検索:

トップ > 講座詳細


講座詳細情報

申し込み締切日:2013-05-24 / 文学 / 学内講座コード:13120068

土器、陶磁器から最先端セラミックスまでを体験する 陶磁器アカデミー 川崎市教育委員会連携事業

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
6月 1日(土)、 6月 8日(土)、 6月15日(土)、 6月22日(土)、 6月29日(土)
講座回数
5回
時間
10:30~12:00(第五回は14:30~16:00)
講座区分
前期 
入学金
 - 
受講料
12,000円
定員
18
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

関連講座

講座詳細

【講座趣旨】
近年の陶芸ブームの影響もあり、多くの方が陶器に興味を持っていることと思われます。本講座では実際に各自が粘土に触れて作品を制作しますが、「陶器」を芸術品としてのみではなく、原点である土器まで遡り歴史的背景や科学的背景を織り交ぜながら理解できるように、本学の専門家による講義科目も配置しました。本講座を通じて土器に始まったセラミックス合成技術が、現代のパソコンや携帯電話・電気自動車などに使われている最先端セラミックス材料として、どのように役立っているかまで理解していただくことができると思います。

【特記事項】
●材料費込み
●講座終了後、希望者には、各自の制作した陶器を料亭「花ぶさ」に持ち込み、プロの料理人に料理を盛りつけてもらい楽しむ懇親会(実費)を用意しております。日程などの詳細は講座開始後におしらせいたします。
●会場は生田キャンパス地域産学連携研究センターです。

◆入会金無料
【リバティアカデミー講座「中野キャンパス」「生田キャンパス」開設記念】
2013年度に「中野キャンパス」「生田キャンパス」で実施する講座にお申し込みの方に限り、入会金3,000円(3年度間有効)が無料になります。
※既に他講座で入会手続をされた方には適用されませんので、ご了承ください。
※オープン講座は対象外になりますのでご了承ください。

【講義概要】
第1回 6月 1日(土) 日本の陶磁器文化
中国等の影響を強くうけながら茶道の流行を背景に独自の進化を遂げ、世界に類がない文化を形成してきた日本の陶磁器文化を概観する。さらに,伝統的な陶磁器から現代陶器までの製造方法も学習する。

第2回 6月 8日(土) 粘土とは?
プロの陶芸家による指導を受けながら一人あたり皿を2枚つくり、その後粘土などについての講義を行う。

第3回 6月15日(土) 釉薬とは?
プロの陶芸家による指導を受けながら素焼の皿2枚に釉薬を掛けて、その後釉薬のテストピースなどを見ながらの講義を行う。

第4回 6月22日(土) 陶芸とは?
担当講師の制作した作品を見ながら、食器や茶道具、前衛陶磁器などについての講義を行う。

第5回 6月29日(土) セラミックスとは?
陶器は「耐環境性」という性質を応用している。半導体が出現し「耐環境性」ではなく、真逆の性質である「環境反応性」が利用されるようになった。陶器から環境に優しいハイテク材料までを科学的視点から講義する。

備考

【教材】
・レジュメ資料
・粘土などの材料はこちらで用意します。

講師陣

名前 渡辺 友亮
肩書き コーディネータ 明治大学理工学部准教授
プロフィール 応用セラミックス研究所・助手を経て現職。専門は無機材料化学。次世代のエネルギー問題を解決すべく、主に太陽光を利用した水素発生光触媒や低消費電力LED照明用窒化物蛍光体および希少金属を使わないリチウムイオン電池用電極材料の開発に注力している。またそれらの材料そのものを環境に優しい方法で創り出すために液相を使った「低環境負荷材料作製プロセス」の開発研究にも力を入れている。
名前 長峯 史紀
肩書き 陶芸家「弦工房」主宰
プロフィール オーソドックスな食器から、伝統的な茶陶、前衛陶磁器まで幅広く制作しています。食器は白磁や染付・上絵付など磁器を中心に、茶陶は志野焼や楽焼などの陶器を中心にしています。前衛陶磁器では、砂や石の粉など調合前の陶芸材料から、加工する前の石などを使い、食器や茶陶と同じ窯で一般的な焚き方で焼き上げています。
名前 中村 利廣
肩書き 明治大学理工学部教授
プロフィール 専門は、分析化学、特にX線分析・原子スペクトル分析・環境分析、など。趣味は、能(謡と仕舞)、鉱物収集、時代小説
資料を請求する

関連講座

質問する

↑ページの先頭へ

© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.