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講座詳細情報

申し込み締切日:2013-05-03 / 文学 / 学内講座コード:13120066

陸軍登戸研究所と生田キャンパス 川崎市教育委員会連携事業

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
5月11日(土)、 5月25日(土)、 6月 8日(土)、 6月22日(土)、 7月 6日(土)
講座回数
5回
時間
10:30~12:00
講座区分
前期 
入学金
 - 
受講料
10,000円
定員
30
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
日本の近現代の歴史は、明治期からアジア太平洋戦争終結まで出兵・事変・戦争の連続でした。戦争と平和を考えるために日本の戦争の歴史をふり返ります。現在の明治大学生田キャンパスの敷地には、かつて日本陸軍の〈秘密戦〉兵器の研究開発機関であった登戸研究所(第九陸軍技術研究所)がありました。登戸研究所と日本陸軍の〈秘密戦〉(防諜・諜報・謀略・宣伝)の実態について検証するとともに、2010年3月に開館した明治大学平和教育登戸研究所資料館の展示内容の紹介とそこでの最新の調査結果もあわせてお話します。

【特記事項】
●会場は生田キャンパス地域産学連携研究センターです。

◆入会金無料
【リバティアカデミー講座「中野キャンパス」「生田キャンパス」開設記念】
2013年度に「中野キャンパス」「生田キャンパス」で実施する講座にお申し込みの方に限り、入会金3,000円(3年度間有効)が無料になります。
※既に他講座で入会手続をされた方には適用されませんので、ご了承ください。
※オープン講座は対象外になりますのでご了承ください。

【講義概要】
第1回 5月11日(土) 陸軍登戸研究所と明治大学生田キャンパス
生田キャンパスの歴史をさかのぼり、日本高等拓植学校時代(1932年~37年)、陸軍登戸研究所時代(1937年~45年)から生田キャンパスの開設までの歴史を解説し、とりわけ登戸研究所の概要について検証します。

第2回 5月25日(土) 登戸研究所の史実が明らかになるまで
登戸研究所で何が行われていたのか。戦後、長く秘密のベールにとざされていました。1980年代から始まった市民運動や高校生たちの調査活動がきっかけとなって、次第に「登戸研究所の真実」が明らかにされていきます。

第3回 6月 8日(土) 風船爆弾によるアメリカ本土攻撃
1944年11月7日から翌年4月上旬まで実施された風船爆弾によるアメリカ本土攻撃について、風船爆弾の開発と作戦の実施過程を検証し、風船爆弾の独特な技術、作戦の真の狙いがどこにあったのかにせまります。

第4回 6月22日(土) スパイ用兵器・謀略用生物兵器の開発
登戸研究所の第二科で開発された様々な毒物・薬物・生物化学兵器・スパイ用品などについて、その特徴と使用目的を検証し、歴史の闇に隠されていた日本陸軍が遂行した〈秘密戦〉の一端にせまります。

第5回 7月 6日(土) 偽札製造と中国における偽札散布
登戸研究所の第三科で製造された中国(蒋介石政権)の偽札について、その目的と日中戦争とのかかわりを検証し、日本陸軍によって実施された中国を舞台とする大規模な偽札散布作戦の真相にせまります。

備考

【教材】
レジュメ資料

講師陣

名前 山田 朗
肩書き 明治大学文学部教授・平和教育登戸研究所資料館館長
プロフィール 1956年生まれ。日本現代史・軍事史を専攻。主な著書:単著『大元帥・昭和天皇』(1994年)、『軍備拡張の近代史』(1997年)、『世界史の中の日露戦争』(2009年)など。共著『登戸研究所から考える戦争と平和』(2011年)など。
名前 渡辺 賢二
肩書き 明治大学文学部兼任講師
プロフィール 1943年生まれ 日本近現代史・歴史教育論を専攻。主な著書:『平和のための「戦争論」』(1999年)、『風刺マンガでまなぶ日本近現代史』(1999年)、『陸軍登戸研究所と謀略戦』(2012年)など。共著『登戸研究所から考える戦争と平和』(2011年)など。
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