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講座詳細情報

申し込み締切日:2013-04-17 / 文学 / 学内講座コード:13120025

なぜ人は旅に出るのか その10

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
4月25日(木)、 5月 9日(木)、 5月30日(木)、 6月 6日(木)、 6月20日(木)、 7月 4日(木)、 7月18日(木)、 9月26日(木)、10月 3日(木)、10月17日(木)、10月31日(木)、11月14日(木)、11月28日(木)、12月 5日(木)
講座回数
14回
時間
13:00~14:30
講座区分
前期 
入学金
3,000円
受講料
35,000円
定員
50
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
往古より人々は旅に出ました。なかでも、日本人は旅が大好きです。遥か昔、我々の祖先は、大海原を越えて、この日本にやってきました。それ以来の血が、我々を旅へと駆り立てるのでしょうか。
人は心の故郷を旅に求めようとします。心を癒す旅もあれば、涙の旅もあります。恋する人に会うための旅、自らを見つめなおす旅、就職や結婚のための旅・・・・・・。旅の喜びもあれば、苦しみや、辛さもあります。
思えば、人生そのものが旅だと言えるでしょう。本講座では、様々な視点から皆様と一緒に「旅行」ではなく、「旅」を考えます。今年度は出雲・松江地方を旅する予定です。

【特記事項】
フィールドワークに関する費用は別途実費。

【フィールドワーク】
「大遷宮の出雲大社と小泉八雲の松江を尋ねる」
◆日程(予定):5/17(金)~5/19(日)

【講義概要】
第1回 4月25日(木) 聖地・出雲の魅力

第2回 5月 9日(木) 西行の熊野

第3回 5月30日(木) 西行の「みちのく」

第4回 6月 6日(木) 沙門空海の旅と建築I
修行時代と中国:山岳信仰建築之様相-福島県棚倉八槻家の建築を事例に-

第5回 6月20日(木) 沙門空海の旅と建築II
帰朝から入定まで:神護寺・高野山金剛峯寺・教王護国寺(東寺)の諸建築

第6回 7月 4日(木) 遊行上人の現世利益

第7回 7月18日(木) 遊行上人の来世往生

第8回 9月26日(木) 明治維新の魁・天誅組の軌跡

第9回 10月 3日(木) 杉並の歴史・文化を辿る(その2)

第10回 10月17日(木) フィールドワーク
井草八幡・善福寺公園・東京女子大ほかを辿る歴史・文化

第11回 10月31日(木) ファールン鉱山を訪ねる スウェーデン編(前編)

第12回 11月14日(木) 処女の泉をさがして スウェーデン編(後編)

第13回 11月28日(木) 他界への旅

第14回 12月 5日(木) 富士山と文学・芸術

備考

【教材】
レジュメ資料

講師陣

名前 林 雅彦
肩書き 明治大学法学部教授・同大学院教養デザイン研究科担当
プロフィール 1944年東京都生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。専攻は説話文学・絵解き、アジアの宗教民俗学。単著・共著・編著に『日本の絵解き―資料と研究』、『絵解きの東漸』、『日本における民衆と宗教』、『「生と死」の東西文化史』『唱導文化の比較研究』など多数。絵解き研究で第6回日本古典文学会賞受賞。現在説話文学会代表委員、国際熊野学会代表委員。新宮市市政功労者。
名前 松崎 照明
肩書き 日本建築意匠研究所・明治大学大学院理工学部兼任講師
プロフィール 博士(工学)。専門は日本建築史・意匠学。著作に『懸造の研究』(私家版)、『出羽三山修験の建築・羽黒山三神合祭殿』「佛教芸術」248号、『日本建築様式史』(共著、美術出版社)など。
名前 中西 満義
肩書き 上田女子短期大学教授
プロフィール 1959年石川県生まれ。明治大学大学院文学研究科日本文学専攻・博士後期課程中退。上田女子短期大学国文科専任講師、助教授を経て、現在、教授、総合文化学科学科長。専攻は、西行を中心とした中世和歌文学。論文に『西行の四国への旅―崇徳院との関わりを中心にして―』、『西行―生得歌僧の旅―』、『歌人としての道真』、『和歌文学に現れた「紅」』など。
名前 立野 正裕
肩書き 明治大学文学部教授
プロフィール 1947年生まれ。岩手県立遠野高校卒業後、明治大学文学部に入学。同大学院修士課程文学研究科を終了後、文学部教員として英米文学と西洋文化史を研究。反戦の思想に立ち、今日の芸術と文学の非暴力探求の可能性を研究している。また「道の精神史」の実践として主に西欧への旅を重ねる。
主要著書に『精神のたたかい――非暴力主義の思想と文学』『黄金の枝を求めて――ヨーロッパ思索の旅』『世界文学の扉をひらく』(全十巻、現在三巻まで刊行中)などがある(すべてスペース伽耶刊)。
近刊予定として『光の記憶を探して――続ヨーロッパ思索の旅』(仮題)と『日本文学の扉をひらく』(第一巻)がある。
名前 圭室 文雄
肩書き 明治大学名誉教授
プロフィール 日本宗教史、日本文化史専攻。主著に『江戸幕府の宗教統制』(評論社)、『神仏分離』(教育社)、『總持寺祖院古文書を読み解く』(曹洞宗宗務庁)、『日本仏教史 近世』(吉川弘文館)、『葬式と檀家』(吉川弘文館)等。
名前 玉本 太平
肩書き 目白大学短期大学部非常勤講師、観光プロデューサー
プロフィール 1953年奈良県・東吉野生まれ。日本大学法学部卒業。明治大学大学院教養デザイン研究科博士前期課程修了。株式会社ジャルパックに入社し、成田空港勤務、ミクロネシア駐在、ツアーコンダクターを歴任後、学校法人トラベルジャーナル学園で旅行業全般の教鞭を執る。日本の歴史・文化・伝承を基にして、郷里を中心に地域振興に取り組む。
名前 金山 秋男
肩書き 明治大学法学部教授・明治大学死生学・基層文化研究所
プロフィール 1948年栃木県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。専攻は死生学、宗教民俗学。著書に『「生と死」の図像学』、『巡礼-その世界』、『人はなぜ旅にでるのか』、『生と死の東西文化史』(いずれも共著)など。道元の「正法眼蔵」に関するものを中心に、仏教思想関係論文多数。現在、明治大学野生の科学研究所副所長、明治大学死生学・基層文化研究所所長、国際熊野学会副代表、日本臨床美術協会理事。
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