講座詳細情報
申し込み締切日:2013-04-11 / 文学 / 学内講座コード:13120047
万葉集の世界 -巻七を読む-
- 開催日
- 4月19日(金)、 5月10日(金)、 5月31日(金)、 6月21日(金)、 7月12日(金)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 17:00~18:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 10,000円
- 定員
- 40
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
巻七は「雑歌」「譬喩歌」「挽歌」の三分類によって構成された歌巻です。
『人麻呂歌集』を主要な資料とした最初の巻であり、それを規範に押し立てた古今構造となっています。その構造が巻十にも共通することから、巻七と巻十はともに共通資料を勘案しながら、四季の歌は巻十、それ以外の巻七としてまとめられたものと考えられています。また、『人麻呂歌集』所出以外のほとんどが作者不明であることもこの巻の大きな特徴です。
このように人麻呂の歌が規範となりつつも、譬喩歌という分類や四季による分類が生まれた時代の歌を味わいたいと思います。
【特記事項】
●後期開講予定(後期募集となります。詳細は後期パンフレットをご覧ください。)
巻八・巻十を読む
・巻八・巻十の構造と成立
・春の歌
・夏の歌
・秋の歌
・冬の歌
【講義概要】
第1回 4月19日(金) 天地の風物を詠む
第2回 5月10日(金) 羈旅の歌(1)西日本
第3回 5月31日(金) 羈旅の歌(2)東日本
第4回 6月21日(金) 旋頭歌の世界
第5回 7月12日(金) 比喩歌と人麻呂歌集
巻七は「雑歌」「譬喩歌」「挽歌」の三分類によって構成された歌巻です。
『人麻呂歌集』を主要な資料とした最初の巻であり、それを規範に押し立てた古今構造となっています。その構造が巻十にも共通することから、巻七と巻十はともに共通資料を勘案しながら、四季の歌は巻十、それ以外の巻七としてまとめられたものと考えられています。また、『人麻呂歌集』所出以外のほとんどが作者不明であることもこの巻の大きな特徴です。
このように人麻呂の歌が規範となりつつも、譬喩歌という分類や四季による分類が生まれた時代の歌を味わいたいと思います。
【特記事項】
●後期開講予定(後期募集となります。詳細は後期パンフレットをご覧ください。)
巻八・巻十を読む
・巻八・巻十の構造と成立
・春の歌
・夏の歌
・秋の歌
・冬の歌
【講義概要】
第1回 4月19日(金) 天地の風物を詠む
第2回 5月10日(金) 羈旅の歌(1)西日本
第3回 5月31日(金) 羈旅の歌(2)東日本
第4回 6月21日(金) 旋頭歌の世界
第5回 7月12日(金) 比喩歌と人麻呂歌集
備考
【教材】
・レジュメ資料
・参考文献『万葉集―全訳注原文付(一)~(四)』(中西進著、講談社文庫)
・レジュメ資料
・参考文献『万葉集―全訳注原文付(一)~(四)』(中西進著、講談社文庫)
講師陣
名前 | 堂野前 彰子 |
---|---|
肩書き | 明治大学兼任講師 |
プロフィール | 明治大学大学院修了。博士(文学)。専攻は日本古代文学。記紀万葉、風土記における「性」及び「交易」についての研究を行う一方、琉球研究の一環として『遺老説伝』の注釈作業に携わる。主な論文に、『神話としての「一夜孕み」』、『移動する神と人』、『歌語としての「奥妻」-越中の家持-』、『「遺老説伝」と貨幣』などがある。 |