講座詳細情報
申し込み締切日:2013-07-18 / 文学 / 学内講座コード:13160001
源氏物語のみやび―行事と遊宴― 【夏季源氏物語公開講座】 千代田区後援
- 開催日
- 7月26日(金)、 7月27日(土)、 7月29日(月)、 7月30日(火)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 14:00~16:00
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 4,000円
- 定員
- 400
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
源氏物語にはさまざまな行事が数多く描かれます。男踏歌や五節の舞姫のような年中行事、冷泉帝と朱雀院の六条院行幸のような臨時行事、光源氏の元服や結婚というような人生儀礼です。そうした行事が物語世界を華やかに演出しています。しかし、物語は実際の行事をそのまま描くわけではありません。物語は実際の行事のどのような側面を、どのような基準で取り上げているのか、史実の行事を押さえるところから、物語に描かれる行事の特色を見てみたいと思います。いったいなぜ源氏物語はそのように多くの行事を描いたのか、それはどのような意味があったのか、そのことが後世の源氏物語享受にどのような意味をもたらしたのか、みやびな行事の世界が意味するところを考えてみたいと思います。
【特記事項】
●本講座を受講される千代田区民(在勤は除く)の方は、新規入会金3,000円(3年度間有効)が無料です。
●千代田区民(在勤は除く)でお申込みの方は、「電話」「FAX」での受付となります。
ホームページからの「オンライン申込」では入会金無料特典を受けることができません。
【講義概要】
第1回 7月26日(金) 「孟夏(もうか)の旬(しゅん)ー夏のはじめの政務の儀式と宴会」
第2回 7月27日(土) 「薫物合(たきものあわせ)-香りの風流」(梅枝巻)
第3回 7月29日(月) 「七夕と七月の年中行事」
第4回 7月30日(火) 「冷泉帝と朱雀院の六条院行幸ー華麗な行事の意味するもの」(藤裏葉巻)
源氏物語にはさまざまな行事が数多く描かれます。男踏歌や五節の舞姫のような年中行事、冷泉帝と朱雀院の六条院行幸のような臨時行事、光源氏の元服や結婚というような人生儀礼です。そうした行事が物語世界を華やかに演出しています。しかし、物語は実際の行事をそのまま描くわけではありません。物語は実際の行事のどのような側面を、どのような基準で取り上げているのか、史実の行事を押さえるところから、物語に描かれる行事の特色を見てみたいと思います。いったいなぜ源氏物語はそのように多くの行事を描いたのか、それはどのような意味があったのか、そのことが後世の源氏物語享受にどのような意味をもたらしたのか、みやびな行事の世界が意味するところを考えてみたいと思います。
【特記事項】
●本講座を受講される千代田区民(在勤は除く)の方は、新規入会金3,000円(3年度間有効)が無料です。
●千代田区民(在勤は除く)でお申込みの方は、「電話」「FAX」での受付となります。
ホームページからの「オンライン申込」では入会金無料特典を受けることができません。
【講義概要】
第1回 7月26日(金) 「孟夏(もうか)の旬(しゅん)ー夏のはじめの政務の儀式と宴会」
第2回 7月27日(土) 「薫物合(たきものあわせ)-香りの風流」(梅枝巻)
第3回 7月29日(月) 「七夕と七月の年中行事」
第4回 7月30日(火) 「冷泉帝と朱雀院の六条院行幸ー華麗な行事の意味するもの」(藤裏葉巻)
備考
【教材】
レジュメ資料
レジュメ資料
講師陣
名前 | 日向 一雅 |
---|---|
肩書き | 元明治大学文学部教授 |
プロフィール | 1942年山梨県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。博士(文学)。著書『源氏物語の準拠と話型』至文堂(紫式部学術賞受賞)、『源氏物語の世界』岩波新書、『源氏物語-その生活と文化-』中央公論美術出版(連合駿台会学術賞)、『源氏物語 東アジア文化の受容から創造へ』笹間書院。編著『源氏物語の鑑賞と基礎知識 須磨』至文堂、『同 明石』、『同 澪標』『同 若菜下(後半)』。編著『源氏物語 重層する歴史の諸相』竹林舎。編著『源氏物語と平安京』『源氏物語と漢詩の世界』『源氏物語と仏教』『源氏物語と音楽』『源氏物語の礎』『源氏物語と唐代伝奇』以上、青簡舎。 |
名前 | 加藤 友康 |
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肩書き | 明治大学大学院特任教授 |
プロフィール | 1948年東京都生まれ。東京大学文学部卒。同大学院人文科学研究科博士課程中退。専攻は日本古代史。東京大学史料編纂所において『大日本史料』の編纂と正倉院文書の調査研究に従事。編著『古代文書論―正倉院文書と木簡・漆紙文書』(東京大学出版会)、『日本の時代史 6』(吉川弘文館)他多数。 |