講座詳細情報
申し込み締切日:2013-05-03 / 文学 / 学内講座コード:13120021
フランス体験講座 ―フランスを歩く・見る・食べる―
- 開催日
- 5月11日(土)、 5月25日(土)、 6月 8日(土)、 6月22日(土)、 7月 6日(土)、 7月20日(土)
- 講座回数
- 6回
- 時間
- 15:30~17:00
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 15,000円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【講座趣旨】
メディアでも比較的よくとり上げられるフランスは、特に未知の国というわけではないかもしれません。しかし、フランスの地域文化には、まだまだ知られていない「奥深い味」があります。本講座では、フランス、あるいはフランス語圏で暮らした経験を持つ講師陣が「歩く・見る・食べる」を切口に、伝統的なお祭りや、人々に親しまれている新たな行事、名所あるいは食材などを通してさまざまな地域をご紹介します。伝統を守り伝える心意気と、変化に富んだ多様な文化が共存するフランスの息づかいを体感する、新たな発見の旅にご一緒しませんか?
【講義概要】
第1回 5月11日(土) パリ
1789年7月14日、バスティーユ監獄が襲撃され、フランス革命ははじまった。この日は現在でも革命記念日として祝日になっている。授業ではこの日のイべントと歴史について触れたい。また、「祭り」一般と関係の深い「お菓子」についても話したい。
第2回 5月25日(土) ブルターニュ
ケルト的伝統を濃厚に宿すブルターニュの魅力を、パルドン祭りを中心に紹介します。フランス人の「原郷」的世界を味わってもらえたらと思います。
第3回 6月 8日(土) 光の街リヨン
マリア信仰の高まりを受けて19世紀半ばに始まった「光の祭典」。現在では、世界中から人びとを集めるリヨン最大のイヴェントである。この祭りの紹介を軸に、リヨンの過去と現在の一端に触れたい。
第4回 6月22日(土) アルプスの山とガイド祭
フランス・アルプスの山々が集まるサヴォワ地方とその中心地シャモニ。そこに育まれた山の文化、そして山岳ガイドたちが受け継いできたガイド祭。それらに触れながら、教室でのアルプストレッキングに出かけましょう。
第5回 7月 6日(土) 南仏の道を歩こう
南仏といえば、光、木々や花の香り、蝉の声、紺碧の海、色鮮やかな料理などが思い浮かびます。人々の暮らしや多くのアーティストに深く影響を与えた、さまざまな南仏の伝統を発見しましょう!
第6回 7月20日(土) 19世紀のパリ万国博覧会
19世紀に1855年、1867年、1878年、1889年、そして1900年と都合5回開催されたパリ万国博覧会を契機にして起こった社会の変容について考えていきたいと思います。
メディアでも比較的よくとり上げられるフランスは、特に未知の国というわけではないかもしれません。しかし、フランスの地域文化には、まだまだ知られていない「奥深い味」があります。本講座では、フランス、あるいはフランス語圏で暮らした経験を持つ講師陣が「歩く・見る・食べる」を切口に、伝統的なお祭りや、人々に親しまれている新たな行事、名所あるいは食材などを通してさまざまな地域をご紹介します。伝統を守り伝える心意気と、変化に富んだ多様な文化が共存するフランスの息づかいを体感する、新たな発見の旅にご一緒しませんか?
【講義概要】
第1回 5月11日(土) パリ
1789年7月14日、バスティーユ監獄が襲撃され、フランス革命ははじまった。この日は現在でも革命記念日として祝日になっている。授業ではこの日のイべントと歴史について触れたい。また、「祭り」一般と関係の深い「お菓子」についても話したい。
第2回 5月25日(土) ブルターニュ
ケルト的伝統を濃厚に宿すブルターニュの魅力を、パルドン祭りを中心に紹介します。フランス人の「原郷」的世界を味わってもらえたらと思います。
第3回 6月 8日(土) 光の街リヨン
マリア信仰の高まりを受けて19世紀半ばに始まった「光の祭典」。現在では、世界中から人びとを集めるリヨン最大のイヴェントである。この祭りの紹介を軸に、リヨンの過去と現在の一端に触れたい。
第4回 6月22日(土) アルプスの山とガイド祭
フランス・アルプスの山々が集まるサヴォワ地方とその中心地シャモニ。そこに育まれた山の文化、そして山岳ガイドたちが受け継いできたガイド祭。それらに触れながら、教室でのアルプストレッキングに出かけましょう。
第5回 7月 6日(土) 南仏の道を歩こう
南仏といえば、光、木々や花の香り、蝉の声、紺碧の海、色鮮やかな料理などが思い浮かびます。人々の暮らしや多くのアーティストに深く影響を与えた、さまざまな南仏の伝統を発見しましょう!
第6回 7月20日(土) 19世紀のパリ万国博覧会
19世紀に1855年、1867年、1878年、1889年、そして1900年と都合5回開催されたパリ万国博覧会を契機にして起こった社会の変容について考えていきたいと思います。
備考
【教材】
レジュメ資料
レジュメ資料
講師陣
名前 | 高瀬 智子 |
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肩書き | コーディネータ・明治大学農学部准教授 |
プロフィール | 専門分野はフランス18世紀の演劇史です。フランスの色々な地方に足を運ぶと、そこに暮らす人々がその 土地に対して抱いているココロが感じられることがあります。お祭りやイベントで盛りだくさんの6回の講座=旅をみなさんと共に楽しませていただきます! |
名前 | 岩野 卓司 |
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肩書き | 明治大学法学部教授 |
プロフィール | 現代フランスの思想から、精神分析、現象学、宗教哲学までを研究対象としています。また、料理や衣服のような日常的なものについても哲学的関心があります。フランス留学時代は、パリの屋根裏部屋で貧乏生活をしていました。著訳書:『ジョルジュ・バタイユ -神秘経験をめぐる思想の限界と新たなる可能性-』(2010)、ラクシモヴ、『失われたパリを求めて -マルセル・プルーストが生きた街』(春風社)(共訳)(2010) |
名前 | 田母神 顯二郎 |
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肩書き | 明治大学文学部教授 |
プロフィール | 早稲田大学文学部卒業、パリ第8大学博士課程修了、文学博士、フランス近現代詩を中心に、フランス思想や美術史も研究しています。一見かけはなれたもの同士の間での、思いがけない関係の「発見」を大事にしています。 |
名前 | 前田 更子 |
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肩書き | 明治大学政治経済学部専任講師 |
プロフィール | 専門は近現代フランス史。とくに19世紀の学校教育と宗教的なものの歴史を研究対象としている。 著書として、『私立学校からみるフランス近代―リヨンのエリート教育―』がある。2000年~03年にリヨンに留学し、その後もこの街の歴史を研究している。 |
名前 | 飯田 年穂 |
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肩書き | 明治大学政治経済学部教授 |
プロフィール | 大学ではフランスを中心としたヨーロッパ文化の講義を担当。山が好きで毎年ヨーロッパを訪れアルプスに登り、大学の山岳部長。著書に『問いかける山』『語りかける山』など、山岳雑誌に記事を書いたりしています。日本山岳文化学会理事。 |
名前 | Florence Mermet Ogawa |
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肩書き | 明治大学商学部教授 |
プロフィール | フランス ジュラ県出身。少女時代の5年間をドイツで過ごし、パリの大学で日本語・ロシア語を学んだ後 来日。江戸時代に魅了され「江戸時代の旅」の研究を続行中です。フランスでは日本、日本ではフランスのことを紹介し、二つの文化を身につけている気がします。旅が好き。 |
名前 | 鹿島 茂 |
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肩書き | 明治大学国際日本学部教授 |
プロフィール | 19世紀フランスを専門とし、バルザック、ゾラ、ユーゴーらを題材にしたエッセイで知られるが、その他にも幅広い分野での評論活動を行っている。古書マニア(19世紀フランスの希覯書が主な対象)としても有名で、猫好きでもある。 |