講座詳細情報
申し込み締切日:2013-08-09 / 文学 / 学内講座コード:13120065
資源利用からみた縄文社会~縄文文化の最前線~ 川崎市教育委員会連携事業
- 開催日
- 8月17日(土)、 8月24日(土)、 8月31日(土)、 9月 7日(土)、 9月14日(土)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 10,000円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【講座趣旨】
明治大学日本先史文化研究所では考古学と関連科学の研究者が共同で縄文時代社会の特質を解明する研究を進めています。この講座では研究所がこれまでに進めてきた研究の中でも、食文化や生業を中心とした成果をまとめた講座です。本講座では考古学だけでなく形質人類学や年代学などの関連分野の成果も取り入れて、最新の縄文時代研究を分かりやすく講義します。
【特記事項】
●会場は生田キャンパス地域産学連携研究センターです。
◆入会金無料
【リバティアカデミー講座「中野キャンパス」「生田キャンパス」開設記念】
2013年度に「中野キャンパス」「生田キャンパス」で実施する講座にお申し込みの方に限り、入会金3,000円(3年度間有効)が無料になります。
※既に他講座で入会手続をされた方には適用されませんので、ご了承ください。
※オープン講座は対象外になりますのでご了承ください。
【講義概要】
第1回 8月17日(土) 縄文のくらしを掘る~縄文的な知恵と社会のなりたち~
第2回 8月24日(土) 海洋適応と縄文人~暖かい海の恵みと生活~
第3回 8月31日(土) 植物資源の利用~暖かい森のめぐみと生活~
第4回 9月 7日(土) 病気と縄文人~縄文人の憂鬱~
第5回 9月14日(土) 縄文人の食性~あなたはあなたの食べたもの~
明治大学日本先史文化研究所では考古学と関連科学の研究者が共同で縄文時代社会の特質を解明する研究を進めています。この講座では研究所がこれまでに進めてきた研究の中でも、食文化や生業を中心とした成果をまとめた講座です。本講座では考古学だけでなく形質人類学や年代学などの関連分野の成果も取り入れて、最新の縄文時代研究を分かりやすく講義します。
【特記事項】
●会場は生田キャンパス地域産学連携研究センターです。
◆入会金無料
【リバティアカデミー講座「中野キャンパス」「生田キャンパス」開設記念】
2013年度に「中野キャンパス」「生田キャンパス」で実施する講座にお申し込みの方に限り、入会金3,000円(3年度間有効)が無料になります。
※既に他講座で入会手続をされた方には適用されませんので、ご了承ください。
※オープン講座は対象外になりますのでご了承ください。
【講義概要】
第1回 8月17日(土) 縄文のくらしを掘る~縄文的な知恵と社会のなりたち~
第2回 8月24日(土) 海洋適応と縄文人~暖かい海の恵みと生活~
第3回 8月31日(土) 植物資源の利用~暖かい森のめぐみと生活~
第4回 9月 7日(土) 病気と縄文人~縄文人の憂鬱~
第5回 9月14日(土) 縄文人の食性~あなたはあなたの食べたもの~
備考
【教材】
レジュメ資料
レジュメ資料
講師陣
名前 | 阿部 芳郎 |
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肩書き | コーディネータ 明治大学文学部教授(日本先史文化研究所所長) |
プロフィール | 縄文時代の資源利用を主なテーマとして、遺跡を発掘しながら、なぜそこに遺跡が残されたのか、またどのような社会が営まれたのかを考えている。近年は関東地方の縄文時代後期から晩期の地域社会の復元に取り組んでいる。専門は先史考古学。 |
名前 | 樋泉 岳二 |
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肩書き | 早稲田大学講師(日本先史文化研究所研究推進員) |
プロフィール | 遺跡から発見される動物遺存体(貝殻や骨類など)は、道具や施設からだけではわからない、当時の人々のくらしを知るための重要な資料である。現在はその中でも二枚貝の成長線分析から、貝の採集季節を分析し、地域や時代に適応した生業活動の多様性を解明する研究を進めている。専門は動物考古学。 |
名前 | 栗島 義明 |
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肩書き | さいたま史跡の博物館学芸員(日本先史文化研究所研究推進員) |
プロフィール | 縄文時代は多様な資源を利用した時代である。石器の石材をはじめ、装飾石製品のヒスイやコハク、森林資源としてのドングリや木材など多種多様である。またこれらの資源には広く流通するものもあり、当時の社会の特徴を反映している。現在はこうした資源利用の在り方から縄文社会の特質を解明する研究を進めている。専門は先史考古学。 |
名前 | 谷畑 美帆 |
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肩書き | 日本先史文化研究所研究推進員 |
プロフィール | ヒトの体は成長の過程や、生活環境によって変化するが、その中には病気や怪我などの痕跡が骨に刻まれていることがある。そのため、遺跡から発見される人骨は、当時の人々の生活や文化伝統を知ることが出来る重要な情報源となる。現在は縄文時代から弥生時代への変化を古病理学や形質人類学から検討をすすめている。専門は古病理学・考古科学。 |
名前 | 吉田 邦夫 |
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肩書き | 東京大学総合研究博物館特招研究員(日本先史文化研究所研究推進員) |
プロフィール | 考古学資料を理化学的な手法で分析することによって、外観ではわからない年代や材質についての多くの情報を取り出すことができる。また、人骨や土器に付いたおこげの安定同位体分析から当時の食性を知ることもできるようになってきた。現在は同位体を利用して遺跡や遺物の年代測定や古食性の解明、漆の産地推定等を進めている。専門は年代学・考古科学。 |