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講座詳細情報

申し込み締切日:2012-09-27 / 文学 / 学内講座コード:12220049

『伊勢物語』を楽しむ(さらぬ別れのありといへば)

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
10月 5日(金)、10月19日(金)、11月 2日(金)、11月16日(金)、11月30日(金)、12月14日(金)、 1月11日(金)、 1月25日(金)、 2月 8日(金)、 2月22日(金)、 3月 1日(金)
講座回数
11回
時間
10:30~12:00
講座区分
後期 
入学金
3,000円
受講料
24,000円
定員
30
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
平安時代の歌物語として有名な『伊勢物語』は、「みやび」の文学として古くから愛されてきました。業平を思わせる「男」の一代記のような形をとりながらも、一つ一つの章段はそれぞれ独立性をもち、極めて完成度の高い文章をもって語られています。
この講座では、その各章段を丁寧に読み解きながら、表現の機微を味わい、文章の魅力を楽しみたいと思います。古典をゆっくり、じっくり読んでみたいと思っている方にお勧めします。なお、一回一回読み切りの形をとりますので、『伊勢物語』を初めて読む方も気軽にご参加ください。

【講義概要】
第1回 10月 5日(金) 『伊勢物語』を読むために

第2回 10月19日(金) 「氏の中の親王」(七九段)・「春はいくかも」(八〇段)

第3回 11月 2日(金) 「河原院の塩釜」(八一段)

第4回 11月16日(金) 「小野の雪」(八三段)

第5回 11月30日(金) 「さらぬ別れのありといへば」(八四段)

第6回 12月14日(金) 「雪に振りこめられたり」(八五段)

第7回 1月11日(金) 「いと若き男女」(八六段)・「月をもめでじ」(八八段)

第8回 1月25日(金) 「なき名」(八九段)・「あな頼みがた」(九〇段)

第9回 2月 8日(金) 「春を惜しむ」(九一段)・「棚なし小舟」(九二段)

第10回 2月22日(金) 「あふなあふな」(九三段)

第11回 3月 1日(金) 「絵かく女」(九四段)

備考

【教材】
テキストは初回にご案内します。

講師陣

名前 山口 佳紀
肩書き 聖心女子大学名誉教授
プロフィール 1940年千葉県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。文学博士。専攻は日本語史研究。古代日本語の文法、文体、語彙などの研究を進めるかたわら、『古事記』『万葉集』『古今集』『伊勢物語』などの注釈的研究や表現分析に取り組んでいる。著書に『古代日本語文法の成立の研究』(有精堂出版、1985年、新村出賞受賞)、『古事記の表現と解釈』(風間書房、2005年)、『万葉集字余りの研究』(塙書房、2008年)、『古代日本語史論究』(風間書房、2011年)など。
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