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講座詳細情報

申し込み締切日:2013-04-03 / 文学 / 学内講座コード:13120033

古写真を楽しむ!幕末・明治の古写真講座 写真伝来から写真が日本に馴染むまで

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
4月11日(木)、 5月 9日(木)、 6月13日(木)、 7月11日(木)、 8月 8日(木)、 9月12日(木)
講座回数
6回
時間
13:00~14:30
講座区分
前期 
入学金
3,000円
受講料
16,000円
定員
40
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
ダゲレオタイプという写真技術がやっと実用化され、世界で初めて公表されたのは1839年のパリでした。すぐに大ブームとなり写真は欧米に広まります。この講座では、鎖国から開国へと日本が大きく変貌する時代の荒波の影で、写真という技術がいったい日本にどうやって伝わり、浸透していったのか。そして写真にまつわるエピソードや、そこに秘められた当時の世相など、古写真に写された当時の画像を見せながら楽しく解説してゆきます。是非知っておいて欲しい日本の写真の歴史。古写真の世界でタイムスリップはいかがでしょうか。

【講義概要】
第1回 4月11日(木) 写真誕生から日本人が写された最古の写真
ダゲレオタイプから湿板写真までの写真技法が進化した経緯や、日本人が写された最古の写真、また幕末期に写された日本人の撮影秘話などを紹介します。

第2回 5月 9日(木) 営業写真師の開祖、鵜飼玉川と下岡蓮杖、そして上野彦馬
開国したばかりの日本で鵜飼玉川と下岡蓮杖、上野彦馬が営業写真師となりました。彼らがどのように写真術を習得し、写真館を開業したのか、その経緯を辿ります。

第3回 6月13日(木) 開国後に日本にやって来た外国人写真家たち
幕末から明治初期にかけて、横浜や長崎の居留地で写真館を開業したり、また短期間の滞在で来日した外国人写真家たちが、当時の日本を撮影した貴重な写真を紹介します。

第4回 7月11日(木) 当時の技法で写真に写る心得
ダゲレオタイプや湿板写真は、今より露光時間が長く、肌が黒く写ってしまいました。当時の人はどうやって写されていたのかを検証します。

第5回 8月 8日(木) 江戸城周辺を古写真の中で歩く
明治になって荒廃していった江戸城の姿を紹介します。また、明治初期に写された江戸城の城門の写真と現在の写真とを見比べ、その変貌を追います。

第6回 9月12日(木) 古写真に写された日本の風俗
日本の風俗写真に写された、今では使われなくなった道具や、当時の食べ物や飲み物など、また風刺的に演出された写真などを紹介します。

備考

【教材】
各種画像

講師陣

名前 Mike Maksimuk
肩書き 明治大学法学部教授
プロフィール 19世紀写真史の専門家。NHKラジオ第一放送「マイクのひとくち英会話」制作者兼講師を9年間務める。趣味は英語教授以外にネイチャー/ストリート・フォトグラフィー。
名前 井桜 直美
肩書き 古写真研究家 日本カメラ博物館
プロフィール 平成3年より幕末明治の写真の収集及び研究に興味を深め、古写真研究家として雑誌等に執筆活動を始める。平成12年、「セピア色の肖像」(朝日ソノラマ)を出版。平成16年より日本カメラ博物館の古写真研究員となり、毎年2回開催する古写真展を担当する。
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