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講座詳細情報

申し込み締切日:2013-04-22 / 文学 / 学内講座コード:13120054

定家・長明・西行

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
4月30日(火)、 5月14日(火)、 5月28日(火)、 6月11日(火)、 6月25日(火)、 7月 9日(火)
講座回数
6回
時間
15:00~16:30
講座区分
前期 
入学金
3,000円
受講料
15,000円
定員
50
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
平安から鎌倉期へかけての、当時の人びともそれを「乱世」とか「末代」とか呼んだ、あらゆる価値体系が崩壊し喪失した時代に、自己の生きるべき道を探求しつづけた代表的な詩的個性として、西行法師と鴨長明と藤原定家がおります。これら三つの詩的個性が、いったい歴史的存在としての自己のありどころを、どこに求め、どのように生きたか、という生の軌跡を尋ねてみようと思います。三人の生きた時期が逆の順に並べられている理由は、講義のなかでおのずから明らかになるでしょう。

【特記事項】
【参考】今年度後期予定(後期からの募集となります。詳細は後期パンフレットを御覧下さい。)
9/17(火)第7講 長明から蓮胤へ――(2)方丈記の史的意義
10/1(火)第8講 長明から蓮胤へ――(3)発心の楽しみ
10/15(火)第9講 西行の中世――(1)遁世の意味するもの
10/29(火)第10講 西行の中世――(2)勅撰歌人からの脱落
11/12(火)第11講 西行の中世――(3)月と花と孤独者と
11/26(火)第12講 西行の中世――(4)小夜の中山のかなたに
12/10(火)第13講 終章――芭蕉への道

【講義概要】
第1回 4月30日(火) 第1講 序章――伝統のなかの創造

第2回 5月14日(火) 第2講 定家の詩学――(1)御子左家と明月記

第3回 5月28日(火) 第3講 定家の詩学――(2)紅旗征戎ハ吾事二アラズ

第4回 6月11日(火) 第4講 定家の詩学――(3)言葉の純粋詩

第5回 6月25日(火) 第5講 定家の詩学――(4)自然からの復讐

第6回 7月 9日(火) 第6講 長明から蓮胤へ――(1)和歌所寄人長明

備考

【教材】
レジュメ資料

講師陣

名前 大野 順一
肩書き 詩人・日本文芸家協会会員
プロフィール 筆名大野純。元明治大学文学部教授。専攻は平家物語、日本文芸思想史。主著『平家物語における死と運命』『死生観の誕生』『詩集幻化逍遥』『詩と死と実存-日本文芸思想史研究』(第5回茗水クラブ学術奨励賞受賞)『色好みの系譜-日本文芸思想史』『句集風吟帖』『わが内なる唐木順三』『芭蕉と生きる十二の章』『歴史のなかの平家物語』(論創社)ほか、編著・論文など多数。
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