講座詳細情報
申し込み締切日:2013-05-02 / 文学 / 学内講座コード:13120071
発酵食品の魅力と食品の安全性を守るしくみ ~美味しい食品を作る工夫と食品安全の確保~ 川崎市教育委員会連携事業
- 開催日
- 5月10日(金)、 5月24日(金)、 6月 7日(金)、 6月21日(金)、 6月28日(金)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 11:00~12:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 10,000円
- 定員
- 40
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
古来より日本人が微生物の力を利用して作り出して来た酒類、調味料、漬物などの発酵食品について、洗練された伝統技術について学ぶとともに、美味しいものにこだわってきた人々の情熱について語れるようになりたい方をお待ちしています。
一方で、食糧自給率40%の日本にとって、安心して食べることのできる食料の確保は死活問題です。生産性が高いと言われる遺伝子組換え作物の栽培と流通の実体および行政の食品安全に対する取り組みについて学び、食品の安全性について、自分で判断できるようになることを目標とします。
【特記事項】
◆会場…生田キャンパス・地域産学連携研究センター
◆入会金無料
【リバティアカデミー講座「中野キャンパス」「生田キャンパス」開設記念】
・2013年度に「中野キャンパス」「生田キャンパス」で実施する講座にお申込の方に限り、入会金3,000円(3年度間有効)が無料になります。
※既に他講座で入会手続をされた方には適用できませんので、ご了承下さい。
※オープン講座は対象外になりますのでご了承下さい。
【講義概要】
第1回 5月10日(金) 発酵食品の生産と微生物(1)
漬け物・チーズ・ヨーグルトなどの発酵食品および、味噌・しょう油・酢などの調味料の伝統的で洗練された製法と微生物の働きについて解説し、美味しいものにこだわってきた人々の情熱について考える。
第2回 5月24日(金) 発酵食品の生産と微生物(2)
ワイン、ビール、清酒などのアンコール飲料の技巧を尽くした製法と微生物の働きについて紹介する。各国の酒類の歴史と文化について語り、選び方とたしなみ方についても触れていく。
第3回 6月 7日(金) 遺伝子組換え作物の安全性と必要性
究極の育種法とも言われる遺伝子組換え技術を用いた作物の原理と世界的な栽培の現状について解説する。さらに、遺伝子組換え作物の安全性と必要性について議論する。
第4回 6月21日(金) 放射線の話
放射線とは何か、放射性物質はどのようなパワーを持っているのか解説し、原子力発電および核爆弾の原理について説明する。放射線の危険性について客観的に評価し、有効利用法と安全確保への取り組みについて検証する。
第5回 6月28日(金) 食品の安全性を守る
食中毒などの病原菌やキノコやカビの毒など食料を脅かす要因について紹介するとともに、農薬・食品添加物・遺伝子組換え作物について解説する。食料の安全確保と安全性に対する取り組みについて、現代社会の抱えるさまざまな問題点とともに考えてゆく。
古来より日本人が微生物の力を利用して作り出して来た酒類、調味料、漬物などの発酵食品について、洗練された伝統技術について学ぶとともに、美味しいものにこだわってきた人々の情熱について語れるようになりたい方をお待ちしています。
一方で、食糧自給率40%の日本にとって、安心して食べることのできる食料の確保は死活問題です。生産性が高いと言われる遺伝子組換え作物の栽培と流通の実体および行政の食品安全に対する取り組みについて学び、食品の安全性について、自分で判断できるようになることを目標とします。
【特記事項】
◆会場…生田キャンパス・地域産学連携研究センター
◆入会金無料
【リバティアカデミー講座「中野キャンパス」「生田キャンパス」開設記念】
・2013年度に「中野キャンパス」「生田キャンパス」で実施する講座にお申込の方に限り、入会金3,000円(3年度間有効)が無料になります。
※既に他講座で入会手続をされた方には適用できませんので、ご了承下さい。
※オープン講座は対象外になりますのでご了承下さい。
【講義概要】
第1回 5月10日(金) 発酵食品の生産と微生物(1)
漬け物・チーズ・ヨーグルトなどの発酵食品および、味噌・しょう油・酢などの調味料の伝統的で洗練された製法と微生物の働きについて解説し、美味しいものにこだわってきた人々の情熱について考える。
第2回 5月24日(金) 発酵食品の生産と微生物(2)
ワイン、ビール、清酒などのアンコール飲料の技巧を尽くした製法と微生物の働きについて紹介する。各国の酒類の歴史と文化について語り、選び方とたしなみ方についても触れていく。
第3回 6月 7日(金) 遺伝子組換え作物の安全性と必要性
究極の育種法とも言われる遺伝子組換え技術を用いた作物の原理と世界的な栽培の現状について解説する。さらに、遺伝子組換え作物の安全性と必要性について議論する。
第4回 6月21日(金) 放射線の話
放射線とは何か、放射性物質はどのようなパワーを持っているのか解説し、原子力発電および核爆弾の原理について説明する。放射線の危険性について客観的に評価し、有効利用法と安全確保への取り組みについて検証する。
第5回 6月28日(金) 食品の安全性を守る
食中毒などの病原菌やキノコやカビの毒など食料を脅かす要因について紹介するとともに、農薬・食品添加物・遺伝子組換え作物について解説する。食料の安全確保と安全性に対する取り組みについて、現代社会の抱えるさまざまな問題点とともに考えてゆく。
備考
【教材】
レジュメ資料
レジュメ資料
講師陣
名前 | 中島 春紫 |
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肩書き | 農学部教授・食品安全委員会遺伝子組換え食品等専門調査員 |
プロフィール | 清酒・味噌・しょう油の製造に欠かせない麹菌(こうじきん)というカビを研究材料として、ハイドロフォービンと呼ばれる奇妙な吸着性タンパク質の機能の解明と有効利用法の開発をめざしています。麹菌の発酵生産物をたしなむことを至上の喜びとしています。 |