平洋の関係における将来性について太平洋諸島学会会長より論じていただきます。後期の連続講義(予定)につながるスタートラインの位置づけとなる講義です。(講師:小林 泉)
【特記事項】
申込方法:事前予約制です。(全席自由、先着120名)
ホームページ、またはお電話にてお申し込み下さい。
TEL:03-3296-4423 WEB:https://academy.meiji.jp
●リバティアカデミーオープン講座は、会員の方以外も広く受講できます。
●受講料:明大生、リバティアカデミー会員:無料 /一般:1,000円
※受講料は、当日「会場受付」にてお支払いいただきます。
●お申込後、受講のご案内といった郵送物は送付されません。
●会場:明治大学駿河台キャンパス リバティタワー教室
※会場は決定次第HP等でお知らせいたします。
【講義概要】
第1回 6月29日(土) 太平洋諸島学 事始め
ー太平洋の島々からみる国際社会と日本ー
講師陣
名前 | 中邨 章 |
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肩書き | 明治大学名誉教授 |
プロフィール | コーディネータ。1966年カリフォルニア大学バークレー校政治学部卒業(B.A.)。1973年南カリフォルニア大学大学院政治学部博士課程卒業(Ph.D.)。2008年3月まで明治大学副学長・大学院長。元国際連合行政専門委員会委員。現在、国際行政学会副会長、日本自治体危機管理学会会長、自治大学校特任教授。2007年にマレーシア政府から叙勲。著書に『自治体主権のシナリオ』、『東京市政と都市計画』、『アメリカの地方自治』(単著)など。 |
名前 | 小林 泉 |
---|---|
肩書き | 大阪学院大学教授・(社)太平洋諸島地域研究所理事 |
プロフィール | 国際関係学専攻。博士(農業経済学)。太平洋諸島学会会長。「第5回及び6回太平洋・島サミット有識者懇談会」座長。著書に『太平洋島嶼諸国論』、『アメリカ極秘文書と信託統治の終焉』(太平正芳記念特別賞受賞)、『南の島の日本人』がある。 |